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妖精の森ガラス美術館でウランガラス作り体験(鏡野町)上斎原村

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)の外観

岡山県鏡野町(旧:上齋原村)にある妖精の森ガラス美術館

  • ガラス製品(ウランガラスも含む)の販売
  • ガラス製品の展示
  • ガラス体験(吹きガラス・リューター・サンドブラスト)

などが出来る施設です。

ここのメインは、なんとウランガラスなんです。

 

 

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ウランガラスについて

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス製品

どうしてこんなところにこのような施設があるのかというと…

日本で唯一ウランが採れた上斎原村(鏡野町)放射能汚染は大丈夫?
原子力発電所の原発事故での放射能汚染…これは、日本で唯一ウランが取れた岡山県苫田郡鏡野町、旧:上斎原村(かみさいばら)の話です。

↑ちょっと重い話なのでここへ行こうと思っている方は読まないほうがいいのかも

 

ウランガラスとは?

ガラスの原料の他にウラン化合物が1%ほど混ぜたガラスのことで、主に黄色~緑色のガラスです。
(他に金など他の物質を混ぜると違う色にもなります)

紫外線ランプをあてるとキレイな緑色に光る特徴があります。
※上の写真は、ウランガラスに紫外線ライトを当てているところです

 

ウランガラスの歴史

1830年頃のボヘミアガラスで作られたものが一番古いものとされています。

花瓶、食器、装飾品など数々の美しい作品があり、戦前は日本にもウランガラスの材料が普通に輸入されていたので、日本でもかなりの数が作られていたようです。

現在では、アメリカ・チェコで少しだけ生産されていて、日本ではこの妖精の森美術館で作られています。

 

ウランガラスの放射能は大丈夫?

これだと思います。

私も心配だったのですが、ウランガラスに含まれているウランは0.1%~1%程度のため、放射能はごくわずかで、しかもガラスの中に入っているのでそこから漏れることはないそうです。

また、自然界にも宇宙や地球からの放射能があり、人体からも微量の放射能を出しています。

ウランガラスの放射能はそれらと同量のものなので安心。

ということらしいです。←今、半信半疑で書いてます

 

常設展示室・企画展示室

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス展示

貴重なウランガラスを見ることができます。

 

入館料

  • 大人:500円
  • 高校生:400円
  • 小・中学生:300円
  • 小学生未満:無料

※体験をする人は100円引き
※上齋原村指定のレシートがあれば100円引き(うたたねの里は対象です)

 

常設展と企画展、入館料を払えばどちらも見ることができます。

常設展は本当に狭い1部屋(厳密には2部屋)だけです。

なのでお値段の割りには・・・といったところ。

でも、常設展は個人で行っても職員の方が解説付きで回ってくれます。

もちろん一通り説明が終わった後は、1人でゆっくり見ることができます。

ウラン。

紫外線を当てると本当にキレイなのですが、なんとも儚いような強いような・・・色々な思いと共に複雑な気持ちになるそんな展示です。

 

妖精の森ガラス美術館の体験

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス体験

ここでは3種類の体験ができます。

体験は土日のみ(夏休み期間中は平日も毎日)で、人数限定なので予約しておいたほうが確実です。

それぞれお値段・製作時間も違います。
※ウランガラス体験は、9月~の限定企画で吹きガラスのみの体験となります

 

サンドブラスト体験

  • 料金:1,050円
  • 時間:1時間程度

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス体験

コップやお皿など好きなガラス製品を選び、それにシールを貼っていきます。
アルファベットなどもあるので文字を入れることもできます。

これは貼りすぎです。

手袋をして機械の中に先ほどのガラス製品を入れます。

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス体験

すごい勢いで砂が出てくるので、まんべんなく傷をつけていきます。

シールをはがします。

キレイに洗ったら出来上がり。

 

吹きガラス体験

  • 料金:3,150円
  • 時間:30分程度

※当日持ち帰りが出来ないため、翌日以降に取りにくるか(無料)、発送(送料別途必要)することになります
※ウランガラス体験の場合はプラス1,500円くらいかかります

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス見本

好きな色、作りたい形を選びます。
(一輪挿し・コップ・小皿など)

エプロンをして作成開始!

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス体験

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス体験

④と⑤を何度も繰り返すので、夏はかなり暑いです!

汗がダクダク!

 

リューター体験

  • 料金:1,050円
  • 時間:1時間程度

これは、妖精の森ガラス美術館では体験したことがないのですが、青空マーケットで体験したことがあるので概要だけ。

ガラス(リューター)体験

ガラスの表側から文字や絵を描きます。
(裏から削るので、文字は鏡文字を書かないといけません)

それをリューターで裏から削っていき、最後に表から書いた文字を消すと出来上がりです。

これは腕を固定するのが大変で、子どもには難しいかも。

 

妖精の森ガラス美術館

妖精の森ガラス美術館(鏡野町)のウランガラス体験作品

この日に作ったものです。

待ち時間がヒマだったので、私もサンドブラスト体験をして、家族の名前入りの小皿を作りました。

そしてうちは近いので後日吹きガラス体験で作った小皿も受け取りに行ってきました。

9月中頃(2016年は9月17日~)から始まるウランガラス体験も気になるのですが、やっぱり放射能って響きがどうしても・・・ね。

でも本当にキレイです。

 

妖精の森ガラス美術館

  • 住所 苫田郡鏡野町上齋原666-5
  • 休館日 火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)
  • 開館時間 9:30~17:00

国道179号線沿いにあるので迷うことはないと思います。

冬は雪がすごいところなのでスタッドレスタイヤじゃないとムリかな?

 

妖精の森ガラス美術館近くの観光・体験施設

  • 上齋原にも温泉があるけどやっぱり ⇒ 奥津温泉
  • 甌穴(おうけつ)が有名 ⇒ 奥津渓
  • 奥津湖(ダム) ⇒ カヌー体験など
  • 山田養蜂場(ミコー) ⇒ みつばち農園
  • 滝の裏側に行ける(汚れてもいい服装で) ⇒ 岩井滝
  • 登山も出来る ⇒ 県立森林公園

 

妖精の森ガラス美術館近くのお食事処

  • 古民家の囲炉裏でご飯 ⇒ うたたねの里いっぷく亭
  • 奥津温泉道の駅で食べ放題 ⇒ 温泉亭
  • 温泉施設内にある自然派レストラン ⇒ Aelu
  • 奥津でお蕎麦を食べるなら ⇒ 秀峰
  • 赤壁のお蕎麦屋さん ⇒ あずみ
  • ランチが2,100円!お蕎麦屋さん ⇒ 茶木

 

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