野球・バスケットボールなど団体競技をしているとき、失敗してしまった仲間に「ドンマイ!」と声をかけたりしますよね。
これは英語の「Don’t mind(気にしない)」からきているのですが、この感覚で
- 気にしないで
- 大丈夫だよ
と相手を励まそうと、英語の「Don’t mind」を使うと、友達がいなくなってしまうかもしれません!
Don’t mindの本当の意味
- don’t:~しない
- mind:気にする
確かに、この二つを合わせると気にしない。となりますが、mindの気にしないはちょっとネガティブな気にしない(どちらかというと「気にさわる」に近い)という意味を含む場合があります。
don’t mindが、よく使われる文章は、I don’t mind.です。
Do you mind~?~してもいいですか?(直訳:~してもあなたは気にしませんか?)
と聞かれたときなどに、「いいですよ。私は気にしませんよ。」という意味で答えます。
つまり、don’t mindは、「あなたは気にしないで」ではなく、「私は気にしないよ」という意味で使うことが多いのです。
そして言い方にもよりますが、どちらかというと私には関係ないからどうでもいいよーという感じに聞こえます。
don’t mindは使わない!
同じI don’t mind.でも、ちょっと嫌味っぽくも言えるし、好意的にも使えます。
どんな言葉でも、言い方や関係性で言葉の意味が違ってきます。
だって、「バーカ!」は悪口ですけど、「バ・カ♡」は悪口じゃないですものね。
でも、あまり英語が得意ならあまり「I don’t mind.」は使わないほうがいいかもしれません。
Never mindを使おう
- never:決して~しない
- mind:気にする
相手が失敗して励まそうと思うのであれば、don’t mind(私は気にしないよ)ではなく、never mind(あなたは気にしないで)を使いましょう。
相手があなたに対して謝っている状況なのであれば、
- もうどうでもええわ I don’t care.
- まぁええわ I don’t mind.
- 気にしなくてもいいよ It doesn’t matter.
などが使えます。
(上2つはあまりオススメしません)
Don’t worryも使える
- don’t:~しない
- worry:心配する
Don’t worryは、「心配しないで」、「気にしなくていいよ」という意味です。
don’t worryは、don’t mindと同じくdon’tで始まりますが、never mindと同じように、相手に対して「気にしないで」という意味で使えます。
don’t worryといえば、Bobby McFerrinの♪Don’t worry Be happy(くよくよせずに楽しくやろうぜ)ですよね。
don’t worryは、don’t worry about it.として1セットで使われることも多いですが、同じような意味です。
ドンマイと言いたいときに使える言葉
相手を励ますときの「気にしないで」ではdon’t mind以外のワードを選ぶようにしましょう。
- never mind(気にしないで)
- don’t worry(心配しないで)
- It’s okay.(大丈夫だよ)
- It’s not a big deal.(たいしたことじゃないよ)
- It’s all right.(問題ないよ)
などがオススメです。
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