「動く図鑑」ってご存知ですか?
夜中になったら動きだす、不思議なふしぎな図鑑 なんです・・・
字が読めなくても楽しめるDVD付き図鑑
もちろん本当に動きだすわけではなく、(信じちゃった方ごめんなさい)この図鑑にはDVDがついているんです。
しかもNHKのスペシャル映像なので、安心して観せることができます。
小さい頃は字が読めませんし、図鑑は重いし、ページもうまくめくれません。
DVDなら動物(昆虫など)の大きさや住んでいる場所、鳴き声などもわかり子どもは興味津々です!
うちは全巻持っていますが、恐竜好きの息子は3歳のころから100回以上観ています。
動物もDVDを暗記しているのではないかと思うくらい何度も観ました。
DVDは恐竜48分、動物111分とそこそこのボリュームがあるんですよ。
鉄道も欲しい!ということで購入したのですが、うちのところは鉄道が通っていないので、数回ですぐに飽きてしまいました(子どもへのプレゼントはこういうことも多々あるので諦めましょう)。
子どもが何に興味を持つかわからないので、どのシリーズを買ったらいいか難しいところですが、思わぬところから子どもの好奇心を引き出すきっかけになるかもしれません。
想像力を養うために、DVDはちょっと・・・という意見もあるかもしれませんが、象やキリンの大きさを想像力で覚えてしまうのはどうなんだろうと。
絵本など、リアルでない部分は想像力が大事だと思いますが、動物園に気軽に行けない家庭の場合は、図鑑だけだと象とアルマジロの大きさにそんなに違いがないですから、DVDを活用するのも悪くないと思うんです。
動く図鑑MOVEのラインナップ
2021年現在、27冊出版されています。
- 動物(新訂版):DVD収録時間111分
- 恐竜(新訂版):61分
- 魚(新訂版):81分
- 昆虫:69分
- 鳥:68分
- 宇宙:58分
- 大自然のふしぎ:71分
- 人体のふしぎ:57分
- は虫類・両生類:59分
- 植物:59分
- 生きもののふしぎ:64分
- 星と星座:60分
- 鉄道:55分
- 危険生物:55分
- 深海の生きもの:36分
- まるみえ図鑑:56分
- 古代文明のふしぎ:71分
- 乗りもの:62分
図鑑を小さい頃に与えてよかったこと
このシリーズが販売されたのが息子が3歳のときでした。
それから毎年イベントの度に買い足して、今(息子10歳)は全部そろっています。
DVDを観たあとに、一緒に図鑑で見ることもたまーにありました。
そのおかげで?かどうかわかりませんが、特徴をとらえて絵を描くことが上手になり、夏休みに描いた恐竜の絵が何かよくわからない絵画展で入賞しました。
講談社の動く図鑑MOVE「はじめてのずかんみぢかないきもの」
動く図鑑「魚」を観ていた息子が6歳のときに書いた絵です。
しっかり想像力も養われていると思います。
小学館の図鑑NEOはドラえもんのDVD付き
講談社の動く図鑑MOVEが爆発的な人気になったので、小学館の図鑑NEOもDVD付きのものが発売されるようになりました。
DVDが付いているのは、
- 魚
- 鳥 恐竜の子孫たち
- 恐竜
- 昆虫
- 動物
- 花
- 危険生物
- きのこ
- 両生類・はちゅう類
など16種類あります(2021年1月 現在)
しかもドラえもんと一緒に生き物の不思議な姿や生態を楽しめるという、子ども心をくすぐるシリーズです。
小学館の図鑑NEO「科学の実験 あそび・工作・手品」DVD付き/新版
楽しく学べるシリーズ
図鑑は場所をとりますし、どんどん新訂版が出ます。
特に恐竜は新しい化石が発掘されたり、実は同じ恐竜だったことがわかったり、有名なエピソードでいえば、かわいそうなオビラプトルのこともあります。
早く全巻買い揃えればいい!というものではないのですが、少しでも興味を持ったときに親子で一緒に学ぶことができれば、子どもの視野も広がるかもしれませんね。
おまけ:かわいそうなオビラプトル
オビラプトルは鳥に似た恐竜なのですが、名前の由来は「卵泥棒」・・・恐竜の卵のそば(巣のそば)で化石がたくさん発掘されたため、その名前がついたのです。
実はその卵はオビラプトル本人(本恐竜?)の卵だったのですが、当時は「恐竜は子育てをしない」と考えられていたため、まさか自分の卵をあたためていたとは思われず・・・かわいそうですね。