先日人間ドックへ行ってきました。
採血がありました。
泣きました。
43歳のおばさんが、恥ずかしいですよね。
わかってます。
でも、耐えられないんです!
注射が嫌い
私は先端恐怖症です。
でも、注射が苦手な理由は先端が怖いからではありません。
そもそも、注射の針は怖くないのです。
なので、針が刺さるのを見なければいいという問題ではありません。
注射と採血
私は注射は苦手ですが、まだなんとかなります。
それは、針が刺さっている時間が短いから。
採血は何本とるかにもよりますが、かなり長い間針が刺さっています。
それがダメなんです。
注射と採血の違い
注射は身体の中に何かを注入すること。
予防接種などは注射です。
採血は血を抜くこと。
同じ針を刺す行為でも、やってることは真逆です。
点滴と献血
一度だけ献血をしたことがあります。
でも、真っ青になって震え出してしまい、逆に看護師さんに迷惑をかけしました。
それ以来、献血センターへは行っていません。
点滴をしたのは、出産したときだけです。
無痛分娩ってどうなの?
(無痛分娩・陣痛促進剤使用)
そのときは、点滴で気持ち悪いのか陣痛が気持ち悪いのかもう何がなんだかわからない状態だったので、よくわかりませんが、精神が安定しているときに点滴をすると、きっと倒れます。
採血が怖い理由
怖さの違いで5つのタイプに分けてみました。
1.痛いからいや!
そもそも痛みに弱い人や、血管が細いためうまく針が刺さらない人(何度も刺される・違うところに刺すなど)はつらいですよね。
2.血が怖い!
血を見るのが苦手という方も多いと思います。
私もです!
息子が転んでケガしても治療できません。
見るとめまいがして手が震えます。
3.針が怖い!
針が刺さっているのがイヤ!という方もいます。
私は先端恐怖症ですが、刺さることがイヤということはありません。
目の近くに刺されるのはムリですけど。
4.貧血タイプで倒れてしまわないか不安
採血の後、貧血で倒れてしまう人もいます。
5.とにかく怖い
理由はないけど怖いんですっ!!!
対策はできても克服方法なんてない!
②血が怖い
③針が怖い
というのなら、注射・採血されているところを見なければ少し楽だと思います。
④貧血等で倒れてしまわないか不安
というのなら、最初っからベッドで横になって注射してもらうとよいでしょう。
問題は①と⑤です。
①痛いからイヤ!
というのは、もう我慢するしかないです。
- なんとか気を紛らわせる
- 怖くないと暗示をかける
などのごまかす手段はあります。
たしかに、こういう子供だましは案外きいたりもしますが、根本的な解決にはなりません。
そして問題は、
⑤とにかく怖い!
です。
何が怖いかわからないけど、とにかく怖いので、どうしようもありません。
怖くて耐えられない人の対策方法
私は、ベッドに横になって注射・採血を受けます。
前もって、
注射が苦手です。
出来れば横になって受けたいです。
と伝えておけば、たいていの病院ではカルテに書き込まれるので、自然と毎回注射・採血の度にベッドへ案内されます。
少し恥ずかしいかもしれませんが、病院や看護師さんは、そういう人に慣れているので大丈夫です!
むしろ、倒れられたほうが困ると思うので、自分から言っておいたほうが迷惑がかからなくてよいと思います。
私は、今回8年振り2回目の人間ドックだったのですが、こちらが何か言うこともなく別室に呼ばれました。
看護師さんの中には、気を紛らわそうと色々な質問をしてくださる方もいらっしゃるのですが、痛いから怖いわけではないので、途中から意識が朦朧としてきて返事ができなくなります。
その場合も、「貧血で気持ち悪くなったのかな?」くらいに思ってくれるので大丈夫です。
これといった対処法はないのですが、一番大事なのは、注射・採血が苦手ということをしっかり伝えることです。
それでも対応してくれないような病院は、やめたほうがいいと思います。
どうして怖いの?
よく、「どうして採血が怖いの?」と(看護師さんからではなく一般の人から)聞かれますが、うまく説明できません。
私は、血を抜かれている間、ずっとジェットコースターで高いところから下っているような感覚になります。
ビルから飛び降りたことはありませんが、そんなイメージです。
そしてそれが長くなると、暴れて針を抜いて部屋をめちゃくちゃにしたいような衝動にかられます。
血を抜かれている腕の手を、親指を中にして握らないといけないのですが、それすらも震えてできません。
そんな私でも出産できました
そんな私でも、出産することができました。
(無痛分娩ですが)
看護師さんたちに迷惑をかけていることはわかっていますし、いい年して恥ずかしいおばちゃんである自覚もあります。
それでも、簡易的な検診(採血付き)と、インフルエンザの予防接種は毎年受けています。
回数をこなせば怖くなくなる。ということは今のところありませんし、やはり毎回逃げ出したくなるくらい怖いです。
理由がわからないけど怖い!という方に、「大丈夫!」と軽々しく言えないことはわかっています。
周りに理解者がいないとツライかもしれませんね。
そんなときは、看護師さんと相談したり、理解がある病院を見つけるのも大事だと思います。
少しでも私と同じ悩みの方が検診に行くことができますように。
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