※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

子供会を退会することにしました

小学生の子供たち

私は、田舎に住んでいる、来年小学5年生になる息子を持つ母です。

  • 自治会
  • PTA

には、不満はないですし、うちには必要だと思っているのでこのまま続けます。

しかし、「子ども会」に関しては、不満というか、入会している意味がない気がしてきたので、息子と話し合って、今年度で脱会することにしました。

 

 

スポンサーリンク

PTA・自治会・子ども会とは

小学生の子供たち

各地域や学校によって違うと思いますが、私の地域での3つの団体の違いをまとめました。

 

自治会

私の地区の自治会では、

  • 年に3回ほどある町内清掃
    ※不参加の場合は罰金2,000円
    ※清掃日が連休に指定されている場合が多い
  • 年間8,000円ほどの町内会費
  • 15年くらいに1度周ってくる班長制度
  • 班の人が亡くなったら2,000円
    ※講組(半径数軒以内の近くのお宅)の場合は5,000円
    ※講組の場合は夫婦で手伝いに行く

と、「うーん…。」と思うこともありますが、自治会に入らないとゴミステーションにゴミを捨てれません。

また、自治会でのイベントが色々あります(一度も参加したことがないのでよくわかりませんが)。

ただ、田舎ですので、近くに住む者同士、助け合っていかないといけないなぁとは思うので、自治会には参加しています。

 

PTA

よく最近問題視されるPTA(Parent Teacher Association)は、言葉の通り、学校の先生と保護者で作る会です。

私の地域でのPTAの主な活動は、

  • 学校行事の補佐
  • 夏休みのプール当番
  • 登校時の旗当番

などです。

学校の役員として、バザーや学級会などを主催する役がありますが、息子の学校は全保護者が何かしらの役につく「全員役員」なので、特に困ったことはありません(ただ、PTA役員も本部役員となればかなり大変です)。

全員が役についていますが、それでも参加しない人は参加しない(そして文句も言わない)ので、それはそれでスムースに進みます。

一番困るのは、参加しないくせに文句だけ言う人ですからね。

PTA活動は学校と関わることなので、学校での子供の様子がよくわかるし、先生と話す機会も増えるので、むしろPTAの行事は進んで参加しています(講義・講演会以外)。

 

子ども会

子ども会は、地域(自治会と同じ地区)の保護者と自治会で作られる会です。

そのため、PTAよりも小さい組織となります。

息子が3年生のときに子ども会連絡員をしたのですが、そのときの活動は、

  • 新入生歓迎会・卒業生送別会
  • 廃品回収
    ※年4回
  • 神社の清掃
  • 夏休みの活動
  • 夏祭り
  • 冬休みの活動
  • 秋祭り

でした。

私は連絡員だったので、年に数回集まりに参加し、イベントの際に子供たちを神社や学校まで送迎、子ども会会費(850円)の徴収、お知らせの配布、夏休みと冬休みの活動を決める(しなくてもOK←だからしてない)、各イベントの出欠をとる、廃品回収の回収漏れがないかチェック…などをしました。

私はただの連絡員なので、これくらいですみましたが、これが本部役員だと全部の計画を立てて、全部を仕切って…とめちゃめちゃ大変だと思います。

 

スポンサーリンク

子ども会を辞めることにした理由

笑顔の小学生の子供たち

前に少しグチを書いたのですが(コチラ「PTAやこども会は子供のためだよね?」)このときは、息子がケガで入院したりバタバタしたときだったので、悪い方にばかり考えてしまっていました。

今にして思えば、はっきり「できません」って言えなかった私が悪かったと思います。

そして、今までの私は、

  • 地域のママたちと仲良くしなきゃいけない!
  • 他のママに迷惑かけちゃいけない!

