日本人が運営する留学スクールの場合は日本円での支払い、現地に行ってから追加分をフィリピンペソでの支払いなどができます。
また、オンライン英会話スクールは、クレジットカード払いやPayPal(ペイパル)が利用できます。
しかし、個人的にフィリピンの先生に送金したい場合や、フィリピンの学校に送金したい場合は、どうやればいいのでしょうか?
私は、まず銀行で海外送金できる手続きをとるために、個人番号(マイナンバー)を送ったり…といろいろ時間と手間をかけたのですが、いざ送金しようと思ったらビックリするくらいの手数料を請求されたんです。
どうやら隠れ手数料なんてものがあったらしく・・・そこで、またふりだしに戻り少しでも手数料が安い送金方法を銀行以外で探しました。
そして見つけたのが、TransferWise(トランスファーワイズ)です。
手続きして翌日には、フィリピンのお友だちの口座に振り込まれましたよ。
銀行の手数料がびっくりするくらい高い!
私が先月ネットで調べたところ、「楽天銀行なら手数料750円で送金できる」と書いてあったので、いつも利用している楽天銀行からフィリピンの銀行へ送金しようとしました。
楽天銀行口座を持っているのですぐに送金できると思ったのですが、
- 個人番号(マイナンバー)の登録
- 新しいIDとパスワードが必要
…と1週間以上かかり、なかなかめんどくさかったです。
そしてやっと送金できる!となってよくよく手数料をみたら…
1,750円必要でした。
受取人負担にした場合は、海外中継銀行手数料無料だと思っていたのですが、注意書きに、
手数料は海外中継銀行によって異なるため、合計が1,000円以上になる場合があります。
と書かれていたので怖くなってやめました。
ちなみに、私が利用しているもう一つの銀行、ゆうちょ銀行の海外送金手数料は2,000円でした。
銀行のほうがお得な場合もある
ただし、銀行の場合は手数料が一律なので、ある程度の大きな金額を1回だけ振込むのであれば銀行の方がお得です。
でも、20万円以下のお金を振り込むのであれば、銀行よりもTransferWise(トランスファーワイズ)のほうがオススメです。
2018年10月27日現在、20万円をフィリピンへ送金する手数料は1,521円です。
隠れコストなどがなく、相手に振り込まれるのは、95,077.79フィリピンペソです(為替レートにより振込時のレートに変動するので多少の誤差は出ます)。
私は1万円を振り込んだので、振込手数料は388円で相手には4656.25フィリピンペソが振り込まれました。
TransferWise(トランスファーワイズ)とは
海外送金を実施している多くの金融機関は、手数料を安く見せるために、本来の為替レートに手数料(スプレッド)を乗せています。TransferWiseでは手数料をわかりやすく提示するため、一般的に公表されている為替レートを利用し両替を実施して、スプレッドなどの手数料は一切乗せません。 お客様の資金は、TransferWise の口座に入金を受けた時点でのインターバンクの為替レートを利用して両替されます。
海外送金を銀行や他の送金業者で実施すると、最大5%の隠れコストを知らないうちに支払っていることがあります。TransferWiseでは、一般的な銀行と比較をして、最大8倍安い手数料で海外送金を実施する事ができます。
※TransferWise(トランスファーワイズ)公式ページ
振込前に用意するもの【必要なもの】
2回目からは必要ありませんが、最初の登録に、自分の個人情報を入力しないといけません。
- メールアドレス
- 免許証・パスポート・住基カードのどれか
- マイナンバーカード
さらに、オンラインで使える銀行口座があればすぐに振込可能です。
送金先(送金相手)の情報
振込先(相手)の、
- メールアドレス
- 名前
- 住所(国・市・詳しい住所・郵便番号)
- 振込先の銀行
- 口座番号
も必要です。
TransferWise(トランスファーワイズ)の使い方
1回目はその日のうちに送金手続きができます。
2回目以降は、簡易書留でアクティベーションコードが届くので、それを入力すれば正式な登録が完了し、次の送金ができるようになります。
前回の振込先などは保存されていますし、個人情報の入力などは省かれるので、2回目からの送金は素早くできますよ。
日本語対応なので安心です。
1.TransferWise(トランスファーワイズ)にアクセス
ここではパソコンを使っての送金する場合の画面で紹介しますが、アプリでも同じように簡単に送金できます。
2.金額と送金先(国・通貨)を設定
日本円で設定すると、相手が受け取る金額の概算が出ます(取引時のレートになるのでここでは概算です)。
よければ、「送金をする」をクリックします。
そして次の画面で、
- Personalに印
- メールアドレス
- パスワード
を入れて「Sing up」をクリックします。
3.Amount(取引金額について)
金額を確認し、「Continue」をクリックします。
4.You(個人情報の登録など)
「Personal」をクリックします。
- 名前(英語)
- 誕生日(日にち・月・西暦)
- 電話番号(+81)
- 名前(カタカナ)
- 住所(国・詳しい住所・県・郵便番号)
- 職業
を入力し、「Continue」をクリックします。
5.Recipient(受取人について)
誰に送金するかを選びます。
自分でもビジネス・チャリティでもない場合は、「Someone else」をクリックします。
振りこみ相手の情報を入れます。
- メールアドレス
- 名前
- 住所(国・市・詳しい住所・郵便番号)
- 振込先の銀行
- 口座番号
を入力し、「Confilm」をクリックします。
銀行は途中まで入力すると下に選択肢が出てきます。
「Start Verification」をクリックします。
マイナンバーカードをアップロード
マイナンバーカードを登録します。
私は正式なマイナンバーカードを持っていないので、真ん中の「My Number Notification Card」にしました。
役所から封書で届いたマイナンバーが書かれた紙のやつです。
「Add page」をクリックして写真をUploadします。
画像がUPされた状態で元の画面に戻るので、「Continue」をクリックします。
本人確認書類をアップロード
まさかのここまできて、日本人かどうか聞かれるので、「YES」をクリックします。
- 免許証
- パスポート
- 住基カード
のどれかの画像をアップします。
私は免許証の画像(裏・表)をアップしました。
マイナンバーのときと同じように、「Add page」をクリックして写真をUploadします。
画像がUPされた状態で元の画面に戻るので、「Continue」をクリックします。
自分の住所に間違いないか確認して「Continue」をクリックします。
この住所にアクティベーションコードが簡易書留で届くので、よくチェックしてくださいね。
「Continue」をクリックします。
どうして送金したのか聞かれるでの適当な理由を選んで「Continue」をクリックします。
6.Review(レビュー・最終確認)
最終確認画面です。
間違いなければ「Confirm and continue」をクリックします。
利用規約を読んで、チェックボックスにチェックを入れたら「Confirm」をクリックします。
7.Pay(支払い方法を選択)
支払い方法を選びます。
- オンラインバンキング
- テレホンバンキング
- インブランチ
私はオンラインバンキングを選びました。
指定の銀行口座に振り込みます。
振込後、「I’ve made my bank transfer」をクリックすれば完了です。
注意点
ここでの注意点が、
振込時に、名前のあとにピンコードを入れることです。
入れないと振込が遅れるそうですよ。
フィリピンへ振込後の様子(相手に届くまで)
手続き後の流れもマイページで確認できますし、相手にメールも届くので安心です。
もちろんフィリピン以外の国へも送金できますよ。