ここ半年くらいずっと気になっていたCMがあります。
私は深夜にTVを付けていることが多いのですが(なんか夜に静かだと怖いからつけているだけ)その時間帯に、GU(ジーユー)のCMをしていたんです。
すっごく特徴的で斬新なCMだったので、TVを観ていなかったのに思わず見入ってしまうようなCMでした。
・・・つい先日気づいたんですが、それ、
GUのCMではなく、「UQモバイル」という格安SIM会社のCMだったんです!
最近は、スマホっぽいCMになっているからわかったけど、以前はどうみてもファッション系のCMっぽかったもん・・・。
(言い訳です)
そんな、機械関係全般に弱いアラフォーおばさんである私が、
「スマホ代が劇的に安くなる」
という巷の噂を信じ、格安SIMとやらを購入する物語(実話)をお届けします。
そもそも「格安SIMがお得だ!」っていってますけど、本当にお得なんでしょうか?
っていうか格安SIMって何?美味しいの?
目次
格安スマホって何?SIMって何?
SIM(シム)は、この上の画像の小さいSDカードみたいなやつです。
(パキッパキッっとこれを外してスマホに差し込みます)
爪くらいの大きさのこんな小さなカードが、実はすっごく大事で、これがあるからネットや通話ができるんですって。
もうすでによくわからないんだけど、このSIMが、スマホ会社とのつながりである証ということらしいんです。
ドコモで契約している人はドコモのSIMが入っていて、auの人はauのSIM、格安スマホ会社(例えばUQ)の人は、UQのSIMを入れる仕組み。
だからと言って、
だったら、格安SIMを買ってきて、今のスマホに入っているSIMと入れ替えたら使えるんじゃない?
という単純な話でもないのが難しいところ。
DocomoはSIMを入れ替えても大丈夫(すっごい昔のスマホはダメかも)らしいんだけど、auやSoftbankで買ったスマホには「SIMロック」というものがかかっていて、他社のSIMを受け付けないようにガードされているそうです。
そして、それだけではなく、乗り換えまでには様々な難関があります。
もちろん、ITに詳しい(ってよく考えたら「IT」の意味もわかってないんだけど)人なら、ちょちょいのちょい♪で出来るんだろうけど、電化製品をネットで買うのもまだなんとなく不安なおばちゃんとしては、ここから乗り越えないといけない山のような手順、解消しないといけない深い霧のような不安がたくさんあるんです。
でも、これを乗り越えれば月々2,000円前後でスマホを使えるんです。
今、もう端末代金は払い終えているのに、2台で毎月18,000円前後支払っているわけですから、
月々14,000円もお得になるなら、なんで早く手続きしなかったんだー!!!
と、今となっては思うのですが、高い山と濃い霧に立ち向かうための準備に、2年近くかかっちゃいました。
2年で33万6,000円損している計算に・・・
あーもぅ!
なんでもっと早くやらなかったんだろ。
というわけで、
同じように、乗り換えに躊躇している方たちに知ってもらおうと、私の経験談をまとめることにしました。
それだけではなく、今回は、うちで契約している2台のスマホのうち1台だけを格安simに替えたので、残りの1台を替えるときに自分が迷わないようにするため。というのもあります。
格安スマホにするまでの状況
ちなみに、格安スマホにするまでの状況は、夫の名義で、
- 夫のiPhone 1台
- 私のAndroid スマホ 1台
を、Docomo(ドコモ)で契約していました。
格安SIMって大丈夫なの?
私は、格安SIMにするまで、誰に聞いていいのかわからない「初歩的だと思われる疑問」がいっぱいありました。
もし、近くに格安スマホの店舗があればそこでいっぱい質問してもいいと思いますよ。
格安スマホへの乗り換え【質問コーナー】
電話番号は変わる?
そのまま使えるプランもあります。
通信は遅くなる?
選ぶ会社や地域によるため、一概には言えません。
SIMは貰えるとして、スマホはどこで買えばいい?
スマホとセットのプランもあるし、simフリースマホをネットで買えばそれでOK。
手続きがめんどくさい?
