岡山県久米郡美咲町にある亀甲(かめのこう)駅舎はカメです。
だって亀甲ですもの
かめのこう駅構内はカメだらけ
亀甲駅を正面から見るとこんな感じです。
まさしくカメです。
津山線は無人駅が多いのですが、亀甲駅は有人駅で、普通に、駅員さん?(切符見る人)に、
「行ってきまーす」
「いってらっしゃーい」
「おかえりなさい」
・・・と近所のおばちゃんと会話するみたいに、みなさん話をしてました。
あっ!
みなさんといっても、私が駅に滞在している間に、汽車(電車ではない)が一度とまりましたが、乗る人1人・降りる人1人でした。
つまり、みなさん=2人です。
黄福物語~美咲町黄福プロジェクト
駅構内では、黄福の黄色いハンカチ(1枚100円)が売られてました。
美咲町では、「黄色」と「幸福」をかけ合わせた「黄福(こうふく)」をキーワードに、 黄色をシンボルカラーとしたまちづくり「美咲 黄福物語」を展開しているそうです。
黄色は幸せを招く色と言われています。
『黄福(こうふく)』とは、その「黄色」と「幸福」をかけあわせた言葉・・・美咲町では、名物「たまごかけごはん」をはじめとする『黄福』な「食」や「風景」に数多く出会えるのです。
※美咲町役場HPより
生きている亀にも会える
亀甲駅構内は、
- 亀グッズ
- 亀の置物
- 亀甲形の?テーブル
- 亀甲駅スタンプ
- 生きている亀たち
などなど、カメだらけでした。
どうしてカメなの?
亀甲駅前だけこんなに亀だらけなのかと思いきや、歩いていける範囲に、
ふれあい亀太郎ロビー
亀橋
など、駅から出てもカメだらけです。
名前の由来~亀甲岩の歴史
また、歩いていける範囲に亀甲の地名の由来となったといわれている亀甲岩があります。
亀甲岩伝説1
この地で行き倒れた巡礼者を、村人が供養して葬りました。
ある蒼い月の夜に、巨大な岩が弘法大師の尊像を乗せて地上にせりあがってきました。
その岩の形が亀に似ていたので亀甲岩とよばれ、それがやがて地名になった。
亀甲岩伝説2
稲荷山城主だった原田三河守の娘が新免伊賀守に嫁いだ際に、原田三河守は娘に里帰りして欲しかったので立派な別荘を造りました。
その屋敷に大きなカメに似た岩が出たので、原田三河守が吉兆だと大変喜び、大切に残しました。
その岩が亀甲岩である。
歩いてみよう亀甲
駅から歩いていける範囲に、おすすめランチスポットがあります。
岡山県北の駅・列車
- 因美線…那岐駅
- 智頭線…宮本武蔵駅
- 片上鉄道…吉ヶ原駅・黄福柵原駅
- 津山駅近く…津山学びの鉄道館
- 因美線…美作スローライフ列車