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親子留学前に用意すること「病院(予防接種・虫歯)と海外旅行保険」

フィリピン・セブのパンダノン島

海外へ行くなら国内旅行以上に用意するものがたくさんあります。

とくに、子供が一緒の場合はなおさらです。

必要なのが「もの」である場合は、探せばなんとかなることもありますが、そうはいかないものもたくさんあります。

子供と海外旅行へ行くときに準備・用意するもの10

親子留学前に準備(購入)したもの・持って行ってよかったもの【まとめ】

中でも、海外で病気にならないための予防と、万が一病気になった場合の保険は、必ずチェックしておきたい項目です。

 

 

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旅行前に体調をチェック!

今回、セブへ1ヶ月英会話親子留学する1週間ほど前に、慌てて病院巡りをしました。

常備薬をしっかり持っておくのはもちろん、体調の管理をしっかりしておきましょう。

 

子供の場合

息子(10歳)は、旅行前に、

  • 眼科⇒目が赤いと思ったら眼球にまつ毛が刺さっていた
  • 皮膚科⇒いつものお薬をもらう
  • 歯科⇒いつもの検診

と、3院をハシゴしました。

子供に限らずですが、常用薬がある場合は、手荷物にしてしっかり持っておきましょう。

うちの場合は念のため来月分も貰って1セットは手荷物、もう1セットはスーツケースに入れました。

常用薬はどこででも手に入るとは限りませんし、とくにアレルギーがあるお子さんは予備をもらえるのであれば、余分にもらっておくといいと思いますよ。

また、旅行中はむし歯になりやすいので、旅行前にしっかりみてもらい、旅行後の予約もとっておきました。

 

大人の場合(歯医者)

子供のことにばかり気を取られていて、自分のことを忘れていました。

するとなんだか急に歯が痛くなったんです。

海外で歯医者なんて絶対イヤだ!

日本でも怖いのに!

虫歯全部麻酔なしで抜かれるかもしれんやん? ←それはない(たぶん)

と、歯医者さんに行ってみたら歯がすり減っていました。

歯を喰いしばるクセがあるので、それがよくないみたいです。

「虫歯じゃなくてよかったー。」と思ったのもつかの間、「このままだとこの歯は割れて粉々になります」と鬼のように恐ろしいことを言うじゃないですか。

うーと

先生!

イヤです!

粉々イヤです!

と懇願すると、「今すぐ保護する必要ある」というのですが、私は来週から1ヶ月間海外です。

そんなこんなで、帰国後すぐに治療を開始するとして、旅行中に粉々にならないように、マウスピースを作ることになりました。

そして旅行用荷物に、マウスピース&ポリデント(入れ歯用 マウスピース用洗浄剤)が増えたのです…。

 

予防接種を受けよう

予防接種(BCG)

子供は予防接種を受けていると思うのですが(うちは任意のものもすべて受けています)、旅行の際に心配なのは大人です。

今、麻疹の流行が問題になっていますが、麻疹や風疹など、子供の頃に予防接種を受けていたとしても抗体がなくなっている(弱くなっている)場合があるんです。

大人の予防接種「麻疹(はしか)風疹」を受けました~抗体は消える?

 

旅行先によっては受けておいたほうがいい予防接種もあります。

抗体があるかどうかを調べることもできるので、心配な方は早めに病院へ行ってくださいね。

予防接種をしてもすぐに抗体ができるわけではなく、しばらく時間がかかります。

 

海外旅行保険は必要

日本で保険に入っているから大丈夫!というわけにはいきません。

健康保険も医療保険も海外では使えません。

通常の旅行の場合、

  • 旅行前に海外旅行保険に入る
  • クレジットカードを持っている場合、そのクレジットカード付帯の保険を利用する

のどちらかになると思います。

とくに、クレジットカード付帯の保険を利用する場合は、海外旅行保険がどの程度補償されるかチェックしておきましょう。

また、子供と行く場合は、同伴の家族も対象か(通常は対象であっても金額は少ない)も調べておく必要があります。

 

クレジットカードに付いている保険について

クレジットカード付帯の旅行保険には大きく分けて2種類あります。

  1. 自動付帯
  2. 利用付帯

です。

1.自動付帯

何もしなくても保険の対象となります。

2.利用付帯

そのクレジットカードで、旅行代金(ツアー代金・航空代など)を払った場合にのみ適応されます。

 

クレジットカード海外旅行保険の注意点

クレジットカード海外旅行保険最高●●●円というのは、通常、死亡・後遺障害補償金額が表示されています。

この金額は他のクレジット海外旅行保険と合算できません!

