※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

危険?無痛分娩は甘えてる!痛みぐらいガマンしろ!【体験談】

よく話題になる無痛分娩について、私の体験談をふまえ思うところをまとめました。

 

 

スポンサーリンク

無痛分娩は危険

最近は少なくなってきたものの、無痛分娩でよく言われるのが、

  • 甘えてる
  • 痛い思いしてこその出産
  • 費用が高い
  • キケン!
  • 子どもに障害が出る
  • 子どもを虐待するようになる

などのマイナスな意見です。

ここで先に私の実体験を話させてくださいね。

 

スポンサーリンク

私の出産実体験~ノンフィクション

産婦人科の個室

私は結婚後8年たって待望のBabyを授かることができました。

それまで色々あったのですが・・・それはまぁ置いておいて、出産した年齢はギリギリ高齢出産前。

里帰り出産で、予定日1ヶ月前には実家に戻りのんびり過ごしていました。

体重は15キロも増えてしまったものの、体調はよく、

特に大きな問題もなく・・・

 

大きな問題もなく・・・

 

出産予定日を2週間もオーバーしました!

予定日より1週間遅れたら、帝王切開に踏み切るお医者さまも多い中、私がお願いしていた産院ではギリギリまで待ってくださり、それでも結局2週間オーバーとなり、健診後に管理入院しました。

翌朝から陣痛促進剤(これも賛否ありますよね)、バルーンなどを駆使し、さらに背中に麻酔を入れ無事出産することができました。

出産後すぐのモニター写真(赤ちゃん)

そう!

痛いのなんて大嫌いな私は、

無痛分娩で出産しました!

 

正確には無痛分娩ではなく、和痛分娩で出産しました。

日本で「無痛分娩」と呼ばれている多くの方法は、「和痛分娩」のことです。

「少し痛みが残らないと、いきめないから」という理由だったと思います。←ここあやふや

 

スポンサーリンク

無痛分娩(和痛分娩)を選んだ理由

血を抜かれただけで、貧血ではなく恐怖で倒れてしまう私は、ある日の妊婦検診のとき、内診があまりに痛くて無意識で、背中を使って椅子をよじ登ったらしく、先生に、

先生

降りてきてくださーーい!

力を抜いてくださーい!

と言わせてしまった経験を持っています。

そんなだからか先生に、

先生

あなたは極度に痛みに弱いようなので、無痛分娩という選択肢もあります。

と紹介していただきました。

もちろん紹介していただく前から、無痛にするつもりでしたけどね。

 

内診とは

カーテンの内側にある椅子に座ると、椅子が勝手に動き、180度向きが変えられ股が自動的に開かれます。

カエルがひっくり返ったような姿になり、おなかのところにカーテンがあり、オヘソから下はカーテンの向こう側にある状態で診察します。

カーテンの向こうで、中に器具を入れられ、カーテンのこっち側ではモニターでお腹の中をチェックする。というシステムです。
※病院によって若干違います

 

スポンサーリンク

和痛分娩は痛くない?

先に言います。

めっちゃ痛かった!

麻酔効いててこんなに痛いなんて、通常分娩の人ってどんだけすごいん?とビックリしたほどです。

私の場合、腕から陣痛促進剤が点滴で入っていたのですが、麻酔は背中に入れないといけない。ということで、陣痛真っ最中に、点滴ゴロゴロを引きずりながら廊下を歩いて手術室へ行きました。

うーと

いだいー!いだいー!

ぜんぜぇーはやぐー!

とか叫んでた気がします。

 

手術台に横になったら、先生が、

先生

ボクはこっち側苦手なんだよねー。

反対向ける?

向けなかったらこっちでもやってみるけど。

とか超脅かすこと言うですっ!

痛みを忘れて、点滴してるのも忘れて華麗に回転する私。

先生

うん。

まだ大丈夫だね~。

 

・・・騙された。

ここで背中に管を入れてもらい、同じく点滴で麻酔を落としていきます。

 

実は私、歯医者さんの麻酔も効くまで人より時間がかかるし、全身麻酔も、麻酔後、

先生

数を数えてください。

と言われ、

うーと

いーち、にーぃ、さーん・・・じゅうに・・・

と数えて、先生たちに、

先生

えっ???

