高知県高知市の人気観光地(観光スポット?)として人気なのが日曜市!
日曜市とは、高知城からひろめ市場へ向かう追手筋沿い1キロほどに約300店舗もの屋台が並ぶ日本最大級の街路市です。
でも、日曜市は日曜日にしかしていないんです。
そりゃ「日曜市」っていうくらいやからそうやろ?
旅行が日曜日とかぶらない予定の方。
安心してください。
規模は小さいですが、火曜市、木曜市、金曜市も開催されています。
土佐の街路市
それぞれの街路市はすべて場所が異なります。
※日曜市と木曜市はどちらも高知城から徒歩1分ほどですが歩く方向が異なります
- 日曜市:約200店舗(高知城から徒歩1分ほど)
※一番人気の街路市 - 火曜市:約30店舗(高知城から徒歩10分ほど)
※水路の上 - 木曜市:約70店舗(高知城から徒歩1分ほど)
※日曜市の次に大きい - 金曜市:約20店舗(高知駅から徒歩5分ほど)
※JR高架下
どの街路市も、朝6時から15時くらいまで開催していますが、午前中しかしていないお店も多いそうです。
木曜市
日曜市の次に規模の大きな「木曜市」です。
ちょうどホテルがここのすぐ近く(徒歩1分くらい)だったので、朝ごはんの調達に9時頃行きました。
ホテル「ザ・クラウンパレス新阪急高知」についてはコチラ
木曜市は、新鮮なお野菜、果物、スイーツ(焼き菓子系)が多かったです。
その場で朝食として食べられるものはあまりなかったよ。
大平商店「日曜市のいも天」
前夜に、ひろめ市場へ行ったのですが、いも天のお店が休みだったんです。
ひろめ市場で食べたかった、かつおのタタキ(明神丸)、餃子(安兵衛)、いも天(大平商店)。
私は最近「臨時休業女」と自覚するほど、行こうと思ったお店がことごとく臨時休業であることが多いのですが、今回も、行きたかった3店舗のうち2店舗が休みという悲しい事態に。
安兵衛は、他に店舗があったのでひろめ市場を出て別店舗で食べることができたのですが、とにかくいも天を食べたかった私は、「コンビニでもいい。きっと高知のコンビニならいも天があるはず!」とコンビニに駆け込むもいも天の姿はどこにもなく。
道行く人に「いも天が買えるところはありませんか?」とたずねまくるも誰も知らない。
そんないも天欠乏症状態で木曜市に行った私は、朝からいも天を買いまくりました。
その場で食べ追加購入、また食べ追加購入、さらにホテルに持って帰る用も買ったのですが、なぜだか写真が1枚もありませんでした。
ひろめ市場の「いも天」についてはコチラ
木曜市を堪能した後、高知城経由でひろめ市場へ行き、今度は開いていたひろめ市場店で、またしてもいも天を買いました。
でも、ここでもいも天の写真だけありません。
焼き鳥
数少ない食事系の屋台!
2本ずつ食べた後、なんだかんだで10本以上追加購入しました。
炭火はいいねぇ。
狸油(たぬきあぶら)
ふらふら~とお店を見て回っていたら、見慣れない文字が!
「狸油」
・・・そういや昔聞いたことがあるなぁ。とお店のおばちゃんにたずねてみました。
たぬき油は文字通り、狸からとった油(脂)です。
なんでも高知県のある一部では、民間療法の一つ、万能薬として使われているそうで、患部に塗るだけでなく直接飲んだりもするそうです。
薬事法があるので、「○○に効く」とここでは言えないのですが、おばちゃんからはいろいろ興味深い話が聞けました。
消費期限は1年だけど冷凍しておけばいいよ。とか、おばちゃんがこのたぬき油を作っていることとか、オブラートに包んで飲むと飲みやすいよ。とか、○○(炎症系の病気)になったらこれを耳かき1匙分飲むといいよ。とかいろいろいっぱい教えてもらえて大興奮です!
馬油、鯨油、熊油とかもあるし、日本古来の万能薬っていいよね。
もちろんその場で購入し、旅行から帰った後に食べてみました。
特に体調不良ではないんだけど、病気になるまで待てなかったの。
オブラートに包むのがめんどくさかったので、直接なめてみました(今写真見て気づきました。量多すぎですね)。
動物性油脂特有の感触で、口に入れるとすぐに溶けます。
最初に感じたのは、幼い頃に地元の洋菓子屋さんの裏を通ったときの懐かしいニオイ、そして後味はやっぱりちょっと獣のニオイ(猪肉を食べた後みたいな後味)がしました。
まったくイヤじゃない。
ジビエ系は鮮度や下処理が大事だから、これだけイヤなニオイがないってことは、きっとおばちゃんの腕がいいんだと思います。
この技は伝承されてほしいなぁ。
木曜市情報
- 場所:高知県庁前
- 長さ:約200m
- 店数:約70店
- 期間:毎週木曜日(1月1日・2日を除く)
- 時間:午前6時頃~午後3時頃まで
旅行者より地元の人が多いのかな?
でも、それはそれで楽しめるので、高知旅行の際は「街路市(火・木・金・日)」に行ってみてね。