岡山県新見市にある、岡山県指定天然記念物の「井倉洞(いくらどう)」です。
天然なのに手を加えた部分が多いのが、ちょっと残念な鍾乳洞です。
井倉洞と満奇洞の違い
岡山県新見市には、岡山県指定天然記念物の鍾乳洞、
- 満奇洞(まきどう)
- 井倉洞(いくらどう)
があります。
規模(全長)
- 満奇洞…全長450m
- 井倉洞…全長1,200m
全長は井倉洞のほうが断然長いですが、鍾乳洞がないただの洞窟部分が多くあります。
さらに高低差が激しく、階段がたくさんあるので膝の弱い人にはおススメしません。
景観(滝)
井倉洞は洞内にも見事な滝がありますが、外側?にも滝がありなかなかの圧巻です。
ただ、この滝はニセモノ(人工で作られた、くみ上げた水を排出しているだけのもの)です。
割引きシステムなし
これはどちらも無料駐車場があり、営業時間・料金ともまったく同じです。
でも、どちらの鍾乳洞にも行くから。という「セット割り」のようなものはありません。
井倉洞の内部
とにかく階段が続きます。
鍾乳洞を観ながらの階段は苦ではないのですが、何もないところはとにかくツライ。
鍾乳洞と水(滝)の音で癒し効果が・・・と思ったのに、あまりに体力がなさすぎる私は後半バテバテでした。
注意!一部写真NG
洞内の写真はOKですが、井倉駅近くの無料駐車場から井倉洞に行くまでに、昭和な雰囲気満載のお土産物屋さんが続く川沿いの道を歩くことになります。
上の画像の奥、右側がそうです。
※この写真は無料駐車場辺りから撮影したものです
ここの道沿い(食べ物屋周辺)は写真NGです!
店内ではなく、道沿いも写真もNGです!
私が行ったのは平日の午前中で、人はまばらで、道沿いで写真を撮っても誰かが写るとかそういうことはない状況(そもそも息子以外の人は写したくないですし)だったのですが、昔風の料理屋さん?の前でずっと「写真は撮らないでくださいっ!!!」と、叫んでいる女性がいました。
お食事中のお客様が写ってしまう。という状況ならわかるのですが、失礼ながら閑古鳥が鳴いているこの状況で写るのは霊くらいかと・・・。
(それはそれで怖いからイヤですが)
面倒なことになる前に、この通りはダッシュで抜けることをオススメします。
もちろんこんなところで食事なんて私にはムリです。
入口で金切り声で叫ぶ店員がいるお店なんかではゆっくりできません。
どうりで日本人観光客が少ないわけですね・・・。
井倉洞の料金・営業時間
満奇洞と違い、団体バスツアーなどが多いのか、お食事処やお土産屋さんがたくさんあり、日本語・英語・中国語など様々な表記がしてありました。
対岸に入口があり、橋を渡る手前で入洞料を払います。
- 住所:岡山県新見市井倉409
- 営業時間:8:30~17:00(最終入洞は16:30まで)
- 入洞料金:高校生以上1,000円・中学生800円・小学生500円
満奇洞と同じく販売機でチケットを買うシステムですが、こちらは現金のみでした。
足湯がある
井倉洞の出口には足湯がありました。
すぐそこが滝なので、水の音が涼し気でしたよ。