私は、汗っかきの脂性なのですが、最初は季節の変わり目、そしてだんだん通年を通して頭皮のフケ、かゆみに悩まされるようになりました。
最初は、頭皮がかゆいのは脂が出ているせいだと思い、毎日ガンガンにシャンプーしたり、市販のスースーするトリートメントを使ったりしていたのですが、まったくかゆみが改善しないため、美容師さんに相談し、頭皮の状態を調べてもらったら・・・
極度の頭皮乾燥状態だったのです!
そこで、美容師さんに、頭皮が乾燥する原因と、家で簡単に作れる頭皮の乾燥を防ぐスプレーの作り方を教わりました。
頭皮が乾燥する原因
顔が乾燥すると、頭皮も乾燥しやすくなります。
顔と頭皮はつながっているので当然といえば当然ですが、髪の毛に目がいきがちなので、頭皮の乾燥はかなりダメージがひどくなってからでないと気付きにくいことが多いそうです。
頭皮が乾燥する原因には、内的要因と外的要因、病気・皮膚炎などの可能性もあります。
内的要因(お肌も急に乾燥した場合)
顔も最近急に乾燥を感じるという場合は、内的要因の可能性が高いです。
同時期に起こった内的要因でも、顔の乾燥の方が目立つので、そちらに気をとられてしまい、頭皮の乾燥に気づくのが遅れてしまう人が多いようです。
- 過度のストレス
- ホルモンのバランスが崩れている
- ダイエット中などで栄養が偏っている
ストレス・睡眠不足などでホルモンのバランスが大きく崩れてしまった場合、ダイエットなどでたんぱく質や油分を極端に減らし続けた場合などは、何かしら身体の不調がでやすくなります。
また、妊娠・出産などで大きくホルモンのバランスが崩れている時期は、ちょっとしたことで肌トラブル(地肌トラブル)が起きやすくなります。
外的要因(季節の変わり目や環境の変化)
- 紫外線にあたりすぎ(日に焼けた)
- 頭皮が清潔に保たれてない
- シャンプーが合わない(または使い方が間違っている)
- ドライヤーが合わない(または使い方が間違っている)
シャンプーを変えてからかゆみがひどくなったという方は、シャンプーが原因かもしれません。
いくら高いシャンプーでも、ノンシリコンやボタニカルなどのお肌に優しそうなシャンプーでも、人によって合う合わないがあります。
また、年齢や環境とともにシャンプーやトリートメントも合わなくなる場合があります。
若い頃はなんともなかった小さなことが、年齢を重ねるとトラブルの原因となることもあるのです。
さらに、シャンプーだけでなく、ドライヤーを変えた場合や、ドライヤーの使い方や使うタイミングが変わった場合も、乾燥することがあります。
私は、ドライヤーを買い替えたら乾燥がひどくなったので、また買い替えるはめになりました。
季節の変わり目や環境の変化により、お肌も頭皮も乾燥しやすくなります。
私のように、頭皮が乾燥していることに気づくのが遅れ、間違ったケアを繰り返すことで、頭皮が敏感になり、治るまでに時間がかかることもあります。
また、今まで乾燥しなかった人も、出産を境に乾燥しやすいタイプになることもあるようです。
スカルプケアはいつ始める?
乾燥していると感じたら、すぐにケアを始めることが早く治すコツです。
頭皮を乾燥したままにしていると、
- フケ
- かゆみ
- 抜け毛
などの原因となり、不衛生なだけでなく、毛根に大きなダメージを与え、抜け毛・薄毛の原因になります。
頭皮が乾燥した原因に心当たりがある場合は、まずそこを改善しましょう。
その上で、かゆみやフケがひどい場合は、
- 専用のスカルプケア用エッセンス
- 育毛剤
などでケアするのがオススメです。
しかし、そのような専門のケア用品を使わなくても、初期段階に正しいケアを行えば比較的すぐに症状が治まることもあります。
頭皮ケアエッセンス【化粧水】作る方法
もちろん頭皮用の化粧水やエッセンス、育毛剤等をもうすでに持っているのであれば、作る必要はありません。
- 出費が増えるのは困る
- 育毛剤を買うのは恥ずかしい
- 敏感肌
という方には、家にあるものと安価な材料で簡単に作れる、手作りスカルプ化粧水がオススメです。
用意するもの
用意するものは、
- スプレータイプの容器
- 精製水
- いつも使っている普通の化粧水
これだけです。
1.スプレータイプの容器
煮沸消毒しておきましょう。
私は、100均で買いました。
2.精製水
ドラッグストアなどで、500ml入りが100円程度で購入できます。
3.いつも使っている化粧水
いつもの化粧水を用意します。
ちょっともったいない気がしましたが、愛用中のアスタリフトを使いました。
いつもの化粧水だと、肌荒れする心配が少ないのでオススメです。
簡単な作り方
- スプレー容器に、精製水と化粧水を同じ量ずつ入れ、振る。
出来上がりです。
頭皮と顔はつながっているので、頭皮に顔用の化粧水を使うということは理にかなっています。
もちろん、頭皮のことに特化したケア用品を使うのが一番よいとは思いますが、3日ほどのケアで治りそうな乾燥・かゆみなら、わざわざ買うのももったいないですよね。
ただし、作り置きはできません!
2~3日以内には使いきるようにしましょう。
使い方
タオルドライ後に、髪の毛ではなく、髪の毛を分けて頭皮がみえるようにしてから、頭皮に直接吹き付け、やさしくマッサージをします。
そのとき、タオル越しにマッサージをすると力の加減がちょうどよくなりますよ。
最後に【注意点】
手作りスカルプケア化粧水の注意点です。
作り置きはダメ
髪が乾いた状態で使うと、髪がペッタンコになってしまう可能性があります(どうしても頭皮だけでなく髪の毛にも付いてしまうので)
使う化粧水によっては、乾いた後も髪の根元がべたついたような状態になります
使う化粧水によっては、乾いた後に髪の毛についた化粧水が白く結晶化するものがあります
いくら煮沸消毒した容器に精製水を入れたからといっても、長持ちはしないので作り置きはNGです。
また、頭皮スプレーに使う化粧水として合わない(頭皮には合うけど髪の毛に合わない)ものもあるため、最初は必ず少量にしてください。
合わなかった場合でも、水で薄める量を調整したり、使う化粧水を他のもの(へちま水なんかもいいみたいです)に変えてみるのもいいかもしれません。
ただ、新しい化粧水を買ってまで作るのであれば、はじめから頭皮専用のスカルプケア用品・育毛剤を買うほうが、保湿以外の効果も期待できます。