私は楽天経済圏にどっぷり浸かっています。
基本的に生鮮食品・日用品以外は楽天市場で買っていますし、
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
を愛用していて、今までにゲットした楽天ポイントは、累計2,735,932円(2025年5月1日現在)です。
しかし、そんな楽天大好きな私でも、今年に入ってから楽天カードは楽天関係以外では使わなくなりました。
楽天カードの基本情報
楽天カードは、
- 比較的審査が通りやすい
- 年会費永年無料
- 券面が豊富
- ポイント率1%
- 楽天サービスで使うとポイントが貯まりやすい
という点で人気です。
審査が通りやすい
楽天カードとPayPayカードは、どちらもサービスが似たり寄ったりのカードで、どちらも審査が通りやすい(初めてクレジットカードを作る人向け)カードとして有名です。
カード券面(柄)種類が豊富
2025年5月現在、楽天カードのデザインは、
- 通常のシンプルなもの
- 好きな色を選ぶもの
- お買いものパンダちゃん
- 楽天イーグルス
- ヴィッセル神戸
- ドラゴンボール
- 武尊
- YOSHIKI
- ミッキーマウス
- ミニーマウス
- キキララ
などから選べます。
※一部のカードはブランド(VISA、JCBなど)が限られています
※ブランドによって還元率が異なるものもあります
ポイント還元率
楽天カードは、通常のポイント率1%で、楽天サービスで使うとそのポイント率が上がるというのが最大のメリットでした。
ところが、楽天市場での購入で貯まるサービス分のポイント(通常のポイント率1%以外のポイント)は、消費税分が対象外となりました。
つまり、1万円の商品、税込11,000円を買うとカードで払ってもらえるポイントは、110ポイント、サービス分のポイントは100ポイント×倍率分となります。
楽天カードはこういう小さな変更(改悪)をちょこちょこ行っています!
さらに、楽天関連以外でのショッピン一括払いポイント率1%も、すべてのサービスが対象ではなくなってきているんです。
ポイントが半分になるサービス
ポイント率0.5%(200円につき1ポイント)となってしまうサービスです。
- 保険料(生命保険、損害保険、傷害保険、医療保険など)
- 携帯電話利用料(楽天モバイル以外)
- 海外事業者との取引 ※VISA・Masterのみ
これらのサービスは、通常の半分のポイントしか入りません。

海外事業者との取引なんかないわー
と思っていませんか?
海外事業者には、Uber Eats、SHEIN、Steam、Google、Adobe、PayPal、Zoom、Spotifyなども含まれています。
ポイントが1/5しか付かないサービス
中には、ポイント率0.2%(500円につき1ポイント)しか付かないサービスもあります。
- 公共料金(電気代、ガス代、水道代)
- 税金(自動車税、固定資産税、住民税など)
- 国民年金
- NHK受信料
これらの引き落としを楽天カードに設定している人は今すぐ変更しましょう!
ポイントが付かないサービス
2025年現在、ポイントがまったく付かないサービスは、年会費や手数料、決済サービスへのチャージ(楽天ペイを含む)など、だいたいどこのクレジットカード会社でもポイントが付かないもののみです。
カード特典・手数料の変更【海外旅行編】
クレジットカードには、年会費無料のカードにも、海外旅行傷害保険が付いていることが多いです。
※ただし、年会費無料のカード・格安カードの場合本人のみ対象である場合が多い
※カード、カードのグレードによって自動付帯(カードを持っているだけで対象)と利用付帯(航空券やツアー代をカードで支払うなどの利用条件あり)がある
もちろん、楽天カードにも付いています。
付いてはいるのですが…いつの間にか最低な条件が付いていました!
楽天カードの旅行保険利用条件(クレジットカード付帯)
今年の初めに家族でタイへ旅行しました。
息子はまだ未成年のためクレジットカードを持っていません。
そのため、損害保険会社のファミリータイプの海外旅行保険に入り、なおかつクレジットカードの海外旅行保険も併用するつもりでした。
ところが!