と驚かれるのを聞いてから眠りに落ちるのんびり屋さんなのです。
※通常2桁まで数えてしまう人は少ないそうです

 

そんなわけで、なかなか麻酔の効かない私は、ナースコール押しまくりです。

うーと

痛いの。

全然効かないの。

うーと

まだ痛い。

うーと

もっと増やして。

(実際はもっとギャーギャー叫んでました)

 

そしてやっと分娩室へ行けることになり、分娩台に上がってからは痛みがほぼなくなり、ポンッと生まれました。

出産後は1時間ほど分娩室でまったりして、個室へ戻るときは点滴のゴロゴロを引っ張りながらスキップして帰っていって、看護師さんに驚かれて呆れられてしまいました。
※出産後は、痛くてトイレへ行けなかったり車いすで戻る人も多いそうです

 

その後も、興奮して眠れない私は、テンピュールのベッドの上でひたすら踊って、出産の喜びを天に報告していました。
※これはマネしてはいけません!出産後は興奮していても、安静に横になっていましょう!

 

そんなわけで長々と私の実体験を書きましたが、もし、もう1人出産することが出来るなら、また無痛分娩で産みたいです。

 

スポンサーリンク

無痛分娩のデメリット

最初に書いた無痛分娩で言われていること。

  • 甘えてる
  • 痛い思いしてこその出産
  • 費用が高い
  • キケン!
  • 子どもに障害が出る
  • 子どもを虐待するようになる

 

甘えてる

甘えてますよ?

甘えて何が悪いっ!

だって痛いの嫌いだもん。

 

痛い思いしてこその出産

「良薬は口に苦し」と言いますが、必ずしもそうではないこともあります。

痛い=すばらしい

ではないのではないでしょうか?

 

費用が高い

これは、産院によると思いますが、通常分娩よりは高くなります。

私の場合は、

  • ウエストニッパー 購入
  • ニップルシールド 購入
  • 薬 購入
  • 1日長く管理入院
  • 促進剤
  • 無痛分娩

など全部ひっくるめて、419,850円でした。

2008年の出産なので、元の設定が今より安いです。

当時で通常より5万円ほど高いかんじでした。

 

キケン!

確かに出産までの行程が1つ増えるわけですから、危険が増えることには違いありません。

痛みで失神してしまう人もいますし、出産は普通分娩でも命がけなんです。

 

子どもに障害が出る

これは専門家ではないのでわかりません。

現在14歳となった息子は元気いっぱいで、無事、中学受験を突破し元気に学校に通っています。

 

子どもを虐待する

今のところ虐待はしてないです。っていうかうちの子めちゃめちゃかわいいです。

「痛い思いをして産まないと子どもをかわいがれない」って理由がそもそもムリがあるのではないかと思います。

痛い思いをしようしまいとと、かわいがらない人はかわいがりません。

 

そんなわけで、「無痛分娩」という選択。

私はいいと思いますよ。

 

スポンサーリンク

追記:反対意見について

ときどき、この記事に対するメッセージに、「痛いのがイヤってwww 親になる自覚あるの?」というものが届きますが、普通分娩をしたところで、虐待する人はするし、育児放棄する人はするし、子供よりも男に走る女もなかなかの人数います。

痛みに耐えるか耐えないかで、親になる資格とかどうとか言うのはナンセンスかな。

 

そして、相変わらず「子供にもしものことがあったらどうするつもりなん?」というメッセージも届きます。

確かに、普通分娩より危険は増えます。

しかし、痛いのが苦手な人が、怖い怖いと思いながら出産までの期間を過ごすことのストレスのほうが危険となる場合もありますし、痛みに弱いのに普通分娩を選択して何度も失神するほうが危険な場合もあります。

 

今は、自分でいろいろな方法を選べる時代です。

周りや義母に反対されることも多いかもしれませんが、自分が安心して出産できる方法が一番だと思いますよ。

 

タイトルとURLをコピーしました