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子どもの虫除けスプレーにディートはダメ?子供の虫よけ海外事情

子どもの虫除けスプレー

大人でも蚊に刺されるとかゆくて思わずバッテン(×印)を爪でつけてしまいますよね。

小さな子どもは掻きむしってしまい、そこからトビヒになる可能性も!

さらに、蚊を媒介して重篤な病気(感染症)

  • デング熱
  • ジカ熱
  • チングニア熱
  • 西ナイル熱
  • マラリア
  • 日本脳炎

にかかる恐れもあります。

マラリアは予防薬があり、日本脳炎は予防接種があります。

しかし、他の感染症に関しては、ワクチンも予防薬もないんです。

つまり、予防するには蚊に刺されないようにするしかないんです!

 

 

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ディートとは?

近年話題になっているのが、虫除けスプレーに使われているディートです。

厚生労働省のHPには以下のように記載されています。

1.添付文書、外部の容器等に記載の<用法・用量に関連する注意>を、次の内容が含まれるよう改訂すること。
○ 漫然な使用を避け、蚊、ブユ(ブヨ)等が多い戸外での使用等、必要な場合にのみ使用すること。
○ 小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。
・6か月未満の乳児には使用しないこと。
・6か月以上2歳未満は、1日1回
・2歳以上12歳未満は、1日1~3回
○ 目に入ったり、飲んだり、なめたり、吸い込んだりすることがないようにし、塗布した手で目をこすらないこと。万一目に入った場合には、すぐに大量の水又はぬるま湯でよく洗い流すこと。また、具合が悪くなる等の症状が現れた場合には、直ちに、本剤にエタノールとディートが含まれていることを医師に告げて診療を受けること。

2.製品、その包装及び添付文書に、承認書に記載のディート濃度を明記すること。

ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について

 

ディートとは、「ジエチルトルアミド」という化学物質のことです。

人によっては、アレルギーや肌荒れを起こす危険性があります。

さらに怖いのは、動物実験で連続的大量摂取で神経毒性が見られたという報告があるんです!

6ヶ月未満の乳幼児に使用できないものを、8ヶ月の赤ちゃんにも使いたくないですよね。

 

オススメの赤ちゃんにも使える虫除けスプレー

ハーブ・アロマ系、オーガニック系の虫除けスプレーはディートが入っていないものが多いです。

息子が一番気に入っているのは、オーストラリアのPERFECT POTION 「アウトドアボディスプレー」(バズオフ)です。

もちろんディートは入っていません。

息子は、ハーブ・アロマ系の香りが苦手なのですが、これだけは気に入ってくれました。

そして、虫除けだけでなく、暑さ対策にも便利なハッカ油もおすすめ!

お値段もお手頃で、様々な用途に使えるので1本あるととっても便利ですよ。

 

手作り「ハッカ油で虫除けスプレー」

  • 無水エタノール(消毒用エタノール・消毒用エタノールIP・エタノール):10ml
  • ハッカ油:5~10滴
  • 水:90ml

無水エタノールとハッカ油を先に混ぜて、最後に水を入れたら完成です。

消臭効果もあり、カーテンなどにスプレーしておけば虫が部屋に入ってくるのを防いでくれますが、持続時間が短いので、こまめにスプレーする必要があります。

 

ハッカ油で制汗剤スプレーの作り方

殺菌・消臭効果もあるので制汗剤にもおすすめです。

  • 無水エタノール(消毒用エタノール・消毒用エタノールIP・エタノール):10ml
  • ハッカ油:2~3適
  • 水:90ml

準備するものも、作り方も虫除けスプレーと同じです。
(ハッカ油が少ないだけ)

他にも、水で濡らしたタオルに、ハッカ油を2~3適垂らしてよく揉み、それを脇や首筋に当てるとスーっとして汗がひいていきますし、お風呂に数適垂らせば、ミントの香りがするすっきりした入浴剤としても使えます。

 

ディートが入った虫除けは使わないほうがいい?

日常使用は、ディートが入っていない虫除けスプレーをおすすめするのですが、海外旅行のときは例外です。

海外の蚊のパワーは恐ろしいほど強力です。

ディートの濃度が高いほど虫除け効果が高いと言われています。

「子どもにはディート入りのものを使いたくない!」

「でもジカ熱もイヤ!」

と駄々をこねていても仕方がないので、せめて日本のものを使用しようと、うちではディート10%配合のこのタイプを使うことにしました。

日本で売られている虫除けスプレーのディート濃度は最高で10%です。
(資料によっては12%と書かれているものも)

 

追記(日本では最高12%)

薬局で聞いてみると、「医薬品」としてディート12%のものも販売しているそうです。

スキンベープシリーズにも12%のものがありました。

医薬品の類にはなりますが、ネットでも購入可能です。

日本では、12%で医薬品扱いですが、国によっては80%以上のものも売られています。

それを脚に付けて車に乗ったら、車のシートを溶かす可能性があるレベルなんだそう・・・。

でも、海外へ行くならある程度強めの虫除けを用意したほうがいいのかもしれません。

海外旅行へ行く日本人に人気なのが、ディート34.34%含有のウルトラソンです。

ウルトラソンは比較的リーズナブルですし、口コミ評価も高いので買ってみようかと悩み中。

でも塗るタイプは落とすのが大変だし、塗るのもちょっとめんど・・・

 

そして、ホテルなどの室内での虫除けで、おすすめなのは、「蚊がいなくなるスプレー」です。

これはディートではなく、ピレスロイド系薬剤が使われています。

比較的安全だと思われている蚊取り線香も、昔とは作り方が違っていて、合成されたピレトリンやアレトリン等の合成ピレスロイドを原料にして製造されています。

まったく安全とも言えないので、出かける前に部屋にシュッっとしておくとよいかもしれませんね。
※部屋でペットなどを飼っている人は注意しましょう

 

海外旅行へ行く場合

海外に行く場合は、ディートの副作用よりも蚊による感染症のほうが危険な気がします。

行き先によっては、予防接種や予防薬を用意しておいたほうがよい場合もありますので、海外へ行く際には、外務省のHPでチェックするようにしましょう。

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