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クリスマスって何の日?イエスキリスト様の誕生日じゃないって本当?

クリスマスは何の日?

私も息子もキリスト教系の幼稚園出身のため、「イエス様誕生劇」を経験しています。

息子

ボクは羊飼いの役だったよ。

クリスマスお祝い会

うーと

ママはの役だったよ。

今思えば、「星って…」となりますが、私は、天使か星の役をやりたくて立候補した記憶があります。

「キラッキラッキラッ。私は空に光る星。」というセリフまで覚えているくらいなので、かなりノリノリだったのでしょう。
※息子の時は「クリスマスお祝い会」の劇で、「人」以外の配役はありませんでした。ヒツジ役は年中さんの中から選ばれた子が助っ人として入りました

40年ほど前のこととはいえ、イエス様について比較的きちんと学んだはず?の私ですが、クリスマスはイエス様の誕生日」だと、ずっと思っていました。

 

 

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クリスマスとは?

クリスマス

クリスマスは、

「イエス様がお生まれになった日」

でも、

「サンタクロースが来る日」

でもありません。

「クリスマス(Christmas)」は、「キリスト(Christ)」の「ミサ(mass)」という意味で、イエス様が今から約2000年前にお生まれになった日を祝う「キリストの降誕祭です・・・ですが、誕生日ではないんです。

イエス様の誕生日に関する正式な記録は残っていないため、諸説ある誕生日の中から法王庁が、ローマの太陽神崇拝の祝日に合わせて決定したのが12月25日なんです。

うーと

誕生日ではないけど、誕生祭ではある。ということね。

教会暦では日没を一日の境目としているため、前夜祭(クリスマスイブ)の12月24日夕刻から12月25日までお祝いします。

 

クリスマスツリーを飾る意味

クリスマスツリー

クリスマスツリーを飾る習慣は、ドイツで始まったと言われています。

キリスト教の教えを見せる劇の中で、エデンの園のリンゴを吊るしたもみの木が使われました。

やがてこの木に命のパンがつるされ、これがクリスマスツリーの始まりだといわれています。

 

クリスマスツリーの飾りの意味

  • クリスマスツリー
  • クリスマスツリーに飾るオーナメント

どちらにも意味があります。

 

もみの木(クリスマスツリー)

もみの木は、冬の間も緑を保つ常緑樹であることから、「神から贈られた永遠の命」を意味し、もみの木の形は、「天国」を指し示しています。

 

イエス様が生まれた事を知らせた星(ベツレヘム)です。

うーと

私が劇でした「星」の役はこれ!

 

天使

イエス様の誕生を、マリア様、ヨセフ様、羊飼い達に知らせた天使です。

 

ベル・ライト・キャンドル

クリスマスツリーにも飾られるベルやキャンドルは、降誕祭でもよく使われます。

クリスマスお祝い会

キャンドルを持って入場し(私の時代は本物のロウソクでしたが、最近では安全に考慮したものを使用しているようです)、聖歌を歌います。

クリスマスお祝い会

ハンドベルで聖歌を演奏。

キャンドル・ライトは「世の光」、ベルには、「良い知らせを人々に告げる」という意味があります。

 

ツリーの下に置く「贈り物」

神からの贈り物であるイエス様と、3人の賢者(東方の三博士)の贈り物(乳香、没薬、黄金)を示します。

息子

博士役もかっこいいから迷ったんだよねー。

 

サンタクロースって誰?

サンタクロース

時には、恋人がその役割を担うサンタクロースですが、本来は、聖ニコラスが貧しい人困った人へ贈り物をしたことが始まりと言われています。
※諸説あり

聖ニコラスは、今から1700年ほど前に、ミラで大主教をつとめた人物です。

貧しい人や困った人を助けた人物として有名で、特に子供を守ったことや、贈り物(コイン)を授けたとされていることから、子どもに夢や希望、そしてプレゼントを贈るサンタクロースのモデルとなったと言われています。

 

クリスマスにチキンを食べるのは間違い

七面鳥の丸焼き(ターキー)

クリスマスにはチキン(鶏肉)を食べる」とアメリカ人に言うと、貧乏なの?と思われるかもしれません。

通常アメリカやヨーロッパなどで、クリスマスの食べもの言えば、チキンではなく七面鳥なのです。

 

どうして七面鳥を食べるの?

