少し前からLINEでのイジメなどが取り上げられていますが、通信ゲームでのトラブルも問題となっています。
私たちが子供のころとは異なり、最近は通信ゲームでお友達と遊ぶ小学生が増えているのです。
しかし、私たちの時代にはオンラインゲームがなかったこともあり、通信ゲームの仕組みがわからない親御さんも多く、
「どんなトラブルが起こっているの?」
「うちの子は巻き込まれていない?」
など、気づきにくいですよね。
そこで、今回は通信ゲームの中でも無料で遊ぶことができ、小学生の中で爆発的に流行っているオンラインゲーム「フォートナイト」について、
- そもそもどんなゲームなのか
- 親に内緒で課金できる方法について
- オンラインゲームについての注意点
を、中心にまとめました。
FORTNITE(フォートナイト)はどんなゲーム?
FORTNITE(フォートナイト)は、15歳以上対象のバトル系オンラインゲームです。
無料でダウンロードできるため、基本的には無料で遊ぶことができます。
プレイ方法
- プレステ4(プレイステーション4)
- Xbox One
- スイッチ(Nintendo Switch)
- スマホ(iPhone・Android)
- タブレット(iPhone・Android)
- パソコン(Windows・Mac)
さまざまな媒体で遊ぶことができます。
どの媒体を使っても無料でダウンロードすることが可能で、中でも任天堂Switchを使っている人が多いようです。
ゲーム内容「バトルロイヤル」
ゲーム内容は、「ある大きな島に最大100人のプレイヤーが集まり、そこで敵を倒して、最後の1人になれば勝利!」というものです。
1人で島へ行くモードもありますが、人気なのは、お友達とチームを組んで(最大4人)島へいき、最後の1チームを目指すものです。
お友達と協力して戦うので、会話をしながら遊ぶお子さんが多く、ゲーム中(バトル中)に発する言葉が荒っぽくなっているのが気になっている親御さんも多いのではないでしょうか?
※会話をしなくてもゲームを進めることは可能です
どうして無料でできるの?
通常ゲームをする場合はソフトを購入しますよね。
お金を得ないと、ゲーム配信元は、開発費や運営費が補えません。
そのため、ほとんどの無料配信ゲームでは、「基本的なプレイは無料でできるけど、その上を目指すには「課金アイテム」が必要」というシステムをとっています。
フォートナイトも例外ではなく、さまざまな課金アイテムがあります。
課金しなくても遊べるけど、ずっと遊んでいると、かっこいい武器や武器の色、スキン(アイコン)が欲しくなるんです。
うまく出来ていますね。
課金について
私は、課金が悪いことだとは思いません。
「色んなスキンが欲しい」というのは、「バービー人形の着せ替え洋服が欲しい」というのと変わらない気がしますし、「バーチャルなものにお金を払うなんて」というのであれば、「紙に印刷しただけのカード(ポケモンカードなど)にお金を払うなんて」と同じだと思うからです。
むしろ、「おもちゃがバーチャルだと、飽きたときにゴミにならないからエコなのでは?」とも思います。
うちでは先日、
ボク、誕生日プレゼントに「バトルパス」が欲しい!
ということだったので、11歳のお誕生日プレゼントにバトルパス(2,800円)を購入しました。
バトルパス
シーズン期間中(70日間)は、そのシーズンの経験値(1~100)を上げればアイテムがどんどん貰えます。
課金しなくても貰えますが、バトルパスを買うとアイテムがたくさんもらえるんです。
つまり、上の画像のように経験値7まで進んだ場合、
- 課金なし:アイテム3つ
- バトルパスを購入:アイテム14つ
となります。
バトルパスには、950円と2,800円のものがあり、2,800円のものだと経験値(ティア)が25からスタートできます。
課金の危険性
私は課金には反対ではありませんが、子供が課金する場合は、「親に相談したうえで、お小遣いの範囲で払える分であるならば」という条件がつきます。
というのも、子供だけでなく大人にもいえることですが、オンラインゲーム課金の場合は、
- お金を使ったという感覚がない
- 買ったものがバーチャルなので本人以外にはわかりにくい
- トラブルに巻き込まれやすい
などの危険性があるからです。
また、親のスマホやタブレットを使ってプレイしている場合は、簡単に課金できる可能性もあります。
小学生の課金トラブル
フォートナイトには、オンラインゲームの課金で問題となったガチャ(何が出るかわからないガチャポンのようなシステム)はありませんし、そこまで高額なものはありませんが、気を付けないといけないシステムがあります。
「うちは課金させないし、クレジットカード登録をしていない任天堂スイッチで遊んでいるから大丈夫」ではないんですよ!
