中学校の授業でダンスが必須科目になったり、小学生から英語やプログラミングを習うようになったりと、なんだか迷走している感のある日本の教育。
迷走しすぎて、肝心の「日本語が理解できない子供」が増えているようです。
国語力の低下がひどい
先日、Twitterで小学生の子供さんが間違えた「国語の問題のプリント」をアップされている方がいらっしゃいました。
間違いの内容は、「うふふ。かわいいなぁ。」というものでしたが、コメント欄を見ていると「あれ?そこはそうじゃない気がする…」と思ったんです。
【問題】つぎの絵にあうように、点(、)を一つ つけて かきなおしましょう。
「せんせいにはなしがある。」
- 先生の前に立つ子供の絵:解答欄(空白)
- 先生の前に並ぶ果物の絵:解答欄(空白)
※絵は掲載できませんが、実際の問題には絵があります
小学低学年であれば、問題の意味がわからなくていろいろ考えて違う答えを導きだすというのは、悪いことではないと思います。
一生懸命考えることにも意味があります!
でも、ある程度学年があがってもこの問題の意味を理解できないというのはどうかな。と。
大人が、「これは仕方ない。問題が悪い。」というのはどうかな。と。
ハッキリ言って、問題は悪くないです。
「絵が悪い」と言っている人もいましたが、絵の果物が「ナシ」に見えようと「スイカ」に見えようと、問題にはさほど影響しません。
この文章を理解できない大人の方が問題です。
以前に、「新学期に差が出る家庭学習の仕方【小学生の場合】」でご紹介した、全国の学校で行ったリーディング・スキル・テスト(RST)の正解率の低さに驚きました。
「Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。」
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
Alexandraの愛称は( )である。
- Alex
- Alexander
- 男性
- 女性
この問題の正解率は、
- 中学生235名の正解率:37.9%
- 高校生432名の正解率:64.6%
だったのです。
文章を理解できない子どもたちが増えているなぁ。と思ったのですが、まさか大人までわからない人が多いとは思いませんでした。
オススメ発想力・国語力・算数力を上げる問題集
国語力を上げるには、たくさん本を読むのがオススメですが、じっと座ることが苦手だったり、本を読むのが苦手なお子さんもいますよね。
はーい!
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宮本算数教室の教材の特徴
- 細かくレベル・タイプごとに分かれている
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レベル・タイプ別【種類の豊富さ】
算数の考え方を勉強するのであれば、賢くなるパズル(4冊)を基本に、
- 算数好きなお子さん⇒賢くなる算数(4冊)
- パズルが好きなお子さん⇒賢くなるパズル~数字ブロック変(3冊)
があり、苦手教科がある場合は、
- 賢くなるパズル~たし算(3冊)
※2冊目からひき算も入ります - 賢くなるパズル~かけ算(3冊)
※2冊目からわり算も入ります - 賢くなるパズル~四則(3冊)
※たし算~わり算まで - 賢くなるパズル~てんびん(3冊)
※1冊目:てんびん・2冊目:連立方程式・3冊目:比について
国語力も同時に伸ばしたいのであれば、
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また、小学館からも、算数と国語を同時に伸ばすパズル(4冊)を基本に、
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楽しく勉強できる
1ページ1問なので勉強している感がなく、低学年向けの問題は内容もかわいらしく、楽しく勉強できます。
やる気が出るポイントを抑えている
高学年になると、あまり喜ばなくなるかもしれませんが、賞状(認定証)が付いているので、達成感も味わえます。
これからの時代は国語力が必要
これからの時代というか、いつの時代でも国語力は必要です。
もちろん、ダンスをしたり英会話を学ぶのも大切ですが、日本に住んでいる以上、基本となるのは国語力です。
国語力なんて勉強しなくても身につくような気もします。
しかし、残念ながら現在の日本の環境はそうではないのが現実です。
読書をあまりしないお子さんでも大丈夫!
他の方法でも国語力は磨けます。
宮本算数教室のパズルは、楽しく勉強できるアイテムですよ。
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