思ったよりめんどくさくありません。
でも「やろう!」と思うまでに時間がかかる人が多いです。
これです。
よくわからないことに挑戦するのは、めんどくさいし、今のままでいけるならそのままでいいかも・・・と思っちゃいそうですが、2年で33万6,000円も損しているかもしれないんですよ!
「めんどくさい!」なんて言ってる場合じゃないです。
SIMフリーにするメリット
- 安い!とにかく安い!
- ネットで手続きできるから、docomoで毎回長時間待たされなくてもすむ
- 海外で使うときもsimを入替えれば使える
良い点は何と言っても月々の金額だと思います。
そしてネットで好きな時間に手続きができるのも便利ですよね。
海外で使う場合は、1人旅でないなら、他人数で使えるWi-Fiルーターのほうが便利ですけどね。
SIMフリーにするデメリット
いろいろめんどくさい!
これが一番のデメリットですが、SIMフリーにするデメリットは他にもたくさんあります。
- 何かあったときに駆け込める場所がない!
- 更新月以外でDocomoを解約すると違約金がかかる!
- 初期費用がかかる!
- 通信速度が遅い
- キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が使えない
- LINEのID検索ができない
一番不安だったのが、
よくわからないまま契約して、間違ってたらどうしよう。
使えなかったらどうしよう。
ということです。
いくら安くても使えなかったら意味がありません。
キャリアメールは元々使っていないし、LINEのID検索も使ったことがないので必要なさそうなのです。
速度が少々遅いくらいも、私にとっては問題ないのですが、(そもそも家ではWi-Fi通信だし)使えないのは困ります。
もしも何かあったとき、今まではドコモへ駆け込めば、3時間ほどで解決したかもしれない問題も、自分で調べないといけないんです。
まぁ、そもそもドコモへいかないといけないような出来事は、ここ数年で、「ドコモのパスワード忘れた」とか、「名義変更」くらいしかなかったですけどね。
そして、山ほどある格安スマホ会社から自分にあったプランがある、しかも安いところを探して、その会社の契約方法を調べ・・・
じゃけんそれが
めんどくさいじゃぁぁぁ!!!
と、思わずちゃぶ台をひっくり返したくなります。
(うちにちゃぶ台ないけど)
ですので、私はあれこれ調べるのはやめて、
- 無料通話があるところ
- なんとなく信用できるところ
- お得感があるところ
だけにしぼって楽天モバイルにすることにしました。
2年縛りの違約金
docomoに限らず、au・ソフトバンクでも、時期を考えないで乗り換えると「違約金」が発生します。
「2年縛り」とは、3社とも2年ごとに自動更新というシステムを採用しているため、その更新月の翌月・翌々月に解約すれば違約金を支払わないで済むのですが、それ以外の月に解約をしようとすると違約金を払わないといけなくなる。
という、世にも恐ろしい呪いの一つです。
これは、スマホ端末代金の分割払いが終わった日とかではないので注意が必要です。
さらに、うちのように、夫の名義で2台スマホを持っていた場合は、2台とも同じ月とは限らないのでどちらもチェックする必要があります。
ドコモの2年縛りのチェック方法はコチラ

スマホ乗り換えの初期費用がかかる
うちの場合は、夫の名義でドコモのスマホを2台持っています。
このうち、契約満了となった(2年縛りの呪いが解けた)1台を楽天モバイルに変更しました。
そのときにかかった初期費用は、
- ドコモで払う手数料:2,160円
(電話番号をそのまま使うため) - 楽天モバイル事務手数料:3,394円
- 新しいスマホ購入・保険:120,528円
合計126,082円!
これは、夫が「新しいiPhoneが欲しい!」という点を譲らなかったからです。
手持ちのドコモスマホをそのまま使う場合や、他の格安スマホにすればこんなにかかりません。
格安スマホへ変更への道のり
スマホが使えない期間がしばらくあるのかと思ったら、手続きさえ間違わなければ使えない期間はありませんでした。
(そのことについては「楽天モバイルの契約」記事に書いています。)
気になる記事をクリックしてね♪
①格安SIMに挑戦!(この記事)
※番外編※楽天モバイルに決めたわけ