セブ島の南にある「オスロブ」では、ジンベイザメに会うことができます。
しかも、ダイビングではなくシュノーケリングでジンベイザメと一緒に泳げるんです!
そのため、子供でも大丈夫なんですよ。
ジンベイザメいなかったらどうしよう…。
という心配もなく、悪天候で海に出られないという場合を除き、99%以上の確率でジンベイザメに会える場所です。
行き方~オスロブ(Oslob)までどうやって行けばいい?
オスロブ(Oslob)へはセブ市内から公共のバスで行くこともできますが、
- 英語ができない
- 現地の友達(もしくは詳しい人)が一緒ではない
という方にはオススメしません。
オスロブツアーは、お値段がかなり高く、ツアーを利用しなければ半額以下で行くことが出来るのですが、ジンベイザメボートの受付はかなり混み合っているので、何も知らない人がフラッと行って申し込みができるようなところではありません。
どうしてもツアーを利用しないで行くのであれば、Grabカーの方と交渉して1日貸切りでお願いするのがいいと思います。
ただし、やはりこれは英語である程度の意思疎通ができる人向けです。
ツアー会社選びが大事【重要ポイント】
オスロブ(Oslob)へ行くなら、ツアー会社を通すのが、楽だし、ボートに乗るまでの時間が短い(なんか説明とかすっ飛ばしてすぐに乗れた)のでオススメです。
ただし、ツアー会社によってサービスや値段が随分違います。
私が利用したツアーは、オスロブとトゥマログの滝ツアー・食事なしで、1人:7,150ペソ(約15,700円)とかなり高額でした。
そのため、日本である程度ツアー会社をしぼってから行くのがオススメです。
セブはネット環境がよくないので、画像が多いサイトはなかなか立ち上がりません!そのため、旅行前にチェックしておきましょう。
もしくは、現地の日本人向けフリーペーパー「セブポット」などを利用すると、留学中の方なら学割が効くこともあるのでチェックしてみてくださいね。
ツアーの内容
トゥマログ(ツマログ)の滝
ジンベイザメツアーをメインとして、
- ジンベイザメ・スミロン島
- ジンベイザメ・トゥマログの滝
- ジンベイザメ・カウサン滝
など、ツアーは何かとセットになっています。
スミロン島はオスロブから目視できる距離にある島で、人気のスポットです。
私たちは、翌週に別の島でシュノーケリングをする予定だったので、滝へ行くことにしました。
この辺りで一番大きく、有名な滝はカワサンフォール(カワサン滝)です。
しかし、少しジンベイザメのところから距離があるため、ツアー料金も割高になりますし、時間がかかるということだったので、私たちは、オスロブでゆっくりしようと(ジンベイザメとゆっくり泳ぎたかった)、カワサン滝ではなくトゥマログの滝を選んだのですが、シュノーケリングの場合、ジンベイザメと過ごす時間は個人で選べません。
ですので、子供さんが未就学児であったり、あまり体力がない場合を除き、カウサン滝とのセットでも問題ないと思います。
オスロブへ行くときの注意点
オスロブへ行く場合は、
- 朝早いので体調管理に注意
- 酔いやすい人は対策が必要
片道3時間ほどかかるので朝4時頃に出発します。
行きは2時間ほどで着きますが、帰りは4時間ほどかかりました(朝は渋滞がないため)。
道中は大きな道を通りますが、道が悪く、さらにたくさんいるハーバルハーバル(バイクタクシー)をムリヤリ追い抜くため揺れます!
