献血をしたら血液感染症にかかっていた話

相方(パートナー)が性病にかかってしまったらどうしますか?

性病(STD)には様々な種類があります。

  • HIV感染症(エイズ)
  • 淋菌感染症(淋病)
  • 梅毒
  • 性器クラミジア感染症(クラミジア)
  • B型肝炎
  • C型肝炎

など。

一般的に性病と呼ばれるものは20種類以上あり、性行為によって感染します。

性病=性的関係をもったからかかった。ということですが、性病と呼ばれている病気は、薬害による感染も考えられます。

○ 正解 ○ 性病⇒エイズ

×間違い× エイズ⇒性病

性病にエイズは含まれますが、エイズだからといって性的行為によって感染したと決めつけてはいけません。

※これは他の病気も同じです

「今後の献血はご辞退ください」と言われたら?

先日、夫が献血に行ってきました。

血の気の多い夫は、若い頃からよく献血に行っていたのです。

うーと

ちょっと血抜いてもらったら?

夫も50歳を過ぎたので、血の気の多さは人並みになってきましたが、400ccくらい抜いてもらってちょうどいいんです。

そんなわけで、先月フラッと寄ったショッピングモールでした「献血の検査結果」が返ってきたのですが、そこには、

「今後の献血はご辞退をお願いいたします。」

と書かれていたんです。

私は献血していないのに、血の気がサーーーっと引きました。

献血で発覚!B型肝炎に感染

なんとビックリ!

いつの間にか、B型肝炎に感染して、いつの間にか治っていたようなのです。

B型肝炎(HBV)とは?

肝炎を起こすウイルスには、A型、B型、C型、D型、E型などがあり、血液・体液を介して感染する肝臓の病気です。

B型肝炎には、感染した時期や感染したときの健康状態によって、

  • 一過性の感染(過去に感染したことがある。という状態)
  • ほぼ生涯にわたり感染が継続(持続感染・HBVキャリア)

の2つに大別されます。

日本国内でB型肝炎ウイルスに感染している人は、130~150万人(100人に1人)と推定されます。

※日本赤十字社の冊子より抜粋

B型肝炎はうつるの?普段の生活は大丈夫?

B型肝炎(キャリア)の場合、

  • 性行為
  • 輸血
  • 出産時

などで感染することがあります。

輸血に関しては、近年での感染はないようです。(今は、献血の前検査でしっかり調べてます。それでうちの夫が引っかかったんですね。)

そして、出産時の母子感染ですが、1985年以降は妊娠検査で必ず調べています。

2008年生まれの息子の母子手帳

粘膜・体液・血液などが触れるような、関わり合い(注射器を使いまわして打ったりとか)をしなければうつりません。

つまり、普通の日常生活を送る上でうつることは少ないのです。

また、キャリアでない場合(今回のうちの夫のように、いつの間にか感染していつの間にか治っている場合など)は、日常生活以上のことをしても感染することはまずないそうです。

避けたほうがよいこと(B型肝炎キャリアの場合)

  • 血液が不着する可能性があるもの(カミソリ・歯ブラシなど)の共有はやめましょう
  • 血液や分泌物がついたものは流水で良く洗うか捨てましょう
  • 流血のケガ・鼻血などはなるべく本人で手当てし、他者が手伝う場合は血液や分泌物がつかないように注意しましょう
  • 性行為をする相手を選びましょう(相手に免疫がなければNG)

※B型肝炎ウイルス検査パンフレットより

無料で肝炎検査ができる

パートナーが感染していた場合、あなたも感染している可能性があります。

肝炎検査は、各病院・自宅でキットを使って・保健所などで受けることができます。

誰にも知られたくない場合は、自宅で検査する方法もあります。(心当たりの行為があって、検査する場合は、その行為をしたあと3ヶ月くらいしてからでないと検査に反応しません)

自宅で簡単!肝炎検査

でも、保健所(地域によっては指定の医療機関なども)では、無料で検査ができます!

保健所での検査は無記名で受けることができますが、田舎の場合、保健所の人と顔見知りだったりしますよね。

その場合は、隣町まで足を伸ばしましょう!

ただし、検査結果は本人が聞きに行かないといけないことが多いので、2回は行かないといけません。

また、検査結果が陽性だった場合は、紹介状を書いてもらうこととなり、身元がバレてしまいます。

保健所の住所や電話番号は、肝炎ネットで検索してみてくださいね。

夫婦の危機!?

私は、献血の検査結果が届いた翌日すぐに保健所に電話しました。

私の地域の保健所では、第一・第三木曜日に予約制で1時間30分(1人30分なので3人)のみ受け付けをしています。

私が電話をしたのが、たまたま第三木曜日だったため、その日の夜間に特別検査をしてくれることとなり、息子と2人検査を受けに行きました。

ただ、我が家の場合、夫はいつの間にか感染していつの間にか治っている状態なので、

  • 日常の生活で注意することはない(夫婦生活もOK)
  • 病院を受診する必要はない
  • 日常生活で他人に感染させる心配はない

という状況なんです。

スタッフ

息子さんに感染している可能性は限りなく低いので、こちらで検査はできません。

と言われてしまいました。

私についても、

スタッフ

大丈夫だと思いますが、心配なら受けてみますか?

