昭和から平成前半の英語の授業・試験は、書くことがメインでした。
中学時代も高校時代もリスニングなんてほとんどやってない…。
昭和のやり方では、書けて読めても話せない人が増えたため、平成で随分指導方法が変わり、さらにここ数年、小学校でも英語が必須科目となったこともあり、ますますリスニングが重要視されるようになりました。
私は、
- 読めない
- 書けない
- 話せない
の3拍子揃ってるんだけどね…。
そんな私の息子(現在中学1年生)は、小学2年生から、5年以上オンライン英会話を習っています。
先日、初めての期末テストも終わり、今までオンライン英会話を習ってきた結果がよくわかりました。
子供オンライン英会話の弱点
息子は中高一貫校に通っているのですが、中学受験の勉強をしている頃もオンライン英会話は続けていました。
しかし、「英会話を習っても試験(テスト)に役立たない」とよく言われました。
息子が受けた頃はまだ受験に英語がなかったというのもありますが、中学に入ってからの中間テスト・期末テストにもあまり英会話は訳に立たないというのです。
そこで、実際に、中学生になり1学期の中間テスト・期末テストを受けた結果をまとめました。
単語が書けない(つづりがわからない)
通うタイプのオンライン英会話教室ですと、つづりを覚える時間がある教室もあるようなのですが、オンライン英会話のレッスンは基本会話です。
画面やチャットボックスで書くことも少しはありますが、通常は単語を覚えるためのレッスンはありません(専用のコースがあるオンライン英会話スクールもあります)。
そのため、息子の中間テストは、つづりがボロボロでした。
音で覚えているので、
- many → meny
- September → Septembar
と、音の雰囲気だけで書いていました。
つづりは覚えるしかないからねぇ。
これは勉強サボってたな・・・。
大文字・小文字
こんなこと基本ですし、授業で絶対習っているはずなのですが、
- Monday → monday
- Japan → japan
など、大文字で書かないといけない単語を覚えていなかったようです。
文章の最初を大文字にすることや、曜日や月も文章の中に出てきた場合は大文字にしていたのですが、単語書き取りのところはなぜかすべて小文字で書いていました。
最初の文字を大文字で書くべき国名の場合、小文字で書くと違う意味になってしまうこともあるので気を付けましょう。
japanは「漆」
chinaは「磁器」
っていう意味になっちゃうよ。
句読点がない
- What’s → Whats
- You’re → youre
など、音で聞いただけではわかりにくいアポストロフィや、疑問文の最後にクエスチョンマーク、文の終わりにピリオドなどを忘れがちでした。
オンライン英会話はムダだった?
子供の頃から英会話を習うのはムダなのでしょうか?
子供の頃は、英会話より英語塾に行ったほうがいいのでしょうか?
確かに、英会話だけしておけば充分というわけではありません。
しかし、息子の中間テスト(中学1年生)を見て驚きました。
リスニング問題が全体の1/3ほどをしめていたのです。
それだけリスニングが重要視されているんですね。
※どこの学校も同じではないかもしれません
子供がオンライン英会話を習うメリット
うちの息子は、英語塾に行ったことがありません。
また、宿題をきちんとするタイプでもありません。
宿題はきちんとしなさい!
提出物はきちんと出しなさい!
はーい(返事だけ)
しかし、期末前の週末に、単語をムリヤリ勉強させたらすぐに覚えました。
音は覚えているので、後はつづりとルールを覚えるだけですからね。
まったく英語にふれていないわけではないので、覚えやすいようです。
また、リスニングはなかなか家では練習できないですが、オンライン英会話で鍛えられているからか、点数がよかったです。
全部リスニングだったらいいのに。
宿題が出る度にコツコツ英単語のつづりを覚えていれば、こんなボロボロじゃないハズよ…。
オンライン英会話を続けていると、リスニング力が上がるのはもちろん、語彙力も上がります。
ただし、
- つづり
- 書くときのルール
は、覚えないといけないですけどね。
楽しんで学ぶ英語
息子にとっては、オンライン英会話は息抜きで、好きな先生(お気に入りの先生が何人かいる)とおしゃべりする楽しい時間となっています。
ほとんど復習しないので、英会話力はボチボチしか上がりませんが、楽しんでいるし、月額3,000円ほどなので、これからも続ける予定です。
あとは、授業をきちんと受けて、しっかり宿題をこなしていれば単語は覚えれるはずなんだけどね…。
わかったー!
・・・期待せずに見守りたいと思います。
おすすめ子供用オンライン英会話スクール一覧