※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

東洋のマチュピチュ「別子銅山跡地・マイントピア別子」新居浜市観光地

東洋のマチュピチュ「別子銅山跡地」

東洋のマチュピチュ」と呼ばれているところは、日本にたくさんあるそうです。

今回私が行ってきたのは、歌手水樹奈々さんの出身地、愛媛県新居浜市にある東洋のマチュピチュです。

 

 

スポンサーリンク

東洋のマチュピチュとは?

1691年~1973年、新居浜市の山奥に別子銅山という銅山があり、そこには一つの街ができ、大変栄えていました。

閉山後の今、その銅山跡地や、当時の街・住宅があった東平(とうなる)地区が、東洋のマチュピチュと言われているのです。

 

行くのが大変!道のりが険しい

まず、四国のメイン道路、国道11号線から山へ上がっていくのですが、11号線から車で30分はかかります。

しかも途中からは、車がすれ違うことができない細い山道が続きます。

運転が苦手な人は、自力で行くのはやめたほうがいいでしょう(反対側は崖、ガードレールなし)。

マイントピア別子から、観光バスも出ています(要予約)。

 

マチュピチュに謝れ!

道中もさることながら、 東洋のマチュピチュという名前負け度が半端ないのです。

山奥のキレイな空気や緑の深さはよいのですが、本家のマチュピチュを想像して行ったら、正直がっかりするのではないかと…。

たしかに、趣のある場所は何ヶ所かあるのですが、正直、「ふーーーん・・・」くらいです。

私の感性が鈍っているのでしょうか?

 

旧:住友別子銅山跡地の風景写真

東洋のマチュピチュ「別子銅山跡地」東平貯鉱庫跡東平貯鉱庫跡

明治38年頃に建設されたと思われる、重厚な花崗岩造りの貯鉱庫です。

東洋のマチュピチュ「別子銅山跡地」東平索道停車場跡東平索道停車場跡

東洋のマチュピチュ「別子銅山跡地」旧火薬庫口旧火薬庫口

東洋のマチュピチュ「別子銅山跡地」旧火薬庫口旧火薬庫口

明治45年に探鉱を目的に開削された坑道を活用した、坑道掘削用のダイナマイトなどを保管していた火薬庫です。

東洋のマチュピチュ「別子銅山跡地」第三通洞第三通洞

明治35 年に貫通した、東平坑口から東延斜坑底を結ぶ、

  • 全長:1,795m
  • 幅:3.35m
  • 高さ:3.73m

の主要運搬坑道です。

明治38年には電車が導入され、昭和13年からは東平と日浦を結ぶ「かご電車」(1両当たり最大8人乗り)が運転を開始し、一般利用にも提供されていたそうです。

東洋のマチュピチュ「別子銅山跡地」からの風景

静かでなんともいえない寂しさに、胸が苦しくなってきました。

途中、昔団地だったところを通るのですが、子どものお茶碗が割れたかけらが落ちていたり、団地の家々に残った石垣などを見ていると、昔はすっごく栄えていたんだろうなぁ。賑やかだったんだろうなぁ。という背景と、今この現実のとてつもなく寂れている風景に、なんともいえない虚無感が入り混じって、だんだん怖くなります。

子どもの楽しそうな声が聞こえてきそうな気さえします。

帰りは小走りで車まで戻りました。

なんだかこのまま異空間へ飛ばされそうな恐怖に襲われて・・・。

 

東平歴史資料館

  • 住所:新居浜市立川町654-3
  • 定休日:毎週月曜日
    ※月曜日が休日の場合はその翌日
    ※冬期休業(12月1日~2月末日まで)
  • 営業時間:10時~17時
  • 入場料:無料
  • 駐車場料金:無料

 

マイントピア別子

東洋のマチュピチュよりも簡単に行ける、国道11号から入って比較的すぐにあるのが、マイントピア別子です。

東洋のマチュピチュへの道中にある大きな施設なので、すぐにわかると思います。

運転に自信がない人、とりあえず「東洋のマチュピチュ」の現在の情報を手に入れたい人は、マイントピア別子へ寄ることをオススメします。

ここには、

  • 温泉
  • お土産屋さん
  • 砂金探し
  • ちょっとした遊ぶところ
  • 全天候型遊戯施設(有料)
  • お食事処

などがあります。

トロッコ列車に乗って少し奥まで行くと(すぐそこなので気分だけ。歩いても行けます)東洋のマチュピチュとそんなに変わらない景色も味わうことができるので、ムリにあの山奥まで行くこともないかな?とさえ思ってしまいます。

銅山観光(ちょっとした学べる施設)もありますよ。

東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」観光坑道観光坑道(有料)

時速10キロほどののんびり旅です。

旅といえないくらいのゆっくりしたスピードです。

昔のトンネルや橋を渡ります。

東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」の鉄橋(汽車の中から撮影)

汽車が到着したのは体験ゾーンです。

東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」体験ゾーン

東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」の坑道

子ども連れにおすすめなハズの体験ゾーンには、私たちが行ったときは半分ほどの遊具が動かなかった遊学パークがあったり、ジオラマがあったりしましたが、正直こちらも・・・寂れた感が半端なかったです。

東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」体験ゾーン「遊学パーク」

東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」体験ゾーン「遊学パーク」

数少ない動いた遊具はこれ↓

「マイントピア別子」体験ゾーン「遊学パーク」の削岩機削岩機

ガガガガガっ!と揺れて、しばらくすると前の岩が割れ、割れたところから水が流れるか風が出るかする仕組み(2種類ある)。

行きはトロッコ列車、帰りは下りなので歩いて戻るのもオススメですよ。

道沿いに、古い橋や建物がたくさんあります。

東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」鉄橋

東平まで行かなくても、ここで銅山跡の雰囲気は味わえます。

 

レストランもりの風

「マイントピア別子」レストランもりの風

メインの建物まで戻ってきました。

ここはお土産もの屋さんやお食事できるところがあります(トロッコ列車の出発駅でもあります)。

「マイントピア別子」レストランもりの風のメニュー

観光地にしてはリーズナブルなお値段設定。

水樹奈々ちゃんおススメメニューもありました。

「マイントピア別子」レストランもりの風のお子さまランチお子様ランチ:780円

 

東洋のマチュピチュのおすすめスポット

1日かけて色々周りましたが、私一番のおすすめは・・・

東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」伊予柑ソフトクリーム

いよかんソフトクリーム:350円

愛媛ですからね。

 

マイントピア別子情報

  • 住所:新居浜市立川707-3
  • 定休日:年中無休
  • 銅山観光料金
    3歳~小学生:600円
    中高校生:800円
    大人:1,200円
  • 駐車場代:無料

 

新居浜へ行くなら

 

西条へ行くなら

 

タイトルとURLをコピーしました