フォートナイトの「ギフト」
フォートナイトでは、「ギフト」として課金アイテムをお友達に送ることができるんです。
※ただし、ギフトとして購入する場合は二段階認証が必要です
通常であれば、子供にこの難関を乗り越えることはできないような気がするのですが、お兄ちゃんがいるお子さんや、親御さんもプレイされているご家庭では二段階認証くらいは突破してしまうようです。
そのため、課金しているのがお友達にバレると、
- くれくれフレンズが増える
- 代理購入をたのまれる
などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
1.くれくれフレンズ
- お友達と仲良くしたい
- 気になるお友達の気をひきたい
- 人気ものになりたい
などの理由からか、お友達にギフトをあげるお子さんもいます。
1つ500円~2,000円くらいするものを、お誕生日プレゼントとかではなく無条件でお友達にあげるのは、やりすぎだと思いますし、物をあげることで手に入れたお友達は、物をあげなくなったときに離れていくのではないかなぁ。と心配です。
ただ、これは各家庭でのルールがあると思うので難しいですね。
私が小学生のころも、お友達からおもちゃを貰う。奢ってもらう。という問題はありました。
ただ、おもちゃを貰った場合は、貰った側の親が気づくことが多いですが、オンラインギフトは、もらった側の親が気づかない場合がほとんどです。
たとえ、自分の子供は課金していなくても、もしかしたら、お友達からもらっている可能性もあるんです!
課金していることが他のお友達にバレ、学校で「オレにも買ってくれや」と迫られる。なんてことも実際にあったようです。
自分のお子さんが、1,000円近くするものを何度もお友達からもらっている(場合によっては、たかっている)ことに、気づいていない親御さんは多いと思います。
2.代理購入
「お小遣いは持っているけど、課金はさせてもらえない」というお子さんであれば、ギフトを送ることができるお友達に代理購入をしてもらうことも可能です。
つまり、「うちは課金させていません!」と言っても、課金しようと思えばできるんです。
楽しくオンラインゲームをするために
課金は悪いことではないと思います。
- お金の大切さ
- 課金のルール
などを話し合うよい機会だと思います。
スマホの使い方だけでなく、オンラインゲームとの向き合い方もしっかり親子で話し合っておきましょう。
そして、あなたはまったく興味ないとは思いますが、子供が楽しんでいるものがどんなものか、気にしてみるのも大事です。
私は、「15歳以上対象のバトルゲームなんて、小学生が遊ぶものではない」と思っていたのですが、「ゲームと現実の違いをしっかり学び、ルールを守って遊ぶのであれば、まぁ仕方がないのかな」と思うようになりました。
何もかも禁止するのではなく、うまく利用するのも大事です。
フォートナイトで自主勉強
うちでは朝から晩までやれフォートナイトだフォートナイトだフォートナイトだー!とあまりにはまっているので、フォートナイトを使って自主勉強をするように仕向けてみました。
これ↓は、息子が実際にまとめた「フォートナイトの替え歌を英訳してみたシリーズ」です。
※ほとんどがGoogle翻訳です
※母の手(訂正)も入っています
どうせなら、ゲームも利用しちゃいましょ♪
オンライン英会話スクールで楽しく英語を学ぶ
兄弟姉妹や、大人(ママ・パパ)とレッスンを分け合えるスクールもあります。
初めて英語を学ぶのであれば、子供専用スクールがオススメです。
月に2回くらいからのスクールもあり、楽しく勉強することができますよ。