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倒産した駅前留学NOVA(英会話スクール)を知っていますか?

個人レッスン(マンツーマンレッスン)

現在は、NOVAホールディングス株式会社が運営している英会話教室「NOVA」ですが、元は、株式会社NOVA(株式会社ノヴァ)が設立したもので、2007年に多くの先生・従業員・生徒を抱えたまま倒産しました。

2007年10月26日、大阪地裁に会社更生法の適用を申請し、保全命令を受け経営破綻、倒産。
負債総額は約439億円

wikipediaより

うーと

私は2001年から6年間ほど通っていました。

私の被害額は約30万円です。

 

 

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英会話教室NOVA(ノヴァ)

英会話教室NOVA(ノヴァ)

当時、英会話がブームで私が住んでいるかなり山奥にも、

  • イーオン
  • ジオス(2010年倒産)
  • NOVA

大手英会話教室が3社もありました。

中でもNOVAは、「駅前留学」というキャッチコピーでCMも多くしており、教室数も規模も大きかったのです。

さらにNOVAは、田舎では駅前にあるほうが不便ということをわかっていて、あんなに大きく「駅前留学」とうたっているにも関わらず、田舎にあるNOVA校は、郊外の大手ショッピングモールの中や、駐車場が広いテナントを使っていたので、その臨機応変さが大人気でした。

 

どうして英会話教室が人気だったのか?

当時は、企業もTOEICに力を入れ始めた頃だったので、ある一定のレベルの人も多く習っていましたし、給付金制度(雇用保険法の失業等給付の一つ、教育訓練給付金制度)が今よりかなりゆるかったので、それを目当てに英語レベルの低いなんとなく習いに来ている人も多くいました。

うーと

私もその一人です。

英語なんてまーーーったく出来ないしわからなかったけど、ほぼ無料で1年間習えるなら仕事やめたばっかりでヒマだし、通ってみようかなぁ。という程度でした。

【当時の給付金制度】私が契約した2000年頃は、英語のレベルが底辺でもある程度出席日数があれば、給付金の対象となっていました。

さらに、レッスン総額の8割まで返ってくるシステムで、上限が20万円でした。
※今は2割しか返ってこないうえに、上限は10万円

 

英会話教室はエステと同じく前払い制が主流

当時の英会話教室は、ポイント制(グループレッスン1ポイント、マンツーマンレッスン4ポイントなど)のところが多く、最初に何十万かまとめて払うタイプのものが主流でした。

好きな時間に、自分のレベルのレッスンに空きがあれば電話で予約をすることができ、たしか前日までのキャンセルならポイントは返還されていました(ちょっと記憶があやふや)。

うーと

私はポイントを保持していたにも関わらず、使い切る前に倒産されてしまったので、30万円ほどの損失となったのです。

 

お茶の間留学としてオンライン英会話

2001年頃は、まだまだ「オンライン英会話」なんていう言葉は聞いたことがない時代(一般家庭では、ダイヤル回線ではないものの、ISDNやADSL回線が主流だったころ)でした。

NOVAでは、オンライン英会話教室の先駆けとして、「お茶の間留学」という24時間レッスンもあったんです。

小さな教室で先生が突然の休みの場合や、英語以外の言語を習う場合(小さな教室は英語の先生しかいないことがほとんど)は、NOVAの教室でテレビ電話レッスン(お茶の間留学)を受けることもありました。

うーと

でも当時は、「音声が・・・遅れて・・・聞こ・・・えるよ?」ということが多く、オンラインレッスンにかなり抵抗がありました。

今はあの頃みたいなことはなく、通信が途切れなければ普通のテンポで会話できますよ。
(うちは光回線の無線でレッスンを受けています)

子供におすすめオンライン英会話教室

大人におすすめオンライン英会話教室

 

NOVA本(英語勉強本)にはディズニーとのコラボも!

英会話教室NOVA(ノヴァ)

NOVAは、英語に関する本をたくさん出版していました。

上の画像の左下はCD-R(ゲームで英語を覚えるもの)です。

教科書などを含めると(レベルが上がると本が変わる・本とワークブックのセット)、100冊以上購入しましたが、売ったり処分したりしたものが多く、今残っているのはこれだけでした。

でも、大好きなディズニーとコラボした本だけは、大事にとってあります。

 

DISNEY’S MAGIC ENGLISHとNOVAのコラボ本

英会話教室NOVA(ノヴァ)

CD付きの本や、ワークブック本、英語辞書など、たくさん販売されていましたが、全部そろえる前にNOVAが倒産してしまいました。

今でも、何種類かは販売されているようです。

 

突然の倒産と返金~その後

私は、NOVAをお休みしていた(妊娠初期で安静にしておかないといけなかった)ときに、NOVAが倒産しました。

ですので、NOVA友から、「教室に行ったら貼り紙がしてあって、NOVAつぶれたっぽい」というメールをもらって、NOVAが倒産したのを知ったのです。

NOVAは先生と生徒が教室の外で会うことを禁止していましたが、こっそり会っている人は多かったです。

先生たちはずいぶん前からお給料も支払われていなかったらしく、そういう話を聞いていた人もいて、倒産については「来るべきときが来た」という印象でした。

母国から遠く離れた国、日本で暮らしている先生たちは、「生徒に迷惑をかけるわけにはいかない」と、ギリギリまでレッスンに穴をあけることはなかったのです。
※NOVAの先生は全員ネイティブ

その後、返金を求める生徒たちの団体で裁判などがおこったそうですが、私は参加していません。

妊娠中で、そんなことにかまっている状態ではなかったというのもありますし、私が住んでいたところでは、先生たちとある生徒さんで新しい英会話教室を立ち上げたりしていたので、どちらかというと、NOVAのことは忘れて前向きに進んでいきたい気持ちのほうが大きかったのです。

久しぶりに、猿橋望元社長について調べてみたら、

2012年11月19日、懲役2年の高裁判決が確定した

Wikipediaより

とありました。

あんなにたくさんの人に迷惑をかけて、贅沢の限りをつくしても、そんなものなんですね。

最近でも、前払いしていたお金が帰ってこない(某旅行会社とか某着付け業者とか)事件が多発していますが、たとえ刑事罰が執行されても、お金を横領しただけならこの程度なのかもしれません。

 

最後に

NOVAのことは嫌いですが、当時の先生たちは本当にいい方ばかりでしたし(もちろん全員がそうだったわけではないですが、倒産したときの津山の先生たちはみんないい先生でした)、英語も少しは上手になったし、NOVAで知り合った友達もたくさんいます。

うーと

NOVAは嫌いだけど、いい経験ができました。

嫌いだった英語も好きになったよ。

でもやっぱり、NOVAのCMを見るとイライラしちゃいます。

やっぱり前払い制度はダメですね。

オンライン英会話なら入会金もなく月々数千円で毎日レッスンを受けられます。

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