小さい子供がいると、なかなかコンサートへ行くことができませんよね。
でも、小さい頃から音楽を聴くのは情緒の成長に大きな意味があるといいます。
そこで、小さなお子さんがいるご家庭には、0歳の赤ちゃんから大人まで楽しめる音楽の絵本というコンサートがオススメです。
クラシック音楽が嫌いでも楽しめる
私はクラシック音楽がそんなに好きではありません。
むしろ「嫌い」に近いかもしれません。
一応なんとか音大を卒業したのですが、在学中もそんなに好きではありませんでした。
でも、年に12回だったか(正確な数字は覚えていません)大学側が指定したコンサートへ行くと単位がもらえる。というシステムがあったため、コンサートへはよく行っていました。
でも寝てしまうこともしばしば。
まぁ寝てしまうくらいリラックスできている。と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、ちっとも勉強にはなっていませんでした。
そんな私でも、このコンサートで寝たことはありません。
だって眠たくならないんです。
胎教にはモーツァルトがいい!本当か?
そんな私は息子を妊娠したときも、モーツアルトを聴かず(モーツァルトはまぁまぁ好きなほうなのですが)、ホルモンばかり聞いていたせいか、うちの息子はなんだか激しいノリの音楽に興味をしめす子どもになってしまいました。
※ホルモン(マキシマム ザ ホルモン)
これは極端な例ですが、胎教なんて親がリラックスするのが一番なので、自分の好きな音楽を聴くのがオススメ!
そしてやっぱり親が好きではない曲は、子どももそんなに興味をしめさないのです。
ズーラシアンブラスとは?
横浜にあるよこはま動物園ズーラシア、そこで生まれたのがズーラシアンブラスです。
まるでシルバニアファミリーのような動物さんたちが、本物の楽器を演奏します。
メンバーはレアメンバーまで入れたらどんどん増えています。
ズーラシアンブラスのメンバー
- 指揮者:オカピ
- トランペット:インドライオン
- トランペット:ドゥクラングール
- トランペット:ゴールデンターキン
- ホルン:マレーバク
- トロンボーン:スマトラトラ
- チューバ:ホッキョクグマ
弦うさぎメンバー
- 第一バイオリン:メグ
- 第二バイオリン:エイミー
- ビオラ:べス
- チェロ:ジョー
若草物語ですね。
サキソフォックス
- ソプラノサックス:ラトゥール
- アルトサックス:ラフィット
- テナーサックス:マルゴー
- バリトンサックス:ムートン
ことふえパピヨン
- フルート:ヒメタテハ
- ハープ:ルリタテハ
クラリキャット
- 第一クラリネット:メリッサ
- 第二クラリネット:ローズマリー
- 第三クラリネット:ベルガモット
- バスクラリネット:ペパーミント
ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団
- コンサートマスター:オルコット
- コントラバス:黒うさぎ(ジョン&ローリー)
- バスーン:黒ヤギ
- オーボエ:白ヤギ
- ホルン:カズン・バク
- ユーフォニアム・トロンボーン:オセロット
- パーカッション:ドール
- ティンパニ:リトルシスター・ドール
- パーカッション:たたきのトリさん
その他には、パイプオルガンのオルガンオウルなどさまざまなキャラクターがいます。
息子が3歳のときに友人に教えてもらって初めて行ってから、親子ではまり、今では年に数回行っています。
ズーラシアンブラスがおすすめな理由
ズーラシアンブラスがおすすめな理由をまとめました。
動物が楽器を演奏する→子どもが興味をもつ
やはり一番の特徴は何と言っても見た目です。
息子は図鑑で見るホッキョクグマが大好きだったので、ホッキョクグマさん&チューバのとりこになったわけですが、
いざ一緒に写真を撮ろうとしたら・・・
怖いっ!食べられる!
そうだよね。
ホッキョクグマは肉食だからね。
街で会ったら気を付けようね。
でも、ある程度大きくなったある日、演奏している弦うさぎちゃんを見て、
ママ!
メグちゃん(ウサギ)の手が人間の手だ・・・
と。
さすがに弦を手袋で演奏するのは難しいのでしょう。
※演奏後の写真撮影のときはきちんと手袋をしていました
そういうところまで見ていることが「成長だなぁ」と感動しました。
知っている曲でなおかつ一曲が短い
これも子どもが楽しく聴きやすいポイント。
うちの息子はストリングス(弦楽器)だけだと眠たくなるようで(遺伝?)、でも知っている曲だと楽しそうに見ています。
ブラス(管楽器)が入ると目をキラキラさせているのでこれまた遺伝なのかもしれませんが、ノリがよい曲などは体全体を使って聴いています。
参加型のコンサート
これは重要!
音楽だけでなく講演会などでも同じですよね。
子どもが飽きない工夫がされています。
ネタばらしになってはいけないので、あまり詳しくは書きませんね。
0歳からOK
他のお客様もいらっしゃるので、泣いたら席を立つのがマナーですが、上の子(お兄ちゃん・お姉ちゃん)を連れて行きたいけど、赤ちゃんだけ預けてコンサートへ行かないといけない。ということがないので家族みんなで楽しめます。
全席指定(の場合が多い)
最初は、指定席ってチケットとるときのプレッシャーがイヤだなぁ。とも思ったのですが、小さい子を連れて席とりって大変だし、押し合いへし合いしたくないじゃないですか。
それにやはり0歳からOKといっても、動物さんが怖くて予想外に泣いてしまう子どもちゃんもいるんです。
そのときにそっと席をたって一度外へ行き、落ち着いたらまた席に戻ることができる。という指定席システムは、子育てしている人にはありがたいことだと思うんです。
お値段が安い【価格が破格】
ズーラシアンブラス主催のコンサートでなければ、どこかの自治体が主催になっている場合が多いので、値段は毎回違います。
親子チケット2,500円だったり、未就園児無料で私だけ2,000円払ったりと、大きな会場でない場合は、リーズナブルなお値段設定になっています。
演奏後に触れ合ってもらえる
※サイン会・撮影会は毎回あるとは限りません
演奏後にサインをもらったり、一緒に写真を撮ったりすることで、音楽を演奏する動物さんたちを身近に感じることが出来ます。
子供が楽しめるクラシックコンサート
「ズーラシアンブラス」は、本当にクラシック音楽が好き!という親子さんには向かないかもしれません。
私は弦・管専攻ではないので専門外ですが、それでも演奏中のミスがわかる日があります。
視野も狭く、息苦しく、自分の音もこもってしまうであろうあの姿で演奏するのは難しいのでしょう。
※雑紙で作ったトランペットを吹く息子
小さい頃から気軽に楽しく生の音楽と触れあって、音楽をもっともっと好きになってもらいたいです。
ズーラシアンブラスさんは全国をまわってくれています。
もし、お近くに来られた際は足を運んでみてはいかがでしょうか?
DVD付きCDもあるよ
追記
ディズニー映画「ズートピア」の主題歌「トライ・エヴリシング」を歌っているamiちゃんの後ろで演奏しているのがズーラシアンブラスです。
画像をクリックすると記事にとびます。
この記事ではズーラシアンブラスが演奏しているyoutube動画も紹介しています。