冒険小説として有名な「宝島」のSF版として制作されたディズニー映画「トレジャープラネット」です。
「宝島」は、今から100年以上前の1883年にイギリスの作家ロバート・ルイス・スティーブンソンが発表しました。
ディズニーは、1950年に実写版「宝島」も劇場公開しています。
実写版は海上でのお話でしたが、「トレジャープラネット」の舞台は宇宙!
ディズニーアニメーション初のSF作品です。
トレジャー・プラネット Treasure Planet 2002年
主な登場人物
- ジム・ホーキンズ (15歳の少年)
- サラ・ホーキンス (ジムの母)
- ジョン・シルバー (宇宙海賊の頭)
- ドップラー博士
- アメリア船長 (レガシー号の船長)
- ベン (ロボット)
- アロー (レガシー号の一等航海士)
主題歌・挿入歌など
- I’m still Here
φ(..)メモメモ
- 原作は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの「宝島」
トレジャープラネットのあらすじ
非行少年15歳のジムが、ひょんなことから宝の地図を手に入れます。
子どもの頃からずっと憧れていた大海賊のお宝の地図。
ジムは、母の友人ドップラー博士と共に、船・乗組員たちを雇い宝島(宝が隠されている星)を目指す物語です。
続きは本編で。
トレジャープラネットの見どころ
主人公のジム・ホーキンスは、幼い頃自分を捨てた父への思いがあるのか、問題行動が多く、自分の居場所を見つけられず、もがいている青年。
現実社会にもよくいるようなタイプなので、宇宙が舞台の映画であるにも関わらず、身近に感じられる映画です。
- 海賊
- 宝探し
- サイボーグ
という子ども心をくすぐる要素満載で、冒険ものが好きなお子さんにはおススメです。
ただし、大人は早い段階で結末がわかってしまうので、ドキドキワクワクしたい方にはおススメしません。
そして・・・吹替え版が最強です。
ディズニーまたまたやっちゃった!ダメダメ吹替え
主人公ジムの吹替えがひどい!ひどすぎる!
1995年~2005年の10年間は特に、話題集めだけで吹替え人材を選びすぎですっ!(でもこの人そんなに話題にも人気にもなってないような・・・←毒)
もう一人の吹替えアメリア船長は、有名な個性派女優さんで私は大好きなのですが、これはないです。
後半しか出てこない、キーパーソン(ロボットだけど)であるベンは、山寺宏一さんが安定感のある吹替えをしているにも関わらず、周りが周りだけに浮いているという奇妙な状態になっています。
それはある意味見どころかも。
子どもに観てもらいたくても、吹替えがダメだから日本で売れなかったんでしょうね。
大人なら実写版「宝島」が色々な会社から10本以上制作されているのですから、そちらを観るでしょうし、本当に残念でなりません。
ディズニーの海賊映画を観たいのであれば、「パイレーツオブカリビアン」を断然おススメします。
トレジャープラネットの音楽
主題歌「アイム スティル ヒア (ジムのテーマ)」は、アメリカのロックバンド「グー・グー・ドールズ」のジョンレズニックが担当しています。
トレジャープラネット 予告編【動画】
おすすめ度 ★★☆☆☆
内容はよくある冒険もの。
吹替えがあまりにひどすぎて気持ちが乗らない。などの理由から低評価とさせていただきます。
トレジャープラネット好きに観て欲しいディズニー映画
トレジャープラネット好きのみなさんに、私がおススメしたい映画は、
大人のみなさんには
- アトランティス
- ウォーリー
子どもさんには
- ルイスと未来泥棒
- ベイマックス
です。
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