息子(現在小学5年生)の小学校では、1年生の頃から宿題の一つに「自主勉」がありました。
「自主勉」は自主的に勉強することでは???
という疑問はさておき、好きなもの・好きなことを学ぶというのは本人も楽しいですし、「これぞ勉強!」って感じですよね。
小学校高学年(5年生・6年生)の自主勉強とは?
小学校高学年になると、ほとんど毎日6時間授業で、毎日習い事があるお子さんも増え、
- 学校の宿題
- 習い事の宿題
となると、家に帰ったら勉強・ご飯・お風呂・寝るだけの、ブラック企業に勤めるサラリーマンのような生活となってしまいます。
そのため、指定された宿題(プリントや書き取り)は最小限で、自主勉が宿題として出されることが多くなりました。
自主勉なら、好きなことを追及できます。
机の前に座ることが苦手なお子さんは、縄跳び100回でもいいわけです。
実際に、息子が学校からもらってきた「小学校5・6年用『自主学習の例』」では、授業の予習・復習だけでなく、
- 図鑑で動物・植物などを調べる
- 四字熟語マンガ
- 読書
- お手伝い
なども自主勉の一つとして紹介されています。
ゲームを使った自主勉強
うちの息子は、とにかくオンラインゲームが大好きです。
少し前までは、「フォートナイト」、最近では「スプラトゥーン2」を休みの日は、朝から晩までやっています。
最初、私自身がゲームをはじめたら止められない性格なので、息子にゲームを与えるのを躊躇しました。
しかし、今の時代、ゲームはコミュニケーションツールの一つにもなっています。
親が介入しやすい小学生のうちに、ゲームやネットとの関わり方をしっかり教えておいたほうが良いと思い、現在は、私の監視下の元、オンラインゲームをしています。
そして、ゲームの休憩時間(ある程度したら一定時間休む)は、洗濯物をたたんだり、掃除したりとお手伝いをしたり、ゲームを使った自主勉強をするようにしました。
バトル系オンラインゲーム「フォートナイト」
私が、子供にさせたくないゲームの一つが「バトルゲーム」です。
いくら架空の世界とはいえ、人を撃ったり撃たれたりするのは好きではありません。
でも、人気なんです。
詳しくはコチラ「小学生がはまるゲーム「フォートナイト」とは?【親が知っておくべきこと】」
「フォートナイト」は、無料で遊べるゲームで、Wi-Fi環境下であれば、お友達とおしゃべりしながらゲームができるので、「〇〇くんと16時からフォートナイトする約束をした」など、お互い自宅にいるのに、隣りにいるかのようにおしゃべりしながら同じ遊びをすることができるんです。
小学生が一人で外出しようものなら、犯罪に巻き込まれかねないこのご時世ですから、こういう遊び方が人気となるのもわかる気がします。
最近の子供たちの遊びは、ゲームをしていないときも、youtubeでゲーム実況を見たりと、とにかくゲームの世界に没頭している子供が多い印象です。
そこで、ゲームに関係する自主勉を提案してみたところ、楽しく勉強することができるようになりました。
フォートナイトの替え歌を英訳してみた
私には、何が楽しいのかさっぱりわからない「フォートナイト」の替え歌ですが、お風呂で口ずさむほど、学校でも流行っているようなので、それを利用して英訳を提案してみました。
それをまとめたものがコチラです。
トマトに嫌われている
フォートナイトをしたことがない人(私を含め)だと、何のことだかさっぱりわからない内容ですが、本人は楽しそうでした。
バーガーは嫌われている
先ほどの、「トマトに嫌われている」とほぼ同じような歌です。
こういうのを作るユーチューバーに憧れる子供の気持ちは、少しわかるような気がしてきました。
米津玄師「Lemon」の替え歌で「Banana」
息子がこれらを英訳するために何度もyoutubeで流すので、隣にいる私は気が狂うかと思いましたが、でも、よくよく聞いてみると、替え歌の言葉選びが上手だなと思うところもありました。
こういうなんでもないところに、学びはたくさん落ちているんですね。
ゲーム用語から英単語を学んでみた
また、最近では腹が立つようなゲーム用語(「オーマイグンネスGG」など)を普段使いしていたので、それらの言葉の意味を調べるように仕向けてみました。
こういう普段使っている(使ってほしくないですが)英語の意味を知ると、たんなる丸暗記ではなく、深く記憶にとどめることができます。
息子はタイピングが得意なので、パソコンを使ってテキストにまとめたり、普通に学校への提出用としてノートにまとめたりもしています。
自主勉強を自分から進んでするために
ゲームに関する自主勉や、土日に行われる市町村主催の学び教室(セミナー)で、体験しながら学ぶ機会を増やしたからか、最近では、自主的に勉強しようという気持ちが少しは増えてきた気がします。
先日、「病院体験ツアー」に行ってからは、
ボク、大きくなったら「内科医」になる!
と言い出しました。
少し前までは、「ユーチューバーになる」と言っていたので、先週は「小学生のためのyoutubeセミナー(第1回)」に行ったのですが、とても楽しそうにはしていたものの、今は「ユーチューバー」よりも「内科医」になりたいようです。
ちなみに、今週は「小学校高学年向け科学教室」、来週は「小学校高学年向け電子工学入門」にも行きます。
親が手伝う自主勉強
子供のタイプにもよりますが、やはり親の手助けがあったほうが、いろいろなことに興味を持ちやすいですし、勉強する環境を整えやすいです。
うちでは、息子がテストで間違えたところは、私が書きだした自主勉ノートを息子個人用とは別で作っています。
これをいつまでも続けるつもりはありませんが(親が介入しすぎるのもよくないですし)、子供がどんなことを勉強しているのか、どんな問題が苦手なのかもよくわかりますし、その日の夜、息子が寝たあとに、「息子は〇〇が得意みたい」「それはパパ似だね 笑」など、いい酒の肴にもなりますよ。
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