紅葉の季節になったので、ちょっとドライブにでも行こうかな♪と息子と阿波村にある「おおきな木」という古民家カフェへ行きました。
津山方面から阿波へ向かうにはほぼ1本道で、必ず「松ぼうき橋梁」の下を通るので、通りがかる度に、
ここで写真を撮ったら列車も映えるだろうなぁ。
とスマホで写真を撮ったりしていたのですが、何せ因美線のこのルートは上りと下り合わせて1日に数本しか通らないので、列車が通るのは見たことがなかったんです(実は「廃線なんじゃないか」とも思ってた)。
2016.7.2
みまさかスローライフ列車
まったく知らなかったのですが、2007年から毎年春と秋に「みまさかスローライフ列車」という臨時列車が因美線の智頭駅~津山駅を往復していて、途中の美作滝尾駅・美作加茂駅・美作河井駅などでは途中下車をして(停車時間が長い)イベントを楽しむこともできるそうなんです!
FB(フェイスブック)で私の友人が「いいね」している知らない人の投稿をみたら、その方はちょうどその「みまさかスローライフ列車」に乗車していたようで、ホームには、京都の鉄道博物館のゆるキャラがいたり、途中下車してとろろ汁を食べてたりしていました。
さらにその方は松ぼうき橋梁にかかる手前のトンネルからの動画を撮っていて、それに写真を撮っている私と息子が映っていました。
撮り鉄って超オタクなイメージ
今回、松ぼうき橋梁の写真を紅葉と一緒に撮ろうと、先日買ったばかりの陸上ではあんまり役に立たないカメラ「TG-870」を持ってきていたんです。
カフェの帰り、松ぼうき橋梁に近づいてきたら、普段この道を走ってても車とすれ違うことすらあまりないのに、路肩にすごい数の車(県外ナンバー多数)が停まっていました。
そして土手沿いにはすごい三脚&カメラの数!
「ここってこんなに有名だったんだ!」
「紅葉と列車って映えるもんね」
「でもここまだ紅葉してないよ?」
と思いながら私たちも車を停めて輪の中に入ってみました。
そして1人の方に話しかけてみたんです。
列車の写真を撮りに来られたんですか?
と。
するとみなさんとっても親切で、
- 今日は特別な列車が走るということ
- 後10分ほどで来るということ
- スマホで撮るならどの場所がいいか
- すっごくゆっくり走ってくれるから大丈夫!撮れるよという励まし
そしてどれほど特別な列車なのかを、たくさんの方がそれぞれ力説してくださいました。
何かに熱中している方は、そういう方たちがそのために訪れた場所に、何も考えずフラッと現れたど素人に厳しいイメージだったのですが、年配の方が多かったせいか本当にみなさん親切でした。
橋梁の反対側のほうが人気だったようですが、もう車が停めれない状態だったそう。
私がいた側は逆光なのでスマホやデジカメにはちょっと厳しかったです。
カメラだけじゃなく腕も問題も大きいんでしょうけど。
なんとなく紅葉を撮ろうと思って来ただけなのに、まさかのラッキーな偶然に感謝♪
あーいいカメラ欲しいー!
岡山県北の駅・列車
- 因美線…那岐駅
- 智頭線…宮本武蔵駅
- 津山線…亀甲駅
- 片上鉄道…吉ヶ原駅・黄福柵原駅
- 津山駅近く…津山学びの鉄道館