2018年7月に1ヶ月間、息子(10歳)とフィリピンのセブ島へ親子留学へ行ってきました。
私が参加したスクールは「Kredoスクール(ビジネスセンター校)」で、赤ちゃんとママのための親子留学専門のスクールです。
※KredoスクールはITパーク校もあり、そちらはIT関係の英会話留学スクールとなっています
私と同じ日に入学したのは7組の親子だったのですが、7組のうち、
- 通院:2名(大人1名・子ども1名)
- 入院:1名(子ども1名)
と、大人も子供も体調を崩すことが多かったです。
学校にもよると思いますが、基本的に病院へは自分の力で行くことになります。
今回、赤ちゃんが発熱し、病院(セブドク)へ行ったAちゃんが、もしものときに困らないように、病院へのかかり方をまとめてくれました。
セブドクの手厚い検査・入院
Aちゃんの娘ちゃん(1歳0ヶ月)は、高熱が続き2日連続病院(セブドク)へ行って、
- 尿検査
- 血液検査
をしました。
Aちゃんの娘ちゃんは、食欲もあるし飲み物もよく飲むとのことで薬をもらって家に帰れたそうですが、日本の病院に比べると、すぐに入院させる傾向にあるようです。
もう1人、同じく1歳の娘ちゃんが発熱し、病院へ行った方がいらっしゃるのですが、その娘ちゃんは入院することになりました。
「入院」となると親御さんの負担も大きく心配だと思いますが、適当に薬だけ出す病院よりは、安心できます。
病院(セブドク)のかかり方【手順】
セブドク内にジャパニーズヘルプデスクがあります。
日本語で対応してくれるので、英語が苦手な方も安心ですよ。
1.保険会社に電話をする
クレジットカード付帯保険の人は診察前に自身でカード会社、もしくは緊急ヘルプデスク、サポートセンターに連絡をします。
私の場合はクレジットカード付帯保険だったので、フィリピンの緊急ヘルプデスクの電話番号があり、そこに電話をしました。
2.ジャパニーズヘルプデスクへ電話
超緊急でない限り、朝9時に開くジャパニーズヘルプデスクに電話をして、小児科の先生がいる時間を確認し、予約をしましょう。
小児科の先生がいない時間は入院させられるか、先生が来るまで待たされるそうです。
午後は小児科の先生がいない場合が多いので、午前中がオススメです。
3.病院へ必ず持って行くもの
クレジットカード付帯保険の場合と、海外旅行保険の場合では持っていくものが違います。
海外旅行保険の場合
「海外旅行保険証券」が必要です。
また、AIU、エイチ・エス、AU、チューリッヒの場合はパスポートも必要です。
※パスポートについてはクレジットカード付帯保険を参照
クレジットカード付帯保険の場合
- パスポート
- クレジットカード
- レシート※
●パスポートはコピーでも可
留学中の方は、学校にパスポートを預けている人も多いと思います。
その際に、必ずコピーは受け取っておきましょう。
コピーの場合は、
- 顔写真ページ
- 出国スタンプのページ(または日本を出国したことがわかるEチケットや航空券の半券)
の両方が必要です。
●クレジットカード
実物(現物)が必要です。
クレジットカード付帯保険の注意点
クレジットカードの旅行保険には、
- 自動付帯
- 利用付帯
の2種類あります。
詳しくはコチラ⇒「親子留学前に用意すること【病院(予防接種・虫歯)と海外旅行保険】」
利用付帯の保険の場合は、
- 利用した交通機関のレシート(金額が確認できるもの、Eチケットなど)
- カードの利用明細(そのカードで支払ったことがわかるもの)
が必要です。
4.病院へ向かう
セブドクの正式な病院名は、「Cebu Doctors Univercity Hospital」です。
渋滞していなければ、アヤラモールからタクシーで10~20分くらいの場所にあります。
注意点【ポイント】
Hospitalを強調して言いましょう。
日本の慣れた人(スタッフ)などは、「セブドク」と省略して呼びますが、タクシーの人に、「Cebu Doctors」とだけ伝えると、まったく違う方向にある大学(Cebu Doctors Univercity)に行ってしまうこともあるようです。
Entrance(入口)が2つあるので、「Front Entrance」、「Japanese help desk」を付けると確実です。
お金はどれくらいかかる?
保険適用なので基本はキャッシュレスです。
ただし、入院した場合は、一部の消耗品・日用品(ティッシュ・トイレットペーパー・タオルなど)の代金を支払わないといけません。
薬局について
SMモール(スーパー)
ジャパニーズヘルプデスクの隣に薬局があります。
また、アヤラモール・SMモールなどの大きなモール内のスーパーや、ドラッグストア(Watosonsなど)でも、日本でおなじみの商品を購入できます。
大人が病院へかかる場合
大人が診察にかかる場合も、小児科の先生の確認以外は同じです。
ジャパニーズヘルプデスク【問い合わせ先】
セブドクのジャパニーズヘルプデスクの詳細です。
- 名称:Cebu Doctors’ University Hospital 内
- 住所:Osmeña Blvd, Cebu City, Cebu 6000
- Open: 月〜金 9:00〜17:30
土 9:00〜12:00 - TEL:032-318-6507(日本語OK)
※電話は24時間繋がるそうです
利用可能な海外旅行保険会社(2018.7現在)
2018年7月現在、セブドクでキャッシュレスで使える海外旅行保険会社一覧です。
- 損保ジャパン日本興亜
- 三井住友海上
- ジェイアイ傷害保険
- 日新火災海上
- 富士火災海上
- あいおいニッセイ同和損害保険
- CHUBB(旧:エース)保険
- AIU保険
- エイチ・エス損保
- AU損保
- チューリッヒ保険
- 東京海上日動火災
- ヘルスケアプログラム
- 朝日火災
- セゾン自動車火災
- クレジットカード付帯保険
最後に
行く前は、衛生面に不安があったのですが、実際1ヶ月過ごしてみたら、とくに気になることはなかったです。
ハエが多いことくらいでしょうか。
でも、ITパーク・ビジネスパークに滞在し、ディープなところに行かないのであれば、ハエもそこまで気にならないと思います。
とくに、アヤラモールなどは、日本のデパートと遜色なかったです(トイレ以外は)。
私たち親子は、体調が悪くなることもなく、元気に過ごすことができましたが、慣れない環境での暮らしはやはり体調を崩しやすいです。
ある程度の常備薬は日本から持っていき、調子が悪いな。と感じたら早めに病院へ行くようにしましょう。
親子留学前に準備(購入)したもの・持って行ってよかったもの【まとめ】
みなさんのセブ滞在がハッピーなものになりますように。
スペシャルサンクス♥Aちゃん