今日は、これから幼稚園・保育園という未知の世界へ入るママさんにちょっとだけ伝えたいことがあります。
それは、世間では色々言われているけれど、ママ友は絶対必要ということ。
私が伝えたいのはそれだけです。
ママ友とは?
ただやみくもに知り合いを作る。というのではないのです。
「友達」ではなく「ママ友」を作るのです。
友達とママ友との違い
友達とママ友の違いは、
- 踏み込まない(家庭のことは質問しない・質問された場合の答える範囲を決めておく)
- いきなり少人数で会わない
- 「大人同士が合うかどうか」ではなく「子ども同士が仲がよいかどうか」
などでしょうか。
LINEの交換は、場合によってはしておいたほうがよいと思います。
どうしてそんなことを言うかというと、私が息子に選んだ幼稚園は、プレ幼稚園へは通ったものの、1人も連絡先を知らない、知り合いが誰もいない幼稚園でした。
そして最初の1年間は、私も息子もうまく幼稚園と馴染めなかったのです。
その理由は、私が意識してママ友を作らなかったからではないかと思います。
ママ友なんて必要ないと思っていた
その当時、ママ友なんていらないというのがネットで話題になっていたし、なんだか怖い記事もいろいろ読んだので、挨拶以外はしないでお迎えにもそっと行ってそっと帰るようにしていました。
でも、息子からは、
○○くんと遊びたい!
どうしてボクは昨日▽▽くんのところへ行けなかったの?
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(どうやら息子と仲良しのお友達は幼稚園外で会っていたらしい)
などと言われるようになりました。
そして一番困ったのが、
幼稚園はすべてのことを保護者に伝えてくれるわけではない。
ということ。
幼稚園側が決めたことではなくても、保護者同士でなんとなく決まっているルールがある。
ということ。
例えば、
- 参観日は30分前には来ているのが普通
- 体育用のポロシャツは園外で購入可
- 参観日の後はママさんたちで集まる
など、一つ一つみるとたいしたことがないような内容かもしれませんが、こういう小さな知らないことがたーーーくさんありました。
ママ友の大切さに気づいた
私がママ友の大切さに気づいたのは1年後です。
年中さんからは積極的にママ友を作る。とまではいかないですが、意識を少し変えました。
- 話しかけられたら笑顔で返す
- わからないことは控えめな口調で積極的に聞く
すると、自然に自分の心の中に作っていたと思われる壁がなくなり、息子が卒園する頃には、ママ友から友達に昇格?した人がたくさんいます。
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息子はもう小学校3年生になったり、その頃のママ友たちとは違う小学校に通っているのですが、今でも月に1回はママだけで集まって飲んだり食べたりして騒いでいます。
子供の話もしますが、それよりは自分たちの話ばかり。
もう完全に「友達」です。
そして、息子が卒園式に持って帰った卒園アルバム。
年少の頃の「仲良しのお友達」のところは1人の名前しか書かれていなかったのが、年中、年長となると書ききれないくらいのお友達の名前が書かれていました。
参観日の後、みんなでお弁当を持って公園へ出かけたり、夏祭りに参加したり。
最初は、自分で見つけた友達ではない方との付き合いだからか、緊張もするし体力的にも精神的にもしんどくて、
「やっぱりあまり参加しないで遠くから見ているだけがよかったのかも」
と思ったことも何度もありましたが、卒園する頃には、
「留年したいっ!」
と思うくらい私も幼稚園を楽しめるようになりました。
そして、なにより息子が楽しそうでした。
ママ友は大事
子どものためにも、ママ友は必要だと思います。
息子は現在中学2年生(14歳)ですが、幼稚園の頃のママ友とは、まだ付き合いがあります。
息子はたぶん同級生(ママ友たちの子供)の顔も名前も忘れていると思います。
小学校も違っていましたから。
そして、そんな仲良くなったママ友たちがたくさんいる一方で、距離を置いたママさんも一定数います。
ママ友との関係で一番大事なのは、適度な距離感です。
それを間違わなければ、トラブルに巻き込まれることも少ないでしょうし、親子で楽しく保育園・幼稚園生活を過ごせることでしょう。
みなさんの保育園・幼稚園ライフが充実した素敵なものでありますように。