1981年にアメリカで公開された映画きつねと猟犬です。
日本では1983年に、東京ディズニーランド開園記念として「バンビ」とともに公開されました。
原作は、アメリカの作家ダニエル・P・マックスの「きつねと猟犬」です。
よくあるディズニー映画の勧善懲悪的なハッピーエンドではありません。
日本では猟犬があまり日常ではないので、子どもは少しわかりにくいかもしれませんが、猟犬について理解していれば、子どもも大人も深く考えさせられる映画です。
きつねと猟犬 The Fox and the Hound 1981年
主な登場人物
- エイモス・スレッド(猟師)
- コッパー(エイモスが飼っている猟犬)
- トゥイード婦人(エイモスの近所に住んでいる)
- トッド(トゥイード婦人に育てられたキツネ)
φ(..)メモメモ
- 原作は、アメリカの作家 ダニエル・P・マックスの「きつねと猟犬」
- 続編「きつねと猟犬2~トッドとコッパーの大冒険」がある
きつねと猟犬のあらすじ
森の中で、一人暮らしのおばあさんに育てられている子ぎつねのトッドと、隣のこれまた一人暮らしの猟師の家に住む猟犬のコッパー。
2匹は大の仲良しで、毎日森で楽しく過ごしていました。
しかし時が経ち、2匹は自分たちの意思に反して対立を深めていくことになります。
2匹は、心の中では永遠の友情を誓うのですが、別々の世界で生きていくこととなるのです・・・
続きは本編で
きつねと猟犬のテーマ
立場が違う2匹の純粋な友情が、成長とともに崩壊していくという物語です。
(猟犬はきつねを追うものなので)
こういうことは、人間の世界でも多くあると思います。
幼い頃一番仲が良かった2人が親の転勤で離ればなれになり、次に再会したときは敵同士になっていて・・・なんてドラマや映画多いですよね。
これを見事に純粋に動物を使って描いた素晴らしい作品が「きつねと猟犬」です。
状況の変化に順応するべきなのか。
状況の変化より自分の気持ちを優先すべきなのか。
色々考えさせられる映画です。
きつねと猟犬2「トッドとコッパーの大冒険」
2006年に続編が発売されました。
(映画化はなし)
続編というよりは、トッドとコッパーが幼い頃の一コマで、番外編のようなものです。
今回は登場動物(キャッシュ・ディキシーなど)も増えました。
きつねと猟犬の内容は重いですが、こちらは友情がメインの少し軽めの仕上がりです。
しかし、色々考えさせらることも多いので、ぜひお子さんには2作とも観ていただきたいです。
きつねと猟犬2 予告編【動画】
おすすめ度 ★★★★★
かわいいキャラクターとは裏腹に、考えさせられるの多い重めの映画です。
また、涙なしでは観れないシーンが多く大好きなペットとお別れするシーンもあるので、気持ちが弱っているときには観ないほうがいいかもしれません。
きつねと猟犬好きに観て欲しいディズニー映画
きつねと猟犬好きのみなさんに、私がおススメしたい映画は、
大人のみなさんには
子どもさんには
です。
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