ということに重点を置きすぎていました。

冷静に息子のことを考えたら、うちの場合、「子ども会はいらないな」と思ったので脱会を決めました。

 

脱会理由1:イベントに参加しない

今年度、うちの子ども会では、

  • 新入生歓迎会・卒業生送別会
  • お楽しみ会
  • 廃品回収
  • 夏祭り
  • 秋祭り

がありましたが、廃品回収以外参加しませんでした。

 

脱会理由2:廃品回収

廃品回収は、子供たちが自分たちで動き、労働(廃品を集める)することによって、お金を得、それで文房具などを買うものだと思っていたんです。

でも、実際活動しているのは、ほとんどが親です。

もちろん子供だけでは危険ですし、昔と違って子供が少ないので親も手伝わないといけないのはわかります。

でも、子供たちには何の説明もなく、最初にみんなで集まって「今日はがんばろう!」などの声掛けもなく、ただただ親が子供と一緒に自家用車で近所の廃品を集めてまわって、回収場所まで持って行くという作業なんです。

子供同士が言葉を交わすこともありません。

 

今まで、

うーと

こうやってみんなで集めたお金で、ノートとか買うんじゃけんね。

がんばって集めよね。

息子

うん。

と息子に話はしていましたが、やっぱり何か違う気がしてきたんです。

 

さらに、今までスルーしていた、子ども会決算報告書を見て驚きました。

息子が所属している子ども会には、180名ほどの子供が登録しています。

毎回全員参加しているわけではありませんが、親子みんなで一生懸命集めた廃品回収1回の収益は2万円ほどなんです。

もちろん、お金の問題ではないのはわかります。

子供に労働の大切さや社会貢献の大切さを教えるのであれば、収益なんて100円でもいいと思うんです。

でも、正直、今の体勢で子供にそれが伝わっているか疑問です。

 

PTAのバザーの場合

PTA活動のバザー(出店)なら、子供が楽しむためにしているので、収益云々だけではない。というのはシックリきます。

学校内で行われるバザーは、子供がおこづかいを持ってきて、

息子

300円しかないけど、どれを買おう。

何食べよう。

と言いながら、友達とワイワイできる安全な空間を作り出しています。

そのために夜の話し合いに出席し、前日準備、当日朝から準備するのはまったく苦ではありません。

うーと

あっ・・・うそ。

やっぱりちょっと「めんどくさい」って思うこともあります。

 

廃品回収の場合

でも、廃品回収は違います。

目的が、「おじぃちゃんおばぁちゃんが、段ボールとか新聞紙とか資源ゴミに出すのが大変だろうからみんなで集めよう!」とか、「リサイクルの大切さを学ぶ」とかならわかるんです。

ただ、慣習だから…と廃品回収を続けるだけなのであれば、必要ないと思うんです。

 

廃品回収は大人が労働するためのもの

廃品回収は毎回土曜日です。

保護者みんなが土曜日休みだとは限らないし、シングルマザー・ファーザーのところは特に時間がとれないこともあります。

まだ、子ども会連絡員をしていたときに、本部の方に訊ねてみたんです。

うーと

親が来れない子供は、どうしたらいいですか?

その回答は、「親が来れないのに子供だけ来られても困る」というものでした。

確かに、今の状態だと子供だけ出て来ても、誰もみてあげられないので困るかもしれません。

でも、そうなるともう子供のための廃品回収ではないですよね。

大人が今の体勢を保つために労働しているだけなのではないでしょうか。

 

スポンサーリンク

本当に子ども会をやめていいのか?

悩む子供

うーと

子供会を脱会します。

そう伝えるまで、かなり悩みました。

ただでさえ人数が少ないのに、1人抜けると班のみんなに迷惑がかかるんじゃないか。

本当に脱会するのが息子にとってよい方法なのか。

でも、納得のいかない会にずるずる入っていても、仕方ありません。

子供に自分の思いを率直に話し、息子も納得したうえで脱会を決めました。

 

ただ、「神社への送り迎えをしてくれる人がいない」というのであれば、息子は参加しませんが、ボランティアとして私が行くのはありかな。と思っています。

それなら、めんどくさいシガラミもないですし。

子供たちのためになる活動なら、時間が合えば参加したいです。

 

追記:その後

この春、息子は小学6年生になりますが、脱会してから今まで、子ども会に入っていなくて困ったことはありません。

むしろ、納得のいかない日々を過ごすことがなくなり、スッキリしています。

 

タイトルとURLをコピーしました