56号線沿い
岡山県苫田郡鏡野町は平成の大合併で大きくなった町です。
元々は、
- 鏡野町
- 奥津町
- 上齋原村
- 富村
に分かれていました。
ですので、同じ「鏡野町」でもかなり広いので要注意です。
※上齋原村についてはコチラ
※奥津町についてはコチラ
※鏡野町についてはコチラ
そんな鏡野町の、旧:富村に今回初めて行ってきました。
富村の大自然
56号線沿い
56号線沿い
56号線沿い
富村は、全面積の95%が山野です。
観光スポットとしては、白賀渓谷があるのですが、そこまで上がらなくても、県道56号線沿いを通るだけでキレイな景色が楽しめます。
たたら展示館と旧森江家住宅
富村の中心街にたたら展示館と旧森江家住宅があります。
どちらも年末年始以外は開いているようですが、鍵が閉まっていて無人なので、近くの富振興センター(歩いて2分)へ行って開けてもらいましょう。
どちらも無料で見学できます。
見学中に立ち合われることもないので、ゆっくり見ることができますよ。
詳しい説明はどちらも、入ってすぐの左手に音声案内ボタンがあるので押せば説明が流れます。
帰りは電気を消すのを忘れないように。
公衆電話
たたら展示館~たたらとは?
1部屋のみの展示室です。
私は「たたら」といえば「BASARA」というイメージしかなかったのですが、たたらとは、鉄を生産する日本古来の精錬技術のことだそうです。
中国山地は製鉄が盛んだったようで、あちこちに「たたら遺跡」があります。
BASARAはこれ↓
旧森江家住宅
17世紀後半頃の民家です。
元々は富村の別の場所にあったものなのですが、昭和51年にこの場所に移転・復元されたもので、国の重要文化財に指定されています。
かなりの厚みがある茅葺屋根
入口
入口を入ったところ
土間部分
- 左側手前…厩(まや) 家畜の部屋、馬屋(うまや)とも言います
- 左側奥…炊事場(台所)
- 正面…物置
居間から厩・炊事場を見たところ
炊事場
座敷部分
- 手前…いたば(居間)
- 左奥…なんど(寝室)
- 右奥…おくのま(座敷)
天井
囲炉裏・機織り機
民俗資料もたくさん展示されています。
囲炉裏の横にある毛皮は本物です。
毛はフカフカではなく、ちょっと痛いです。
水道も電気もない生活というのが息子にはまだよくわからないようで、質問攻めに合いました。
他に人もいないですし、ゆっくり見てわからないところはすぐに聞ける状況(私がスマホで調べる)っていいですよね。
富村へ行くなら春から秋がおすすめ
冬は雪がすごいです。
鏡野町でも、旧:富村・上齋原村・奥津町へ冬行くのであれば、スタッドレスタイヤで、チェーンを積んで行きましょう。
富村のおすすめスポット
天国に近い温泉?「のとろ温泉」と「ひらめランチ」
週末だけの贅沢「山のカフェひととき」
本格四川料理ランチが食べられる「とみ山荘の天府苑」
1匹でもOK!魚のつかみどり(その場で焼いてくれるよ)