2018年7月1日~29日まで、親子でフィリピンセブ島へ海外英会話留学に行きました。
私が持っているクレジットカードには旅行保険が付いているのですが、同伴者(息子:小学4年生)は保険適用外となる上、
- 航空機遅延
- スーツケースが届かない
などのトラブル時の補償がなかったので、ネットで海外旅行保険に申し込みました。
毎回、クレジットカード付帯の保険では不安なので、海外旅行保険に入るのですが、今まで保険金を請求したことはなかったんです。
でも、今回初めて保険金請求をしました。
台風で飛行機が遅延
私たちは、岡山空港利用だったため、セブへの直行便がなく、大韓航空利用で仁川空港(韓国)での乗り換えがあったんです。
セブで約1ヶ月過ごした帰りの日、ちょうど日本には台風が接近していたため、セブ⇒羽田行きは欠航になりました。
しかし、私たちは韓国経由なので無事韓国へは飛んだのですが、韓国から日本への便が遅延となり、仁川空港でしばらく待つことになったんです。
飛行機が欠航した場合・遅延した場合の補償は?
エンジントラブルなどの航空会社側のトラブルで欠航・遅延した場合、宿泊費・飲食費をみてもらえる場合があります(格安航空会社の場合はこの限りではありません)。
ただし、台風などの自然災害での欠航・遅延の場合、宿泊費・飲食費は自己負担です。
そのための旅行保険が「航空機遅延費用補償」です。
私が契約した「ネット海外旅行保険『たびとも』」では、6時間以上の遅延を対象に補償される契約でした。
今回、私は「8時間の遅延(delayed)」なので、補償対象となります。
飛行機が遅延した場合の手続き【注意点】
契約した旅行期間より伸びる場合は、手続きが必要な場合があります。
「たびとも」では、航空機が遅延・欠航した場合、保険期間が72時間を限度に延長されますが、それ以上延びる場合は、延長手続きが必要です。
また、帰国後の手続きに必要な、
- 領収書(レシートでもOK)
- 遅延証明書(航空会社の証明書)
などはしっかり持ち帰りましょう。
私は、遅延証明書を貰ってなかったのですが、正直に「もらってないです」と言うと、レシートだけで手続きしてもらえました。
いくら戻ってきたのか(実際の補償額)?
私たちは8時間ほどの遅延だったので、宿泊費ではなく飲食費の補償でした。
- 朝食代(スープ・コーヒー・水):12,000ウォン(1,034円)
- 昼食代(ハンバーガー・ビール):13,200ウォン(1,339円)
- おやつ(ドーナツ×3個):4,600ウォン(466円)
旅の疲れでそんなにお腹ががすいていなかったので、2人で29,800ウォン(2,839円)しか使ってなかったんです。
私たちが入っていたのは1人3万円まで補償してくれるものだったので、2人で6万円分食べれたのに…。
保険請求の流れ
帰国後の流れは、
- 8月3日:「たびとも」に電話
- 8月8日:書類が届く
- 8月13日:書類に記入・レシート・航空券のコピーを発送
- 8月22日:振込あり!
- 8月?日:振込完了のハガキが届く
と、最初の電話から3週間かからない程度で入金されました。
※携行品賠償補償などの場合はもっと時間がかかると思います
最高1人3万円まで補償されるといっても、使った金額分なので、使った分しか戻ってきません。
しかも、私はクレジットカードで支払っているので手数料が入っています。
そのため、私が飲食代として支払った金額は2,839円ですが、戻ってきた金額は2,817円でした。
多少の誤差はあるものの、そこまでレートに変化がなければ大きく違うこともなさそうですね。
その他の費用としては、コピーが必要な場合はコピー代がかかる。ということでしょうか(パスポートのコピーが必要な場合もある)。
切手代は必要ありませんでしたし、手数料をとられることもありませんでした。
海外旅行保険は必要
飛行機の遅延や欠航は運ですし、乗り継ぎがある場合はとくに、スーツケース(航空機寄託手荷物)の紛失・遅延も心配です。
また、子供と一緒の旅行であれば、病気やケガ、賠償責任(お店の商品を壊したとか)なども心配です。
私がセブに行ったときは、子供も大人も病院へ駆け込む人が多くいました。
いいクレジットカード(アメックス・ゴールドクラス)を持っている場合は、同伴者も補償の対象となる場合がありますし、航空機の遅延・スーツケース遅延紛失の補償もあります。
そうでない場合は、別途海外旅行保険に入るのがオススメですよ。