ところが!ですよ。
楽天カードの適用条件が利用付帯なのは知っていたのですが、航空券の購入は対象外となっていました!
保険が有効なのは、日本を出国する前に募集型企画旅行の料金を楽天カードで払っていることに変更になっていたんです。
楽天カードで払うんじゃなかった…
海外利用の手数料大幅値上げ!
さらに、2025年3月から、海外での利用手数料が大幅値上げです。
海外でのショッピング支払いでクレジットカードを利用すると、わずかですが事務手数料を取られます(日本円を現地通貨に両替するときに払う手数料よりは安い)。
2025年3月から楽天カードでは、手数料が2.20%から3.63%に値上げ、PayPayカードでは、3.85%に値上げすることになりました(PayPayカードJCBは手数料1.60%だったのに!)。
しかし、リクルートカード(JCB)やイオンカード(JCB、Master、VISA)の手数料は1.60%のままです。
VISA | Master card | JCB | |
---|---|---|---|
楽天カード | 3.63% | 3.63% | 3.63% |
PayPayカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% |
イオンカード | 1.60% | 1.60% | 1.60% |
リクルートカード | 3.85% | 3.85% | 1.60% |
海外ショッピング事務手数料
※2025.5現在
海外で30万円使ったとしたら、イオンカード、リクルートカード(JCB)だと4,800円の手数料ですむところ、楽天カードだと10,890円、PayPayカードだと11,550円も払わなければいけません。
さらに、その際にカードショッピングで貰えるポイントは以下の通りです。
- 楽天カード(海外利用なので半分の0.5%):1,500ポイント
- イオンカード(0.5%):1,500ポイント
- PayPayカード(1.0%):3,000ポイント
- リクルートカード(1.2%):3,600ポイント
楽天大好きな私でも、この2月からメインカードをリクルートカードに変更しました
楽天カードの使い方
私は楽天経済圏でお金を使っているだけで、十数年で累計273万円分以上のポイントをゲットしています。
年間20万円ほどのボーナスをもらっている感覚です
楽天カードでNISAを設定しているので、何もしなくても楽天証券から毎月ポイントが入ります。
メインカードを楽天カードからリクルートカードへ変更しましたが、楽天市場での買物、楽天証券では楽天カードを利用するので、今年は15万円分ほどのポイントが入るのではないかと思います。
楽天カードは楽天関係だけで使うのがおすすめだよ
おすすめのクレジットカード
楽天カードが楽天経済圏で強いように、Yahoo!ショッピングやPayPayを多用するのであれば、PayPayカードがポイントが貯まりやすいですし、イオン系列によく行くのであればイオンカードが便利です。
ただ、その経済圏以外で使うと急激にお得度が下がることもあります(イオンカードはイオン系列だと還元率1%、その他は0.5%)。
そのため、海外へ行く予定がなくても、クレジットカードはメインカードとサブカードを2枚ほど持っておくと便利です。
リクルートカード
ブランドにこだわりがない人へのおすすめクレジットカードは、リクルートカード(JCB)です。
もちろん年会費無料ですし、ポイント還元率がどのカードよりも高い1.2%です。
リクルートカードで焼肉食べ放題
私は、今回の旅行以降、ほぼリクルートカードしか使っていません(楽天経済圏以外)。
リクルートカードを利用すると、Pontaポイント、dポイント、リクルートポイントのどれかを貯めることができます。
リクルートカードは、Amazonポイントへそのまま移行できますし、何もしなくてもリクルートサービス(じゃらん、ホットペッパーグルメなど)で使える期間限定ポイントもなぜか貰えます。
私は、ホットペッパーグルメの期間限定クーポンと、クレジットカード利用で貯まったポイント(リクルートポイント)を使って、家族で牛角食べ放題へ行きました。
1円も使わず焼肉をお腹いっぱい食べられたよ。
クレジットカードを使い分けるのってちょっとめんどくさいけど、十数年で273万円お得になったり、数ヶ月に1回無料で焼肉食べ放題へ行けるので、クレジットカードを見直してみるのもありだと思います。