たとえば…

  • クレジットカード(利用付帯):最高5,000万円←このカードで旅行代金を払った
  • クレジットカード(利用付帯):最高3,000万円
  • クレジットカード(自動付帯):最高500万円
  • クレジットカード(自動付帯):最高300万円

これだけのクレジットカードを持っていたとしても、支払われるのは最高5,000万円です。

ただし、その他の海外旅行保険に入っている場合は、

  • クレジットカードの保険で一番最高額のもの×1
  • 通常の旅行保険で一番最高額のもの×1

となるので、海外旅行保険もクレジットカードも良いものを1つずつ持っていればOKということになります。

しかし、治療費用などは合算可能です。

とはいえ、あのアメックスゴールド(年会費:29,000円)でさえ、傷害・疾病治療費用が利用付帯で300万円しかありません。

 

治療費はいくら必要?

トリップアドバイザーの「世界の救急医療事情」によると、もしも盲腸(虫垂炎)になって救急車で病院へ行って手術を受けた場合の総額は、

  • ハワイ(ホノルル):約260万円
  • オーストラリア(ゴールドコースト):約111万円
  • フィリピン(マニラ):約40万円

となっています。

※参考:http://tg.tripadvisor.jp/119/

 

行く国にもよるので何とも言えませんが、先進国へ行く場合はそれなりの金額を付けておいたほうが安心ですよね。

うーと

私は親子とも1,000万円にしました。

ただし、疾病・傷害治療費用は、

  • 旅行前からかかっていた病気・ケガ
  • キケンなスポーツ(スカイダイビングとか)
  • 妊娠・出産
  • 歯科疾病
  • カイロプラクティック、鍼灸

などの場合には適応されません。

うーと

だから、旅行前に歯が痛くなったときに、慌てて歯医者さんへ行ったの。

 

航空機遅延・スーツケースの遅延

よほどいいクレジットカードでない限り付帯していませんが、

  • 航空機遅延
  • 航空機寄託手荷物遅延

の補償はあったほうがいいと思います。

とくに、乗り換えがある人、台風シーズンに旅行する人は安心度が違います。

通常の海外旅行保険でもオプションになっている場合があるのでよくチェックしてくださいね。

うーと

今回、航空機遅延で保険請求したよ。

 

楽天カードとイオンゴールドカードの海外旅行保険金額比較

クレジットカード

私が持っている、

  • 楽天ゴールドカード(年会費:2,000円)
  • イオンゴールドカード(年会費:無料)

で、補償金額を比べてみました。

ちなみに、楽天カードと楽天ゴールドカードは、海外旅行保険の内容がまったく同じです。

楽天カードイオンゴールドカード
傷害死亡後遺障害2,000万円5,000万円
傷害治療費用200万円300万円
疾病治療費用200万円300万円
賠償責任2,000万円3,000万円
携行品損害20万円30万円
救援者費用200万円200万円

※最高金額
※携行品損害は1事故につき免責金額3,000円

 

イオンゴールドカードは、

  • 自動付帯
    2019年4月から利用付帯に改悪
  • 同伴者は対象外
  • 旅行期間は30日まで

楽天カードは、

  • 利用付帯
  • 同伴者は対象外
  • 旅行期間は3ヶ月まで
  • 携行品損害は、1個・1組・1対あたり10万円が限度

と、どちらも一緒に行く子供が対象外なのと、航空機遅延・スーツケースの遅延などに対する保険はついていません。

イオンカード・楽天カードについてはコチラ

 

海外旅行保険会社はどこがお得?

