今から50年以上前のディズニー映画「王様の剣」の原作は、中世イギリスの国王「アーサー王」の物語を書いた、イギリスの作家、T・H・ホワイトの小説「永遠の王」の第1部「石に刺さった剣」です。
王様の剣 The Sword in the Stone 1963年
主な登場人物
- ワート(アーサー)
- マーリン(魔法使い)
- アルキメデス(マーリンと暮らしているふくろう)
- マダム・ミム(魔女)
- エクター(ワートが働く城の主)
- ケイ(エクターの息子)
φ(..)メモメモ
- 原作は、イギリスの作家 T・H・ホワイト の「石の中の剣」
王様の剣のあらすじ
中世のイギリス、国王がいない混乱した時代のお話です。
みなしごで、エクター(城主)の養子のワートは、お城で一生懸命働いていました。
エクターは実の息子のケイを騎士にしようとしています。
そんなある日、森に行ったワートは、魔法使いのマーリンに会います。
マーリンはワートに、教育の大切さ、生きるための勇気、知恵、愛などを魔法を使って教えるのです。
続きは本編で♪
キャラクター
主要キャラクターは少ないのですが、その分個性的なキャラクターが多いです。
- ワート(アーサー王)
- マーリン(魔法使い)
の2人が有名ですが、他にも、
- マダムミム(森に住む悪い魔法使い)
- アルキメデス(マーリンと暮らしているフクロウ)
この2人はキャラが濃いです。
アルキメデスは、皮肉屋で気難しいところがあるのですが、ホントはすごく優しくてワートを助けてくれます。
どちらもディズニーらしいキャラクターですよ。
伝説の剣エクスカリバー
エクスカリバーと聞くとFF(ファイナルファンタジー)を思い浮かべる人も多いと思います。
それだけ有名なこの伝説の剣エクスカリバーは、様々なアニメやゲームで使われています。
ファイナルファンタジーにいたっては、エクスカリバーの偽物「エクスカリパー」も出てきますよね。
こういうの・・・好きです。
王様の剣トラブル
原作があるお話は、往々にして多少のトラブルがあるようです。
王様の剣も例外ではなく、
- 格調高いイギリスの伝説が、アメリカ風に軽妙に描かれている
- 偉大なるアーサー王の子ども時代が貧層すぎる
- イギリスの伝統的なお話なのに典型的なアメリカの発音でしゃべっている
- 威厳のある大魔法使いが、ひょうきんなおじいさん
- BGMにジャズ調のものが使われている
などなど、公開当時はかなり批判を受けたようです。
王様の剣 予告編
※公式HP関連で王様の剣の予告編を見つけることができませんでした。ごめんなさい。
おすすめ度 ★★★★☆
かなり古い映画なので、画質は悪いし、言い回しは古いし、歌も単調です。
でも、内容は素晴らしいと思います。
8歳の息子と観ていたのですが、「勉強しないと!」という気になったようですよ。
(このやる気はいつまでもつかわかりませんが)
王様の剣好きに観て欲しいディズニー映画
王様の剣好きのみなさんに、私がおススメしたい映画は、
大人のみなさんには
子どもさんには
です。
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