というスタンスでした。

1週間ドキドキしながら検査結果を待っていたら・・・陰性でした。

うーと

よかった。

保健所で受けれる無料のものは、B型肝炎キャリアでないかを調べてもらうことはできますが、私の夫のように、過去に感染していた(いつの間にかかかっていつの間にか治っていた)かどうかは調べてもらえません!

献血へ行けば無料で検査を受けれるから献血へ行くというのは絶対ダメ!

どうしてB型肝炎になったの?

最初は、「何かの間違いだろう」と思っていました。

送られてきた検査結果にも「稀に陰性なのに陽性って出ることもある」って書いてありましたし。

でも、これを医療関係者に聞くと、「その稀は本当に「稀」で、陽性だったのならほぼ間違いないと思うよ」と言われてしまいました。

仕事中に、誰かの血液が粘膜に触れ…るような仕事ではないですし、輸血が必要になるような大きなケガをした。なんてことは結婚してから一度もありません。

つまり、浮気したってこと?

私と結婚前に…と思いたいところですが、結婚後何度か献血していて、一度もこんな検査結果が返ってきたことはありませんでした。

やっぱり、浮気したってことよね。

※平成24年8月以降献血での検査基準が変わっていました。(詳しくはこちら⇒日本赤十字社) 今まで、血液中にウイルスがいない場合は献血できていたんです。 これで、結婚前に感染していた可能性が出てきました。

もし性行為による心当たりがあるのなら

私は、他人の浮気とか不倫とかに、どうこういうつもりはありません。

その人それぞれの許せる範囲があるでしょうから、お互いがしっかり話し合えばよいと思います。

ただ、もし自分が性病に感染したとわかったなら、言いにくいとは思いますが、早めにパートナーにも知らせてください!

うーと

浮気はいいけど、病気はもらってこないでね!

最後に

B型肝炎については、今の日本では、輸血などで感染することはほぼなくなりました。

しかし、中ほどに書きましたが、日本でも母子感染・医療行為での感染が多くあった時期があります。

医療従事者の場合は最善の注意を払ってはいますが、仕事上感染するリスクはゼロではないでしょう。

何度も言いますが、HIVもB型肝炎も日常生活をしていく上で、他の人にうつったりすることはほぼありません。

私の夫はいつ感染したのかわかりませんし、いつの間にか治ってはいますが、再発の可能性はゼロではありません。

いまは、B型肝炎の予防接種もありますし、家族だけでなくすべての人の正しい認識と理解が必要だと思います。

追記

ブログを一部書き直しています。

  • 「薬害のB型肝炎の方に失礼だ!」
  • 「浮気でうつたっと決めつけるな」

という方がいらしたからです。

薬害に関しては最初から記事の冒頭・中ほどでもきちんと記載していたのですが、ブログタイトルが奇抜すぎたこと、最初に「浮気でうつったと決めつけている」という趣旨のつぶやきをした人物からの情報で記事を読んだ場合などには、浮気の部分以外が目立たないと思い、文字色を変更したり、文章を付け加えたりしました。

そして、「浮気でうつった」というのは、誤解だったわけですが、数年前までよく献血をしていて(このこともブログの中で2ヶ所も書いていました)今まで陰性だったのに、今回陽性だったこと、結婚後は手術などもなく、医療系の仕事でもないこと。(これも書いていました)

それらを考えて「浮気?」と書きました。

上記の場合、感染経路が浮気でないのなら、空気感染など日常生活を送る上での感染ということになります。

つまり、最初のブログを読んで、「浮気でうつったっていうのはけしからん」という人は「B型肝炎は空気感染する」ということを言いたいのかもしれません。(実際にそういう考え方のお医者様もいらっしゃるようです)

※何度も同じことを言いますが今回は平成24年8月に「献血の検査基準がかわった」ということが原因でした。 夫が最後に受けた献血がちょうどこれの少し前だったため、今までの献血では陰性と判断されていたものが、陽性と判断されることになりました。 これにより、夫は薬害かもしれませんし、結婚前(もちろん結婚後かもしれませんけど)の行為による感染かわからなくなりました。

しかし、B型肝炎の近年の感染経路で最も多いのは性行為によるものというのは事実です。

薬害で苦しんでいる方がいるのも事実ですし、差別行為で苦しんでいる方がいるのも事実です。

デリケートな問題なのはわかりますが、ただ誰かを攻撃するだけで問題をうやむやにしてしまうのはどうかと思います。