ウォルト・ディズニーが手掛けた最後の長編アニメとして有名なジャングル・ブックです。
原作がある作品ですが、ディズニーらしい脚色が光る映画になっています。
日本では、アメリカで公開された約1年後の1968年に公開されました。
海外では、子どもの頃にこの作品から影響を受けた人も多く、約36年後の2003年に「ジャングル・ブック2」(日本では映画公開なし)が、2016年に実写版「ジャングル・ブック」が公開されました。
ジャングル・ブック The Jungle Book 1967年
主な登場人物
- モーグリ(人間の男の子)
- バルー(モーグリの友達)
- ラマ(モーグリを育てたオオカミ)
- バギーラ(モーグリの保護者 黒豹)
- シア・カーン(人間嫌いのトラ)
- カー(催眠術が得意な大蛇)
- ハティ大佐(ゾウのリーダー)
主題歌・挿入歌など
- ザ・ベアー・ネセシティ(Bare Necessities)
- 君のようになりたい(I wanna be like you)
- ハティ大佐のマーチ(Colonel Hathi Elephant March)
φ(..)メモメモ
- 原作は、イギリスの作家で詩人のラドヤード・キップリングの短編集「ジャングル・ブック」
- 続編「ジャングルブック2」もある
- 実写版「ジャングルブック」が2016年に公開された
ジャングルブックのあらすじ
インドのジャングルで、バギーラ(黒ヒョウ)が置き去りにされた人間の赤ちゃんを見つけました。
バギーラはその人間の赤ちゃんを、赤ちゃんを産んだばかりのオオカミに預けました。
オオカミは、人間の赤ちゃんにモーグリという名前をつけて育てます。
ところが、モーグリが10歳になった頃、人間嫌いの恐ろしいシア・カーン(トラ)がジャングルに戻ってきたのです。
バギーラはモーグリを人間の村へ送りとどけようとするのですが・・・
続きは本編で♪
キャラクター
左:バルー
右:キング・ルイ
ほぼジャングルでのお話なので、様々な動物が出てきます。
- オオカミ(アキーラ・ラマ)
- 黒ヒョウ(バギーラ)
- くま(バルー)
- トラ(シアカーン)
- ヘビ(カー)
- オラウータン(キングルイ)
- ぞう(ハティ大佐・ベビーエレファント)
- ハゲタカ(バジー・ディジー・ジギー・フラップス)
曲(挿入歌・主題歌)
バルー(とモーグリ)が歌う♪ザ・ベアー・ネセシティと、キング・ルイが歌う♪君のようになりたいが有名です。
どちらもディズニー全体でみてもかなり人気の曲です。
ジャングルブックの問題点
オオカミに育てられた少年のお話で、原作がある作品なのですが、「南部の唄」と同じく、人種問題や何やらで騒がれることもあります。
※「南部の唄」は、東京ディズニーランドの人気アトラクションスプラッシュマウンテンの元になった映画です。ただ、人種問題で騒がれることが多く、VHSで出版はされましたが、それ以降は販売されていません(DVD化もされていません)
ジャングルブック実写版 予告編(動画)
おすすめ度 ★☆☆☆☆
約50年前の映画なので、その当時観たとしたら感動したのかもしれません。
映像がやはり古いのでちょっと物足りない感じがするのは仕方ないのですが、それだけでなく、ラストがあまりにも現実的というか・・・これでよかったんだし、こうなるべきなんだろうけど、幼い頃の私は、この終わり方にショックを受けて、この映画が嫌いになりました。
ディズニーらしい結末を期待する人、夢見がちな人には向いてないラストかもしれません。
ジャングル・ブック(実写版)MovieNEX/Blu-ray
ジャングル・ブック /KADOKAWA/ジョ-ゼフ・ラディヤ-ド・キップリング
ジャングルブック好きに観て欲しいディズニー映画
ジャングルブック好きのみなさんに、私がおススメしたい映画は、
大人のみなさんには
子どもさんには
です。
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