
英検申込期限ギリギリの、英検1次試験当日まで残り31日しかない某日。
生まれて一度も英検を受けたことがない50歳の私が、英検2級を受けることになりました。
どうしてそんなことになったかはコチラに詳しくまとめています
そんな私の31日間の日記です。
英検2級受験日記【1次試験編】
英検を受けたことがないとはいえ、中学・高校と6年間は英語を学んできたわけですし、1か月間自力で勉強すればなんとかなると思ったのですが、甘かったです。
あの頃覚えた単語の記憶はどこに行ったの?
とはいえ、英検は、日ごろの英語力を試すためのものというよりは、ある程度パターンが決まっているため、しっかり対策をして挑めば点数が取れる、いわゆる学校の定期テストのようなものです。
そのため、出やすい単語、選ばれやすいシチュエーション、ある程度決まった言い回しなどがあります。
そのことをしっかり踏まえて、1ヶ月がっっっつり勉強すれば、ある程度までいけると思います。
英検1次試験まで31日~20日
私が受けたのは、従来型の英検(S-CBT方式ではない)です。
- 試験まで31日:英検を受けることに決定
- 試験まで30日:ネットで申込!9,100円×2人分支払う
- 試験まで29日:※体調不良
- 試験まで28日:※体調不良
- 試験まで27日:2024-2過去問【公式HPより】(ライティング以外)
- 試験まで26日:2024-2過去問のリスニングの答え合わせ、2024-2過去問ライティング1
- 試験まで25日:2024-2過去問ラァイティング2→あまりのひどさに落ち込む
- 試験まで24日:※休み(ライティング2の評価を少し復習)
- 試験まで23日:※休み
- 試験まで22日:※休み
- 試験まで21日:2024-2過去問リーディング1枚目答え合わせ
- 試験まで20日:2024-2過去問リーディング答え合わせ
こうやってみるとあまり勉強していないですね。
勉強をするということに慣れていないので、ちょっと過去問をしただけで脳が疲れてシナプスがやる気なくしてしまうのです(言い訳)。
そして過去問の答え合わせと訂正にそれ以上の時間がかかり、ライティングというマークシート以外の問題があると知り、あまりの難しさに落ち込み、やる気をなくしていまうのです(言い訳)。
そんなこんなでやる気のない最初の10日間は、公式HPにある過去問1回分をなんとか消化することで終わりました。
勉強することに慣れ、確実に身に付ける

過去問をして間違ったところは、なぜ間違えたかを理解するまで調べ、単語の意味はもちろん文法も合わせて勉強し直し、次にもう一度受けたら満点とれるまで復習をしました。
長時間勉強することに慣れいないので、まずは、ムリをしない範囲で気分が乗っているときになるべく長い時間椅子に座れるように意識しました。
英検1次試験まで19日~10日
中10日間の日記です。
- 試験まで19日:2024-2過去問長文答え合わせ
- 試験まで18日:※休み
- 試験まで17日:2024-2過去問ライティング1.2を再トライ【チャットGPT使用】
- 試験まで16日:2024-2過去問ライティング1.2を再々トライ、さらに再々々トライ、チャットGPT作成ライティング1.2
その後、わからない動名詞や不定詞、三単現のsについてチャットGPTと勉強 - 試験まで15日:2025-1過去問(ライティング以外)
- 試験まで14日:※甥っ子の野球試合観戦(行き帰りにスマホアプリで英単語)
- 試験まで13日:※体調不良
- 試験まで12日:※体調不良
- 試験まで11日:2025-1過去問リスニング半分答え合わせ
- 試験まで10日:※文化祭
過去問1つ終わらせるのに12日間もかかっています。
さらにちょうどこの頃体調を崩しがちで、寝込む日が多かったです(勉強をしたくないという拒否反応なのかも)。
合わせてちょうど仕事も忙しく、なかなか勉強に頭を使えない日が多かったです(これまた言い訳)。
自分の苦手な分野を集中的に勉強する

4択は得意なのと(勘だけで生きてきた)、長文読解もそんなに苦手ではないので(学生の頃はそういう授業ばっかりだった)、ここからの勉強は、一番苦手なライティングに全振りしすることにしました。
語彙力がないので(そもそも日本語も忘れるお年頃)、アプリを利用して単語も勉強しましたが、単語力は一朝一夕に上げることはできないので、出来る範囲で覚えていくことにしました。
英検1次試験まで9日~当日まで
最後の9日間です。
- 試験まで9日:【受験票届く】
2025-1過去問残りのリスニング答え合わせ、2025-1過去問ライティング1.2 - 試験まで8日:※休み
- 試験まで7日:※休み
- 試験まで6日:2025-1過去問残り全部答え合わせ
- 試験まで5日:チャットGPT作成ライティング1.2を合格するまでトライ
- 試験まで4日:チャットGPT作成ライティング1.2
- 試験まで3日:模擬試験形式で2025-2過去問
スマホアプリターゲットの友に課金(今さら?) - 試験まで2日:2025-2過去問答え合わせ、チャットGPT作成ライティング1.2
- 試験まで1日:チャットGPT作成ライティング1.2を2回
受験票ってこんなギリギリに届くんですね。
決済できてるか不安になったやん
お金で解決するなら
一切お金をかけずに勉強してきましたが、試験まで残り3日となってスマホアプリ「旺文社の英単語ターゲット」に課金しました(買い切り1,100円)。
単語を覚えるのであれば有料版がオススメです。
もっと早く課金しておけばよかったです。
そして、2次試験が終わった今、もっと早くからオンライン英会話を利用しておけばよかったと後悔しています。
オンライン英会話であれば、緊張する状態に慣らすこともできますし、英検対策があるスクールもたくさんあります。
しかも無料体験を利用すれば、無料もしくは数千円で英検対策をしっかり学べます。
多くのオンライン英会話スクールでは、個人レッスンはもちろん、無料で使えるアプリやサイトがたくさん用意されているので、自主勉強にはもってこいです。
2次試験に向けて
私は、学生の頃から英語が苦手ではあったものの、進学校をなんとか卒業しているので、過去の古い化石状態の記憶をある程度掘り起こし、得意な4択で点数を稼ぐことができたので、試験前にした過去問はどれも8割近い正解率でした。
ただ、ライティングはボロボロでした。
「以下の TOPIC についてあなたの意見とその理由を2つ書きなさい」と言われても、日本語でも書けないんですよね。
それでも、なんとかライティング対策をがんばりました。
ところが、私は本番に弱いことなどもあり、試験本番での正解率は68.8%だったんです(ライティングを除く)。
それでも、ライティングを集中して勉強したおかげか、平均点以下ではあるものの(理由を1つしか書けなかったからだと思う)なんとか及第点をいただけました。

英検2級は1520点以上が合格なのですが、私、なんと、1520点だったんです!
本当にギリギリのギリ!
まさかこんなギリギリで受かっているとは思わず、2次試験対策をまったくしていなかったので、この後大慌てすることになるんですけどね。
1次試験の勉強をして私なりに気づいたことは、
- 勉強する・集中する習慣を作る
- わからないところは丁寧に理解するまで
- お金をかけれるなら少しはかける
です。