私は、2016年に行ったシンガポール旅行では「損保ジャパン新・海外旅行保険 off!(オフ)」のファミリープラン、2018年のセブ親子留学では「たびとも(エイチ・エス損害保険)」に入りました。

旅行会社によって、

  • 内容
  • 期間
  • プラン(ファミリープラン・カップルプランなど)

が違うのはもちろん、行き先・経由地によってもお値段が違ってきます。

そして、時期によってもまったく違うんです。

「セブ・親子留学・海外旅行保険」で検索した先にあったオススメのプランを見てみると、その記事が書かれたときと金額がまったく、まーーーったく違っていたんです。

保険代金は、旅行会社によって異なるのはもちろん、旅行時期・旅行場所・滞在日数・経由する国の数・人数などによって異なるため、自分でしっかり比べる必要があります。

2018年7月1日~29日に行ったときは、「たびとも」が親子2人で17,470円と一番安かったです。

他にもたくさんの会社があるので、いろいろ調べてみてくださいね。

 

保険請求ランキング

私が今回の留学で契約した「たびとも(エイチ・エス損害保険)」によると、2017年の事故発生件数は、

  • 1位:携行品損害
  • 2位:航空機遅延・航空機寄託手荷物遅延
  • 3位:治療・救援者費用

だそうです。

 

1.携行品被害

【ハワイ】観光中、段差につまずいて転倒し、持っていたデジタルカメラを落として破損

⇒約10万円(携行品1点あたり10万円限度)

【フランス】観光中、男女数人に囲まれバックの中の手袋とショッピングバックを盗まれた

⇒約1万円

ただし、携行品については、詐欺が横行していることもあり、申請が大変です。

盗難などの場合は、必ず警察に届け出て受理番号をもらいましょう。

また、破損などの場合もきちんと証明できるようにしておかないといけません。

過去に高額の携行品損害請求をしている場合は、補償の対象外となる場合もあります。

 

2.航空機遅延・航空機寄託手荷物遅延

【台湾】スーツケースの到着が遅れ、現地で2日後の受け取りとなった

⇒約2万円

【グアム】飛行機がが欠航となり翌日の便に振替になった

⇒約1万円

今回、私も利用しました。

日本に台風が来ていたため、飛行機が遅れたんです。
※自然災害の場合は航空会社からの補償はありません

飛行機が遅延したら宿泊費だけでなく食事代も無料!請求には何が必要?

 

3.治療・救援者費用

【中国】盲腸と診断され手術を受けることとなり7日間入院。日本から家族が救援者として現地へ駆けつけた

⇒約200万円

とくに小さなお子さん連れの場合は、気を付けておきたい項目です。

海外で子供が発熱!【セブで救急病院へ行く場合】

 

賠償責任もチェック

今回のランキングには入っていませんでしたが、賠償責任費用も要チェック項目です。

  • 子供がホテルに飾ってある花瓶を割った
  • 子供がお店の商品を壊した
  • ホテルで浴槽にお湯を溜めていたのを忘れていて部屋を水浸しにした

など、案外多いトラブルの一つです。

 

楽しい旅行になりますように

岡山空港通路

私は旅行の度に「海外旅行保険」に入っていますが、保険金を請求したのは今回が初めてです。

しかも、戻ってきたお金はたったの2,817円です。

それでも、セブからの帰り、友人(ほとんどの人が直行便セブ⇒羽田)の飛行機が欠航になっていく中、韓国経由の私はとりあえず韓国には行けるものの、「もし韓国で1泊することになったらどうしよう」という不安がありました。

それでも、「いざとなったら1人最高3万円補償だから親子で6万円あればホテル探しにも困らないだろう」という安心がありました。

使わなければ(請求がなければ)それにこしたことはないですし、海外旅行保険はきちんと補償内容までチェックしておきましょう。

 

そして、いざというときに少しでも英語が話せると便利です。

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旅行用コースがあるスクールも多いです。

旅行コースはだいたい1ヵ月ほどで学べます。

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遅延証明書をもらったり、航空機遅延で1泊するとなると、航空機トラブルなどでない場合は、自分で宿泊先を探さないといけませんからね。

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