今まで車酔いしたことがない息子が吐くほどでした。
持って行ったほうがいいもの
マリンシューズを履いてます
オスロブへ行くなら、
- マリンシューズ(ウォーターシューズ)
- タオル
- 水中カメラ
- サングラス
- 日焼け止め
- 虫よけスプレー
- 酔い止め
などを持て行くのがオススメです。
サンダルだと流される可能性があるので、特に滝へ行く方はマリンシューズがいいと思います。
私たちは、滝へ行くときは歩くかと思って、スニーカーを履いて、マリンシューズは持っていきました(結局バイクタクシーを利用したのでスニーカーで行く必要はなかったです)。
また、オスロブはジンベイザメとの2ショットが撮りやすいところなので、水中カメラがあったほうがいいと思います(私が使ったのはTG-870)。
そして、滝は蚊が多いので虫よけも持っていたほうがいいですよ。
虫よけスプレーは、少し強力なものにしておくか、現地で買うのがオススメです。
海外の蚊のパワーはすさまじい…。
オスロブ・トゥマログの滝ツアー失敗談
日本語が話せるフィリピンガイドさん同伴のツアーを申込みました。
夏休み前のため参加者が私たち親子だけだったので、貸切ツアーです。
貸切なのは嬉しいのですが、大人2人からのツアーのため、息子も大人料金となり、2人で14,300ペソ(約31,000円!)の高額ツアーとなりました。
4時30分出発の14時30分着のたった10時間のツアー(しかも半分以上移動時間)なのに…。
行きは渋滞がないため、6時45分にはオスロブのツアー会社に到着しました。
その後、滝を見てまわって帰路についたのは9時30分です。
つまり、滞在時間は3時間ほどだったんです!
それなら、スミロン島やカワサン滝にも行きたかった!
カワサン滝まではそこそこ距離があるので、1日でまわるのは大変だって言われたけど、全然そんなことないと思います!
こっちは移動中車で寝てればいいんだし。
むしろ、一番車が混む日曜の昼頃にダラダラ移動して帰るほうがしんどいと思います。
ジンベイザメと泳げるツアー体験談
2018年7月8日(日)、朝4時30分にコンドミニアムを出発し、6時45分にオスロブのツアー会社に到着しました。
ジンベイザメのボートが出ているところの周辺には、数多くのツアー会社が点在しています。
そのツアー会社を通して、ボート乗り場へ向かうというシステムのようです。
私たちは、ツアー会社で着替えをすませ、そこから軽トラに乗って、ジンベイザメのボートが出ているところへ移動しました。
ロッカーもありましたが、私たちは貸切ツアーだったため、迎えにきてくれた車(普通のセダン)の中で着替えさせてもらいました。
セブの車は、防犯上なのか、どの車もフロントガラス以外スモークフィルムを貼っているので、中で着替えても外から見えません(前からは見えるけど)。
ここで、運転手さん・ガイドさんは待機するため、荷物は車の中に置いたままにできましたが、つまりここからは、英語しか通じない人ばかりと行動することになります。
セブにしてはトイレがキレイ!
軽トラの荷台に乗って、ボート出発地点へ移動します。
ジンベイザメと泳ぐときの注意点
ここからは、軽トラの運転手さんの後ろについていき、講習(英語)はすっとばし(上の画像にある日本語の注意書きを読むだけ)、割り振られた番号をしっかり覚えて、浜辺で番号が呼ばれるのを待ちます。
番号が呼ばれたら、救命胴着とシュノーケリングセットをゲットし(シャワーの近くで受けることができました。これも一緒にいてくれる方がいないとわからないかもしれません)、軽トラの運転手さんと別れボートへ向かいます。
軽トラの運転手さんの顔・服装をよく覚えておきましょう。
ジンベイザメウォッチングから戻ってきたときに、その人を探すのにかなり手間取りました(息子が服の色を覚えていたのでたすかりましたが、あやうく迷子になるところでした)。
ジンベイザメと会える回数は無限大?
ジンベイザメは浜辺から見えるところにいます。
そのため、ボートでの移動時間は1分ほどです。
10人くらいが乗れる手漕ぎボートでジンベイザメがいるところまで向かいます。
ジンベイザメを操っている人たちもたくさんいます。
エサをわっさわっさあげているので、ジンベイザメがついてくるんですね。
ここ海上での滞在時間は10分ほどですが、かなりの至近距離で見れますし、次から次へとジンベイザメがやってくるので、シャッターチャンスは50回以上あると思います。
私は、水が苦手なので…がんばったのですが2分ほどでボートへ戻りました(しかも手伝ってもらって…というか助けてもらって)。
そもそも水が苦手な人が来る場所ではなかったようです。
そのため、息子の写真は船頭さんにお願いして撮ってもらいました。
こんなにたくさんの人がいるのに、日本人に会うことはなく、同じ船に乗っている人は全員韓国人でしたよ。
セブは、オスロブに限らずどこに行っても韓国人でいっぱいでした。
岸に戻ってからは、軽トラの運転手さんを見つけ、また軽トラでツアー会社まで戻ります。
※ここは駐車場が少なく停めることができないようなので、違う軽トラが違う場所に向かえにきていました。軽トラを覚えるのではなく運転手さんを覚えておきましょう!