1492年に、コロンブスがアメリカ大陸を発見してから、たくさんのヨーロッパ人がアメリカへ移住してきました。

慣れない土地では、今まで食用にしてきた豚を飼育するのが難しく、そこで野生の七面鳥を食べるようになったのだそうです。

そして、1620年に、ピューリタン(清教徒)たちが、メイフラワー号でアメリカに移住し、初めての収穫祭のときに七面鳥をローストして食べたことが、ヨーロッパにも伝わり、イベント時やクリスマスなどに七面鳥を食べるようになったそうです。

 

メリークリスマスの意味とX’mas

メリークリスマス

「メリークリスマス(Merry Christmas)」は、「メリー(merry):楽しい・良い・素敵な・陽気な」、「クリスマス(Christmas)」、つまり「よいクリスマスを」、「クリスマスおめでとう」などという、クリスマスのときの挨拶のようなものです。

日本のお正月でいう、「よいお年を」や「あけましておめでとうございます」のどちらの場合にも使えるような言葉といったところでしょうか。

 

「メリークリスマス」と言ってはいけない?

しかし近年、キリスト教徒でない人が「メリークリスマス」というのは、宗教上どうなのかな?という話も出てきているようです。

もちろん、日本のように独自のクリスマス文化が進んでいる国では問題ありません。

ただし、キリスト教徒が多い国では、「メリークリスマス(Merry Christmas)」ではなく、「ハッピーホリディズ(Happy holidays)」を使ったほうが良いでしょう。

これは「Oh My God!(オーマイガー)」を使わないほうがいい理由と同じですね。

コチラ「Oh my god!」を使わないほうがいい理由【意味と注意点】

 

X’masは間違い(Xmasも使わないほうがよい)

キリスト教圏でも、以前は「Xmas」が使われることがあったのですが、「略すのはよくない」ということで、近年使われなくなりました。

宗教問題は非常にデリケートな分野ですので、少し長くはなりますが、「Christmas」と略さず書くのがオススメです。

また、「X’mas」はそもそも間違いです。

略しているからといって、アポストロフィ「’」は必要ありません。

 

世界のクリスマス

世界のクリスマス

日本だけでなく、世界ではさまざまな独自のクリスマス文化があるようです。

うーと

バブル時代の日本のクリスマスはすごかったよ…。

日本も今は落ち着きましたね。

その分、今はハロウィンがすごいことになっていますが。

 

アメリカ

アメリカでは、クリスマスツリーを、1月6日までの間、そのまま残しておくそうです。
早すぎても遅すぎても縁起が良くないそうですよ。

日本のひな人形と同じですね。

 

ロシア

ロシアでは、サンタクロースではなく「ジェットマロース」がプレゼントを配ってくれるそうです。

 

スウェーデン

北欧(スウェーデン・フィンランド)のクリスマス料理の定番は、七面鳥ではなく「ユールシンカ」と呼ばれる豚肉のハムだそうです。

 

スペイン

スペインでは、1月6日にプレゼントをもらうそうです。

 

ドイツ

christmas-stollenシュトーレン(シュトレン)

ドイツはクリスマス発祥の地といわれている国です。

日本でもクリスマス前によくみかけるシュトレン(シュトーレン)もドイツのパンです。
ドイツでは、クリスマスまでの4週間、少しずつスライスして食べる習慣があります。

 

フィンランド

フィンランドでは、スウェーデンと同じ「ユールシンカ」や、風車の形をした伝統的なお菓子「ヨウルトルットゥ」を食べます。

 

フランス

フランスのクリスマス料理は、フォアグラを、バターたっぷりのパン、ブリオッシュ、パン・ド・ミーにのせて食べるそうです。

 

南アフリカ

南アフリカは、ビーチでBBQやダンス、花火を楽しむそうです。

南半球の12月25日は夏ですものね。

 

メキシコ

メキシコは、クリスマス前の9日間、近所の家々を訪ねて歌を歌うそうです。

 

クリスマスを楽しもう

そもそもクリスマスは、日本でキリスト教を布教させる一貫として「楽しい日(イベント)」として入ってきたものです。

そのため、恋人と過ごそうと、友人と過ごそうと、家族で過ごそうと、楽しい日にすればいいと思います。

ただし、もともとはキリスト教のお祭りだということを忘れずに。

そして、少しだけでも世界の子どもたちのことを考える日になればいいなぁ。と思います。

 

オススメのクリスマスソング

※年齢制限のある動画です
※刺激的な映像が流れます

1984年、アフリカ(エチオピア)で起こった飢餓のチャリティーのために、イギリスとアイルランドのスーパースターが集まってできたのが「Band Aid(バンド・エイド)」のクリスマスソング「Do They Know It’s Christmas」です。

世界が愛と平和に包まれる日がきますように。

コチラおすすめ!クリスマスソング集【洋楽・英語曲】

 

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