先生:「明日の遠足のおやつは300円以内です。それ以上はダメですよー。」
生徒A:「先生! 消費税込みですかー?」
生徒B:「先生! バナナはおやつに入りますかー?」
生徒C:「100円のおやつを半分食べて50円にして計算してもいいですかー?」
などなど楽しいやりとりが行われる遠足前の学活。
ところが、最近の小学校ではこの風景が消えているのをご存知ですか?
遠足におやつを持っていったらダメな理由
もちろん全国どこの小学校も同じではないと思います。
うちの息子が通っている地域の小学校では遠足におやつはダメなんです。
「はぁ? 遠足の楽しみ半減どこか、遠足の楽しみゼロじゃないかいっ!」
と思ったのですが、これには深い闇があるそうです・・・。
管理がめんどう
300円以上持ってくる生徒がいる。
トラブルの元になるため管理がめんどう。
モンスターペアレンツ
「Aくんがうちの子のおやつを全部食べた。と言ってるんですが・・・」というクレーム電話をしてくる親がいる。
金銭的に用意できない
おやつを用意できない子どもがいる。
アレルギー問題
アレルギーのあるお子さんが、ついついお友だちとのお菓子交換でアレルギー食材を口にしてしまう。
そしてモンスターな親がそれを先生の管理責任だと騒ぐ。
時間がない
なぜだかうちの息子の小学校では、2時限まで普通の授業をした後に遠足へ行きます。
そのため、行先は校区内のいつでも行けるような公園なんです。
そして、行ってお弁当を食べたらすぐに帰ってくるという…。
・・・どれが本当の理由かはわかりませんが、巷では、このような噂がささやかれています。
遠足のおやつを買うのは算数の実践勉強
私が小学生のころは、遠足のおやつを買いに、300円握りしめて駄菓子屋に通っていました。
当時はまだ消費税なんてなかったですから、駄菓子屋へ行くとキリの良い金額でピッタリ300円買うことができました。
確かに今の時代、消費税のせいで計算が難しいですが、この算数の実践勉強って大事だと思うんです。
「これ食べたいけど、10円オーバーするから、うーん。これをやめて、でもそしたら20円余るから・・・」なんて最高に楽しい時間だと思うんだけどなぁ。
友達とキャーキャー言いながら買ったのはいい思い出。うん。
これも時代の流れなのかなぁ。
さみしいです。
おすすめの駄菓子
ここから話をガラッと変えて、私の駄菓子への愛について語りたいと思います。
私は小学生の頃、10円で買える水を入れて飲むジュースパウダーが大好きでした。
水を入れる前に、先にストローでちょっとだけ粉を吸うの。
濃いんだけど美味しい。
そしてむせる!
それと、10円でできるくじ引きで当たれば2杯、ハズレだと1杯入れてくれるチーズあられ&カレー味のスナック。
これらも大好きだったなぁ。
そして、同じく、くじ引きで当たれば大きいサイズ、外れたら小さいサイズになる黒棒くじ。
これも大好きでした。
でもこれは、ハズレの小さいやつのほうが美味しいの。
大きいのは黒糖味の麩菓子だったんです。
だから、このクジだけはハズレたかった!
(でもそういうのに限って当たったりする)
そして駄菓子ではないけど、必ず遠足のときに買っていたのが、クリームソーダーのキャンディ。
中にクリームが入っているの。
それが大好きで毎回買っていました。
でも、友達に人気だったのは、同じシリーズのさくらんぼの詩でした。
これも美味しいよね。
小学校を卒業してからは、ビッグカツやヨッちゃんイカなんかも食べたけど、私が今でも一番好きなのはポテトフライです。
これは大人になってからも大好き!
ビールに合うの!
というわけで、大好きな黒棒とセットで買ってきました。
やっぱり美味しい!
駄菓子最高!
今の小学生たちが駄菓子を買わなくなってしまったら、30年後には駄菓子はなくなってしまうのではないかと心配です。
どうか先生方、遠足のお菓子を復活させてくださいっ!