Tumalog Fallsトゥマログ(ツマログ)の滝ツアー体験談
滝の入口(受付)
ジンベイザメツアーの場所から車で10分ほどのところに、Tumalog Falls(トゥマログの滝)があります。
トゥマログの入口(車進入禁止のところ)から、滝の入口(受付)まで歩いても行けますが、舗装されている道とはいえアップダウンの激しいところなので、バイクタクシーで行くのが楽です(バイクで片道2分ほど)。
バイクタクシーは往復でお願いするので、行きでお願いしたバイクの番号を必ず覚えておいて、帰りは滝の入口(受付)でその番号を伝えると、無線で連絡をとってくれ同じバイクが迎えにきてくれる。というシステムです。
Tumalog Fallsツマログ滝(トゥマログの滝)の水は冷たい
滝は深くないのですが、滝の水は冷たいので、とくに大人より水に浸かる範囲が多い子供は長時間入っていられないかもしれません。
ボクは数分でギブアップしたよ。
また、そんなに手入れされているわけではない自然の滝なので、キレイかどうかと聞かれると…微妙です。
ツマログ滝(トゥマログの滝)にはドクターフィッシュがいる
滝の少し下にある池?には、ドクターフィッシュがいるので、セブの水流の弱いシャワーで落としきれていない汚れた角質を食べてもらうことができます。
ツルツルになるよ。
オスロブツアーの食事
帰りは、カルカルシティ(Carcar city)にある、アカシアグリルレストラン(Acacia Grill)に寄っていただきました。
私たちのツアーは食事がついていないので、朝(4時30分出発なので)とお昼はどこかレストランに寄ってもらうことができます。
朝は息子が酔ってしまったため直行で現地へ行ってもらいましたが、お昼は「現地の料理が食べたい」とリクエストして、ここへ寄ってもらいました。
アカシアグリルレストラン
頼むメニューにもよると思いますが、私はそんなにオススメしません。
雰囲気はよかったのですが…。
- マンゴーシェイク:85ペソ
- オレンジジュース:65ペソ(写真なし)
- パンシット(焼きそばみたいなの)小:90ペソ
- エビ:160ペソ
- さかな:180ペソ
メニューには書いてあるものでも、ないもの(作れないもの)が多いのがセブ流です。
そして魚以外はそんなに美味しくな…ってことで完食できませんでした。
Carcar Acacia Grill Restaurant情報
- 住所:6019 Carcar, Cebu Acacia Grounds, Tangasan Valladolid
- 営業時間:9時~21時
カルカルシティ名物のChicharon(チチャロン)
アカシアグリルレストランの敷地内には、なぜかサンダル屋さんばかりが集まったエリアがありました。
1足:400ペソほど(約850円)でしたよ。
また、カルカルシティは、チチャロンが名物なので、たくさんの売り子さんが売り歩いていました。
チチャロンは、豚バラの特に脂身が多い部分?をカリカリに揚げたもので、ルスタンス(アヤラモールのスーパーマーケット)やメトロ(アヤラモールにある安いスーパー)でも買うことができます。
でも、どうせなら名物だという現地のものを食べてみたい!と買ったのですが…味はやっぱり同じでした。
左:バナナチップス20ペソ
右:チチャロン30ペソ
まとめ
オスロブツアーには行ってよかったと思うし、ガイドさんが親切で楽しく過ごせました。
でも、とにかく高かったです!
ツアーは値段が安ければいいというものではないけれど、選ぶときは必ず何社か比較するようにしましょう。
また、何でも現地で調達できるものではないので、必要なものは忘れず持っていくようにしましょうね。
オスロブについては、「セブ親子留学日記7日~9日」にも書いています